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四章 二幕:望まぬ神の代理人
四章 二幕 9話-2
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「はじめまして、今代の管理人、レオンハルト・ルース・ヴィクトリア。またの名を、偉大なる獅子の名を忘れた者、とでも言おうか」
そう言ったルヴィウスの姿をした何かは、ぱちん、と指を鳴らす。途端、バングルから流れていく魔力が弱まり、細くなり、やがて流れ自体が停止した。
「お前は、誰だ」
「私か?」
椅子から立ち上がった何者かは、ゆっくりとレオンハルトに近づいた。
そして、レオンハルトの顎を、右手の人差し指で少し持ち上げる。
もしルヴィウスが同じことをするとしたら、利き手の左側を使うだろう。小さなことだが、こんな仕草にもルヴィウスとの違いを見せつけられた気がした。
何者かは銀月色の目を細めて言った。
「私の名は、ウェテノージル」
「は?」
「なんだ、まさか魔王の名を知らぬのか?」
ウェテノージルと名乗った何者かは、目を瞬かせた。
「ウェテノージルは二千年以上前に消えたはずじゃ……」
なんとかそう言い返したレオンハルトに、ウェテノージルは右の眉を上げ、口元に笑みを浮かべる。
「神の代理人にも事情はあるのだよ。まぁ、その事情に今から君を巻き込むのだが」
「すでにルゥを巻き込んでいるじゃないか。なぜルゥを呼んだ。俺を呼べばよかっただろう」
「何を分かり切ったことを。ルヴィウスがここにいるから来たのだろう?」
ウェテノージルに核心を突かれ、レオンハルトは黙り込んだ。確かに、ルヴィウスが関わっていなければ、ここへ来るつもりはなかった。
ウェテノージルは、そらみたことか、とでも言うような表情を浮かべたあと、踵を返しテーブルへ戻る。
「お前にはやってもらうことがある」
ウェテノージルはそう言い、テーブルの上の禁書を手に取った。
「読め」
それは頼み事ではなく、命令だった。差し出された禁書が、死刑宣告のように感じられる。
ウェテノージルが目の前にいる。ルヴィウスの体を借りて。それはつまり、他人に乗り移れるということだ。差し出された禁書を読んだら、レオンハルトはレオンハルトではなくなるかもしれない。だが、自分を明け渡せば、ルヴィウスは助かる。
レオンハルトはウェテノージルに近づき、差し出された禁書に手を伸ばした。
受け取ろうと禁書を自分のほうへと引いたが、予想に反し、ウェテノージルは禁書を離さなかった。
「よく聞け、偉大なる獅子の名を持つ者よ」
銀月の瞳が、真っ直ぐにレオンハルトを見つめ、強い想いを伝えてくる。
「諦めるな」
「え?」
「お前は昔からそうだ。すぐに諦めようとする。よくない癖だぞ。だいたい、私はお前から何かを奪うつもりはない。ただ約束を守っているだけだ。私たちは諦めなかった。だからレオンハルト、お前も諦める必要はない。力を手に入れたら、お前の筥を役目から解放し、まずは“普通”にしてやれ。選択はその後だ」
伝え終わるなり禁書から手を離す。と同時に、ルヴィウスの体が、ぐらり、と揺れた。
レオンハルトは咄嗟に手を伸ばし、崩れ落ちる寸前にルヴィウスを抱き留める。その拍子に、禁書が床に落ちた。
「ルゥっ! ルゥっ、目を開けてくれ!」
ルヴィウスに呼びかけたが、反応がない。レオンハルトは回復魔法を掛けたり、治癒魔法をかけたりしたが、ルヴィウスが目を開けることはなかった。
「ルゥ…、どうして……っ」
なぜ、目を開けてくれないのか。心臓は動いている。息もしている。でも、意識が戻らない。不安だけが募っていく。
とにかくここから連れ出そう。そう決めてルヴィウスを横抱きにしようとした時、床の上に落ち、ページが開いたままの禁書が目に入った。
読むな。そう思っているのに、目が離せない。無意識に、ルヴィウスを抱きしめる腕に力がこもる。
読まないと、禁書庫から出られない。ルヴィウスを助けるためには、この“最後”の禁書を読むしかない。
―――力を手に入れたら、お前の筥を役目から解放し、“普通”にしてやれ
