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四章 二幕:望まぬ神の代理人
四章 二幕 9話-1
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―――そろそろ起きてください。
夢の中で、優しい声が響いた。
長い髪、美しい容姿、少しわがままで、よく表情が変わる人。
この人は、誰だ。
レオンハルトは名を尋ねようと口を開いた。だが、発せられた声は自分のものではなく、言葉も思っていたものとは違った。
―――お前はいつもやかましいな。
―――必要なことを申し上げているだけです。ほら、起きましょう。遅れますよ。
―――構うものか。
―――構ってください。叱られるのは私なのですよ。
―――お前もいい加減諦めろ。私のような出来損ないの傍に居ても損するばかりだぞ。
―――損得でお傍にいるわけではありませんよ。
―――損得じゃない理由などあるか。
―――私はただ、貴方のお傍にいたいだけです。
―――傍に居るだけでいいのか?
―――はい、私はレオ様を愛しておりますから。
―――勝手に愛称で呼ぶな。
―――愛しているのはいいのですか?
―――お前は上げ足ばかり取るのだな、ルー。
ハッとして、目が覚めた。
心臓が、大きく脈打っている。直感で分かった。これは禁書庫が自分を呼んでいる、と。
だから、一度目を瞑り、心の中で「行くものか」と強く自分に言い聞かせる。
鼓動が落ち着くまで待って、再び目を開いた。
違和感の残る夢だ。いつもなら朧なまま終わるのに、今日はやけにはっきりと記憶に残るものだった。
彼らは誰だろう。しかし、思い当たる人物は記憶の中に居そうにない。
考えても仕方ない。そう思い、無意識にルヴィウスの温もりに手を伸ばす。が、そこにルヴィウスはおらず、すでにシーツは冷たかった。
お互いを繋ぐバングルで位置を確認すると、藍玉宮の区域内にいると分かった。時刻を確かめると、すでに八時を回っている。先に起きて散歩でもしているのかもしれない。
レオンハルトはベッドから降りて体をぐっと伸ばした後、ひとまず支度をすることにした。
着替えの最中、両手首にはめられた魔力封じのバングルに目が留まる。自分で外そうと思えば出来なくもないが、ルヴィウスに外してもらったほうが安全だ。
支度を終えたレオンハルトは、まずはルヴィウスを探そうと部屋から出るためドアノブへと手を掛けた。瞬間、ぱちん、と弾かれる。
「あ~…ルゥが結界掛けてるんだった……」
仕方ない、ハロルドを呼ぼう。いや、その前にルヴィウスに通信魔法で連絡を取ろう。
レオンハルトは右耳ピアスに魔力を流し込み、通信を繋げる。ジジっ、とノイズが走り、そのあと、ぷつり、と切れた。
ピアスに組み込んだ術式の調子が悪いのかと、バングルのほうでも通信を繋げてみる。また同じように、ジジっ、とノイズが走る音がして、今度はルヴィウスの声が聞こえた。
『おはよう、で、あっているかな?』
「ルゥ?」違和感を覚えたレオンハルトは眉根を寄せた。「今、どこにいる?」
『あぁ、私を筥と勘違いしているのか。そういえば自己紹介をしていなかったな』
「誰だ、お前」
『知りたければ筥を迎えに来るといい。お前なら探し出せるだろう? そうそう、この手首の魔道具でお前の魔力を分けてもらおう。どこまでこの体がもつか分からないが』
そこで、ぷつり、と通信が切れた。瞬間、バングルが急激にレオンハルトの魔力を吸いだした。こんなスピードで魔力を受け取ったら、ルヴィウスの体が持たない。
居てもたってもいられなくなったレオンハルトは、バングルを座標に転移を試みた。が、結界の中だからなのか、術が発動しない。
通信に応えた声は確かにルヴィウスのものだった。しかし、明らかに彼ではなかった。そして間違いなく、ルヴィウスはいま危険な状態に置かれている。
早く助けに行かなければならないが、結界を無理やりこじ開けるには、体内の魔力を増幅させる必要がある。しかし、それでバングルと繋がっているルヴィウスに何かあったら……。
まずはここから出よう。そう決めたレオンハルトは、自分専用の黄金の伝言蝶でガイルとハロルドを呼んだ。
藍玉宮の控えの間に待機していた二人は、すぐさまやってきて、レオンハルトを結界が張られた私室から廊下へと出す。
ルヴィウスが、『レオンハルトは一人では出られない』という認識魔法を応用した術を重ね掛けしていたため、無茶な方法を取らずに済んだ。これがなかったら、結界を内側から壊す以外の手がなかっただろう。
結界から出てすぐ、座標をルヴィウスのバングルに合わせ、もう一度転移魔法を試みる。だが、失敗した。