ウェテノージルは、そう言って消えた。
直観が、禁書を読めば力が手に入ると言っている。何の力なのかは、明白だ。そしてその力があれば、ルヴィウスを助けられるのだろう。でもそれは、レオンハルトだけの筥だった彼を、解放することを意味する。
ルヴィウスは“普通”を手に入れるのだ。レオンハルトが手に入れられない“普通”を。そうしたらきっと、どんなに傍に居たとしても手の届かない存在になってしまう。
別れの予感がした。
いろいろな別れだ。
生まれ育った国との別れ、共に過ごしてきた人たちとの別れ、愛する人との別れ、そして、人としての自分との別れ。
そうやって大きすぎる力が、孤独を運んでくる。幼少期のように、誰にも触れられなくなるだろう。
ルヴィウスがいたから、世界が色づいた。ルヴィウスが支えてくれたから、人の温もりを知れた。ルヴィウスを愛したから、自分を大切にすることを学んだ。
力を手に入れたら、これまでの愛おしい日常は壊れ、二度と戻らない。でも……。
レオンハルトは溢れて零れ落ちた涙を拭い、ルヴィウスをそっと床に横たえた。
眠る愛おしい人の頬を撫で、触れるだけのキスをした。
「ごめん、ルゥ……、ごめん……」
愛している。誰よりも、何よりも。世界で唯一、愛する人。どうか、人ではなくなる俺を許して。
レオンハルトはルヴィウスの頬をもう一度撫でたあと、彼から離れ、開かれた禁書を手に取る。
~~~~~~~~~~
私が筥を愛する様は、まるでウェテノージルのようだったことだろう。
彼は、世界を壊そうとした。だから、バラバラに分けるしかなかった。
始まりの者であるイグドラシエルが、私に言ったことを覚えているか?
私の愛し子。彼はそう言ってくれた。
ウェテノージルが何と言ったか、覚えているか?
彼は、私を継ぐ者、と言ってくれた。
私は今、名前すら忘れていることだろう。
けれど、すぐ傍には愛おしい、愛おしい伴侶がいるはずだ。
彼は、私の―――そしてお前の、何よりも大切な者であり、世界そのものだ。
お前は、彼を愛している。私が、彼を愛したように。
もう二度と、奪われたくない。そうだろう?
絶対に、失いたくない。その感情がわかるか?
助けたいのなら、その方法を教えよう。
簡単なことだ。
これを読んで、最後の力を受け取ればいい。
力をその身に宿し、今度こそウェテノージルを継げ。
神の代理人たるお前は、総てを手にし、いずれこの世界の神になる。
お前に、不可能など無い。
お前はもう、出来損ないではない。
すべての欠片が揃ったら、ただ祈ればいい。
何を為すべきか分かるはずだ。
けれど、諦めてはいけない。
この先も共に在りたいという、その願いを諦めるな。
~~~~~~~~~~
読み終わると、ゆっくりとページが捲られた。
何も起こらないのだろうか。そう考えた時だった。
禁書のページが、凄まじい勢いで捲られていく。最後の1ページにたどり着いた瞬間、レオンハルトの心臓が、大きく脈打った。
今までとは違い、急激に増える魔力。
これまで受け取った魔力の総量と同じ……―――いや、それ以上の魔力が体の中から溢れ出てくる。
「う……っ、あっ、ぐぅ……っ」
息が苦しくなる。頭が割れそうだ。心臓も痛い。
レオンハルトはその場に蹲り、胸を押さえた。視界に、横たわったままのルヴィウスが映る。
「だめだ……っ」
魔力が、大きすぎる。バングルからルヴィウスに流れていく魔力を、まったく調整できない。
これを外さなければ。いくら筥とは言え、このままではルヴィウスを壊してしまう。
だが、どうやって? どちらのバングルも、ルヴィウスの意思がなければ外せない。
初めてこれを付けた時、そう設定した。まさか、こんなところであの日の自分の決定を悔やむとは思いもしなかった。
無理やり自分のバングルを破壊すればいいだろうか。いや、壊すには大量の魔力を流す必要がある。壊れるほどの魔力量が流れれば、間違いなく、ルヴィウスは無事ではいられない
額に汗が滲んでくる。視界が揺らぐ。考えが、まったく纏まらない。
もう、どうでもいい。ルヴィウスが傷つかなければ、なんだっていい。