転移魔法は、座標が不明の際に弾かれるような感覚が返ってくるのだが、まさにレオンハルトの身にもそれが起こった。術を発動する魔力が足りないのか、そう考え次の手を打つ。
「ハロルド、この枷、外せるか」
「はい、すぐに」
「ガイルは人を集めてルゥを探してくれ」
「わかりました」
ガイルはすぐに使用人たちを集め、ルヴィウスを探す指示を出す。ハロルドはややもたつきながらも、レオンハルトの両手首から魔力封じの枷を外した。
いつも通り魔力を細かく扱えるようになったレオンハルトは、すぐさまルヴィウスの位置を探索する。
ぼんやりとしていて、はっきりしない。藍玉宮の敷地内のどこかにいることは確かなのに、正確な位置が掴めない。こんなことは初めてだ。
なぜ……? 嫌な予感が広がっていく中、ガイルが収集した情報から有益と思われるものを報告してくる。
「殿下、侍女が今朝、藍玉宮の裏庭を歩くルヴィウス様を見たそうです」
「裏庭……?」
ざっと血の気が引いた。
裏庭を抜けると、その先に祠がある。古代魔法の封印が掛けられた石造りの扉がついていて、その先は地下へと続く階段だ。階段は、禁書庫へと続いている。
「俺が、行かないから……」
もしかして、ルヴィウスが呼ばれたのか。その可能性はある。禁書庫が何に反応しているのか分からないが、見つけられるのもたどり着けるのもレオンハルトだけだった。もしも、レオンハルトの魔力の波長に反応しているとしたら、ルヴィウスが呼ばれる可能性はゼロではない。
レオンハルトは振り返ると同時に転移魔法で禁書庫へと続く祠の前へ移動した。
目の前に現れた石造りの祠。閉じられているはずの扉は、開いていた。
通い慣れた空間であるはずなのに、まるで暗闇の底から呼んでいるかのように感じられる。
背後から吹いてきた風がレオンハルトの背中を押した。同時に、ぽつ、ぽつ、と階段を下るように明かりが灯っていく。
一歩、足を踏み出した。だが、躊躇った。
いま禁書庫へ行けば、新たなウェテノージルの欠片を受け取ってしまうかもしれない。もしヒースクリフが恐れていることが現実となってしまうのなら、レオンハルトはウェテノージルの再来として、神の代理人となり悠久の時を生きねばならないかもしれない。
そこに、ルヴィウスはいないのだ。誰もかれもが、レオンハルトを置いていく。果たして、それに耐えられるのだろうか。
レオンハルトは、きゅっ、と拳を握りしめ、顔を上げた。
ルヴィウスがいない世界など、耐えられない。けれど、ルヴィウスが生きていた世界ならば……。
心を決めたレオンハルトは、扉をくぐり、階段を下へと降りる。
歓迎するかのように灯りが揺らめく。あちこちに張り巡らされた古代魔法の魔術陣が、美しく煌めいている。
禁書庫の入口まで辿り着くと、いつもなら封印されているはずの扉が開いていた。
バングルからは、流れる魔力量を調整しているにも関わらず、その機能を無視するかのように、普段よりも多くの魔力がルヴィウスに向かって流れている。
レオンハルトが一歩中へ足を踏み入れると、いつも通り、誘導のランプが揺らめきながら現れた。その後に続いて、星空のような暗闇を奥へと進む。
右へ、左へ、トラップを避けるように蛇行するランプに従い、通い慣れたルートを進んでいくと、ぼんやりとテーブルと椅子、そして誰かのシルエットが見え始めた。
ランプが止まり、止まれと合図するかのように、くるり、と一回転して上昇する。
ティー・セットが置かれたテーブルには、開かれた状態の1冊の本。椅子に座り、優雅に紅茶を飲む人物が一人。
姿かたちはルヴィウスだが、雰囲気は真逆だ。底冷えするような冷気を纏い、跪いてしまいたくなるような絶対的支配者の気配がする。おおよそ、人とは思えないほどの気配だ。
レオンハルトは奥歯を噛み締め、ルヴィウスの姿をした“それ”を睨みつけた。
“それ”は、優雅に脚を組み替えながら、レオンハルトに冷たく微笑む。
夢の中で、優しい声が響いた。
長い髪、美しい容姿、少しわがままで、よく表情が変わる人。
この人は、誰だ。
レオンハルトは名を尋ねようと口を開いた。だが、発せられた声は自分のものではなく、言葉も思っていたものとは違った。
―――お前はいつもやかましいな。
―――必要なことを申し上げているだけです。ほら、起きましょう。遅れますよ。
―――構うものか。
―――構ってください。叱られるのは私なのですよ。
―――お前もいい加減諦めろ。私のような出来損ないの傍に居ても損するばかりだぞ。
―――損得でお傍にいるわけではありませんよ。
―――損得じゃない理由などあるか。
―――私はただ、貴方のお傍にいたいだけです。
―――傍に居るだけでいいのか?
―――はい、私はレオ様を愛しておりますから。
―――勝手に愛称で呼ぶな。
―――愛しているのはいいのですか?
―――お前は上げ足ばかり取るのだな、ルー。
ハッとして、目が覚めた。
心臓が、大きく脈打っている。直感で分かった。これは禁書庫が自分を呼んでいる、と。
だから、一度目を瞑り、心の中で「行くものか」と強く自分に言い聞かせる。
鼓動が落ち着くまで待って、再び目を開いた。
違和感の残る夢だ。いつもなら朧なまま終わるのに、今日はやけにはっきりと記憶に残るものだった。
彼らは誰だろう。しかし、思い当たる人物は記憶の中に居そうにない。
考えても仕方ない。そう思い、無意識にルヴィウスの温もりに手を伸ばす。が、そこにルヴィウスはおらず、すでにシーツは冷たかった。
お互いを繋ぐバングルで位置を確認すると、藍玉宮の区域内にいると分かった。時刻を確かめると、すでに八時を回っている。先に起きて散歩でもしているのかもしれない。
レオンハルトはベッドから降りて体をぐっと伸ばした後、ひとまず支度をすることにした。
着替えの最中、両手首にはめられた魔力封じのバングルに目が留まる。自分で外そうと思えば出来なくもないが、ルヴィウスに外してもらったほうが安全だ。
支度を終えたレオンハルトは、まずはルヴィウスを探そうと部屋から出るためドアノブへと手を掛けた。瞬間、ぱちん、と弾かれる。
「あ~…ルゥが結界掛けてるんだった……」
仕方ない、ハロルドを呼ぼう。いや、その前にルヴィウスに通信魔法で連絡を取ろう。
レオンハルトは右耳ピアスに魔力を流し込み、通信を繋げる。ジジっ、とノイズが走り、そのあと、ぷつり、と切れた。
ピアスに組み込んだ術式の調子が悪いのかと、バングルのほうでも通信を繋げてみる。また同じように、ジジっ、とノイズが走る音がして、今度はルヴィウスの声が聞こえた。
『おはよう、で、あっているかな?』
「ルゥ?」違和感を覚えたレオンハルトは眉根を寄せた。「今、どこにいる?」
『あぁ、私を筥と勘違いしているのか。そういえば自己紹介をしていなかったな』
「誰だ、お前」
『知りたければ筥を迎えに来るといい。お前なら探し出せるだろう? そうそう、この手首の魔道具でお前の魔力を分けてもらおう。どこまでこの体がもつか分からないが』
そこで、ぷつり、と通信が切れた。瞬間、バングルが急激にレオンハルトの魔力を吸いだした。こんなスピードで魔力を受け取ったら、ルヴィウスの体が持たない。
居てもたってもいられなくなったレオンハルトは、バングルを座標に転移を試みた。が、結界の中だからなのか、術が発動しない。
通信に応えた声は確かにルヴィウスのものだった。しかし、明らかに彼ではなかった。そして間違いなく、ルヴィウスはいま危険な状態に置かれている。
早く助けに行かなければならないが、結界を無理やりこじ開けるには、体内の魔力を増幅させる必要がある。しかし、それでバングルと繋がっているルヴィウスに何かあったら……。
まずはここから出よう。そう決めたレオンハルトは、自分専用の黄金の伝言蝶でガイルとハロルドを呼んだ。
藍玉宮の控えの間に待機していた二人は、すぐさまやってきて、レオンハルトを結界が張られた私室から廊下へと出す。
ルヴィウスが、『レオンハルトは一人では出られない』という認識魔法を応用した術を重ね掛けしていたため、無茶な方法を取らずに済んだ。これがなかったら、結界を内側から壊す以外の手がなかっただろう。
結界から出てすぐ、座標をルヴィウスのバングルに合わせ、もう一度転移魔法を試みる。だが、失敗した。
転移魔法は、座標が不明の際に弾かれるような感覚が返ってくるのだが、まさにレオンハルトの身にもそれが起こった。術を発動する魔力が足りないのか、そう考え次の手を打つ。
「ハロルド、この枷、外せるか」