レオンハルトは苦痛に耐えながらも、魔法で短剣を召喚した。
それが、ルヴィウスとの約束を破る行為であることだと、わかっていたのに。
そう言ったルヴィウスの姿をした何かは、ぱちん、と指を鳴らす。途端、バングルから流れていく魔力が弱まり、細くなり、やがて流れ自体が停止した。
「お前は、誰だ」
「私か?」
椅子から立ち上がった何者かは、ゆっくりとレオンハルトに近づいた。
そして、レオンハルトの顎を、右手の人差し指で少し持ち上げる。
もしルヴィウスが同じことをするとしたら、利き手の左側を使うだろう。小さなことだが、こんな仕草にもルヴィウスとの違いを見せつけられた気がした。
何者かは銀月色の目を細めて言った。
「私の名は、ウェテノージル」
「は?」
「なんだ、まさか魔王の名を知らぬのか?」
ウェテノージルと名乗った何者かは、目を瞬かせた。
「ウェテノージルは二千年以上前に消えたはずじゃ……」
なんとかそう言い返したレオンハルトに、ウェテノージルは右の眉を上げ、口元に笑みを浮かべる。
「神の代理人にも事情はあるのだよ。まぁ、その事情に今から君を巻き込むのだが」
「すでにルゥを巻き込んでいるじゃないか。なぜルゥを呼んだ。俺を呼べばよかっただろう」
「何を分かり切ったことを。ルヴィウスがここにいるから来たのだろう?」
ウェテノージルに核心を突かれ、レオンハルトは黙り込んだ。確かに、ルヴィウスが関わっていなければ、ここへ来るつもりはなかった。
ウェテノージルは、そらみたことか、とでも言うような表情を浮かべたあと、踵を返しテーブルへ戻る。
「お前にはやってもらうことがある」
ウェテノージルはそう言い、テーブルの上の禁書を手に取った。
「読め」
それは頼み事ではなく、命令だった。差し出された禁書が、死刑宣告のように感じられる。
ウェテノージルが目の前にいる。ルヴィウスの体を借りて。それはつまり、他人に乗り移れるということだ。差し出された禁書を読んだら、レオンハルトはレオンハルトではなくなるかもしれない。だが、自分を明け渡せば、ルヴィウスは助かる。
レオンハルトはウェテノージルに近づき、差し出された禁書に手を伸ばした。
受け取ろうと禁書を自分のほうへと引いたが、予想に反し、ウェテノージルは禁書を離さなかった。
「よく聞け、偉大なる獅子の名を持つ者よ」
銀月の瞳が、真っ直ぐにレオンハルトを見つめ、強い想いを伝えてくる。
「諦めるな」
「え?」
「お前は昔からそうだ。すぐに諦めようとする。よくない癖だぞ。だいたい、私はお前から何かを奪うつもりはない。ただ約束を守っているだけだ。私たちは諦めなかった。だからレオンハルト、お前も諦める必要はない。力を手に入れたら、お前の筥を役目から解放し、まずは“普通”にしてやれ。選択はその後だ」
伝え終わるなり禁書から手を離す。と同時に、ルヴィウスの体が、ぐらり、と揺れた。
レオンハルトは咄嗟に手を伸ばし、崩れ落ちる寸前にルヴィウスを抱き留める。その拍子に、禁書が床に落ちた。
「ルゥっ! ルゥっ、目を開けてくれ!」
ルヴィウスに呼びかけたが、反応がない。レオンハルトは回復魔法を掛けたり、治癒魔法をかけたりしたが、ルヴィウスが目を開けることはなかった。
「ルゥ…、どうして……っ」
なぜ、目を開けてくれないのか。心臓は動いている。息もしている。でも、意識が戻らない。不安だけが募っていく。
とにかくここから連れ出そう。そう決めてルヴィウスを横抱きにしようとした時、床の上に落ち、ページが開いたままの禁書が目に入った。
読むな。そう思っているのに、目が離せない。無意識に、ルヴィウスを抱きしめる腕に力がこもる。
読まないと、禁書庫から出られない。ルヴィウスを助けるためには、この“最後”の禁書を読むしかない。
―――力を手に入れたら、お前の筥を役目から解放し、“普通”にしてやれ
ウェテノージルは、そう言って消えた。
直観が、禁書を読めば力が手に入ると言っている。何の力なのかは、明白だ。そしてその力があれば、ルヴィウスを助けられるのだろう。でもそれは、レオンハルトだけの筥だった彼を、解放することを意味する。