「はい、すぐに」
「ガイルは人を集めてルゥを探してくれ」
「わかりました」
ガイルはすぐに使用人たちを集め、ルヴィウスを探す指示を出す。ハロルドはややもたつきながらも、レオンハルトの両手首から魔力封じの枷を外した。
いつも通り魔力を細かく扱えるようになったレオンハルトは、すぐさまルヴィウスの位置を探索する。
ぼんやりとしていて、はっきりしない。藍玉宮の敷地内のどこかにいることは確かなのに、正確な位置が掴めない。こんなことは初めてだ。
なぜ……? 嫌な予感が広がっていく中、ガイルが収集した情報から有益と思われるものを報告してくる。
「殿下、侍女が今朝、藍玉宮の裏庭を歩くルヴィウス様を見たそうです」
「裏庭……?」
ざっと血の気が引いた。
裏庭を抜けると、その先に祠がある。古代魔法の封印が掛けられた石造りの扉がついていて、その先は地下へと続く階段だ。階段は、禁書庫へと続いている。
「俺が、行かないから……」
もしかして、ルヴィウスが呼ばれたのか。その可能性はある。禁書庫が何に反応しているのか分からないが、見つけられるのもたどり着けるのもレオンハルトだけだった。もしも、レオンハルトの魔力の波長に反応しているとしたら、ルヴィウスが呼ばれる可能性はゼロではない。
レオンハルトは振り返ると同時に転移魔法で禁書庫へと続く祠の前へ移動した。
目の前に現れた石造りの祠。閉じられているはずの扉は、開いていた。
通い慣れた空間であるはずなのに、まるで暗闇の底から呼んでいるかのように感じられる。
背後から吹いてきた風がレオンハルトの背中を押した。同時に、ぽつ、ぽつ、と階段を下るように明かりが灯っていく。
一歩、足を踏み出した。だが、躊躇った。
いま禁書庫へ行けば、新たなウェテノージルの欠片を受け取ってしまうかもしれない。もしヒースクリフが恐れていることが現実となってしまうのなら、レオンハルトはウェテノージルの再来として、神の代理人となり悠久の時を生きねばならないかもしれない。
そこに、ルヴィウスはいないのだ。誰もかれもが、レオンハルトを置いていく。果たして、それに耐えられるのだろうか。
レオンハルトは、きゅっ、と拳を握りしめ、顔を上げた。
ルヴィウスがいない世界など、耐えられない。けれど、ルヴィウスが生きていた世界ならば……。
心を決めたレオンハルトは、扉をくぐり、階段を下へと降りる。
歓迎するかのように灯りが揺らめく。あちこちに張り巡らされた古代魔法の魔術陣が、美しく煌めいている。
禁書庫の入口まで辿り着くと、いつもなら封印されているはずの扉が開いていた。
バングルからは、流れる魔力量を調整しているにも関わらず、その機能を無視するかのように、普段よりも多くの魔力がルヴィウスに向かって流れている。
レオンハルトが一歩中へ足を踏み入れると、いつも通り、誘導のランプが揺らめきながら現れた。その後に続いて、星空のような暗闇を奥へと進む。
右へ、左へ、トラップを避けるように蛇行するランプに従い、通い慣れたルートを進んでいくと、ぼんやりとテーブルと椅子、そして誰かのシルエットが見え始めた。
ランプが止まり、止まれと合図するかのように、くるり、と一回転して上昇する。
ティー・セットが置かれたテーブルには、開かれた状態の1冊の本。椅子に座り、優雅に紅茶を飲む人物が一人。
姿かたちはルヴィウスだが、雰囲気は真逆だ。底冷えするような冷気を纏い、跪いてしまいたくなるような絶対的支配者の気配がする。おおよそ、人とは思えないほどの気配だ。
レオンハルトは奥歯を噛み締め、ルヴィウスの姿をした“それ”を睨みつけた。
“それ”は、優雅に脚を組み替えながら、レオンハルトに冷たく微笑む。
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