ルヴィウスは“普通”を手に入れるのだ。レオンハルトが手に入れられない“普通”を。そうしたらきっと、どんなに傍に居たとしても手の届かない存在になってしまう。
別れの予感がした。
いろいろな別れだ。
生まれ育った国との別れ、共に過ごしてきた人たちとの別れ、愛する人との別れ、そして、人としての自分との別れ。
そうやって大きすぎる力が、孤独を運んでくる。幼少期のように、誰にも触れられなくなるだろう。
ルヴィウスがいたから、世界が色づいた。ルヴィウスが支えてくれたから、人の温もりを知れた。ルヴィウスを愛したから、自分を大切にすることを学んだ。
力を手に入れたら、これまでの愛おしい日常は壊れ、二度と戻らない。でも……。
レオンハルトは溢れて零れ落ちた涙を拭い、ルヴィウスをそっと床に横たえた。
眠る愛おしい人の頬を撫で、触れるだけのキスをした。
「ごめん、ルゥ……、ごめん……」
愛している。誰よりも、何よりも。世界で唯一、愛する人。どうか、人ではなくなる俺を許して。
レオンハルトはルヴィウスの頬をもう一度撫でたあと、彼から離れ、開かれた禁書を手に取る。
~~~~~~~~~~
私が筥を愛する様は、まるでウェテノージルのようだったことだろう。
彼は、世界を壊そうとした。だから、バラバラに分けるしかなかった。
始まりの者であるイグドラシエルが、私に言ったことを覚えているか?
私の愛し子。彼はそう言ってくれた。
ウェテノージルが何と言ったか、覚えているか?
彼は、私を継ぐ者、と言ってくれた。
私は今、名前すら忘れていることだろう。
けれど、すぐ傍には愛おしい、愛おしい伴侶がいるはずだ。
彼は、私の―――そしてお前の、何よりも大切な者であり、世界そのものだ。
お前は、彼を愛している。私が、彼を愛したように。
もう二度と、奪われたくない。そうだろう?
絶対に、失いたくない。その感情がわかるか?
助けたいのなら、その方法を教えよう。
簡単なことだ。
これを読んで、最後の力を受け取ればいい。
力をその身に宿し、今度こそウェテノージルを継げ。
神の代理人たるお前は、総てを手にし、いずれこの世界の神になる。
お前に、不可能など無い。
お前はもう、出来損ないではない。
すべての欠片が揃ったら、ただ祈ればいい。
何を為すべきか分かるはずだ。
けれど、諦めてはいけない。
この先も共に在りたいという、その願いを諦めるな。
~~~~~~~~~~
読み終わると、ゆっくりとページが捲られた。
何も起こらないのだろうか。そう考えた時だった。
禁書のページが、凄まじい勢いで捲られていく。最後の1ページにたどり着いた瞬間、レオンハルトの心臓が、大きく脈打った。
今までとは違い、急激に増える魔力。
これまで受け取った魔力の総量と同じ……―――いや、それ以上の魔力が体の中から溢れ出てくる。
「う……っ、あっ、ぐぅ……っ」
息が苦しくなる。頭が割れそうだ。心臓も痛い。
レオンハルトはその場に蹲り、胸を押さえた。視界に、横たわったままのルヴィウスが映る。
「だめだ……っ」
魔力が、大きすぎる。バングルからルヴィウスに流れていく魔力を、まったく調整できない。
これを外さなければ。いくら筥とは言え、このままではルヴィウスを壊してしまう。
だが、どうやって? どちらのバングルも、ルヴィウスの意思がなければ外せない。
初めてこれを付けた時、そう設定した。まさか、こんなところであの日の自分の決定を悔やむとは思いもしなかった。
無理やり自分のバングルを破壊すればいいだろうか。いや、壊すには大量の魔力を流す必要がある。壊れるほどの魔力量が流れれば、間違いなく、ルヴィウスは無事ではいられない
額に汗が滲んでくる。視界が揺らぐ。考えが、まったく纏まらない。
もう、どうでもいい。ルヴィウスが傷つかなければ、なんだっていい。
レオンハルトは苦痛に耐えながらも、魔法で短剣を召喚した。
それが、ルヴィウスとの約束を破る行為であることだと、わかっていたのに。
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