191 / 339
第4章
187.わがままな母のお願い
しおりを挟む
「はぁ、なんだか疲れたわ」
馬車に乗り込むと思わずため息と一緒にそんな言葉が出た。
ただ単に外へ出るのが久しぶりだからだというのもあるのだろうが、計画を実行しようと気合を入れ過ぎたのかもしれない。
どっと疲れが出たものだから、だらしなく背もたれに体を預けてしまう。
そんな私を心配そうにミリアは見つめていたが、声はかけて来なかった。
相変わらずぎこちない空気が漂っている。
いつからこんなに彼女と気まずくなってしまったのだっけ。
ああ、でも。
これが理想的な人との距離感なのだと思う。
もしかして、ミリアはそれを測って行動してくれているのかもしれない。
彼女の狙いが、どんなものであっても今の私にそれは有難い事だった。
「あら、エスティ。お帰りなさい」
屋敷に戻るとどこか疲弊した顔の母が私を出迎えた。
学院に帰ってきてお兄様以外の家族から出迎えられるのは初めてだ。
そもそもなぜ、お母さまが私に声など掛けるのだろう。
食事時以外は顔を合わせるのも嫌っているのに。
私を見つめる母の顔は前世の妻とそっくりで、胸をジクリと刺すから極力会いたくない。
「ねぇ、貴方からも言って下さらない? シルビアったらずっと部屋に籠っているのよ」
「えっ?」
何もないのに話しかけるなんてことをしないと思っていたから、どんな話を聞かされるかと思ったら。
まさかシルビアの事だったとは。
両親はお兄様の事も大事にしているけれど、シルビアの事は一等大事にしている。
それはもう、大事に大事に。
触れれば壊れてしまう宝石を愛でるように。
親としての姿としては、それはもうできた両親なのだと思う。
けれど、それが私にも向けられていればの話だ。
両親の当たりのキツさは年々強さを増している。
そんな私が両親とシルビアを見て、何とも思っていないはずがないのに。
きっとこの人たちにとって、私の感情などどうでも良いのだろう。
しかし、私を悪魔のように忌み嫌っているくせに、大事な娘の説得を私に頼むとは。
もしかしたら、相当参ってしまっているのかもしれない。
それでも頭がおかしいのではないかと思うけれど。
まぁ、シルビアの事になると我を忘れてしまうのは今に始まったことではないから気にしていないのだが。
学院のルールを拒むほど、両親もシルビアに甘いわけではないのだ。
世間体というものもあるし、貴族はそれを大事にするべきものだし。
休み期間が終われば、寮に帰らなければならない。
中等部に通うのであれば、最低限守らなければならないルールだ。
本来ならば、今日が始業式なのだから昨日か一昨日には寮に戻っていなければならない。
それなのに、まだ屋敷にいるということは。
やはり、あのいじめが彼女に相当のダメージを与えていたのは言うまでもないだろう。
とはいえ、私がそんなお願いを承諾する義理もない。
「……私が聞いても、あの子が聞くはずもありませんわ。そういうことは、お父様に頼めばよろしいのではなくて?」
「な、なんて冷たい子なの? シルビアがお部屋から出られなくなっているのよ!」
そんなの、私には日常茶飯事なのだけど。
それも、貴方の大好きな夫であるお父様の手によって。
しかし、それを母に告げたとして逆上するのが落ちだ。
ここで断っても会う度にヒステリックに叫ばれてはまたしても屋敷内を自由に動けなくなってしまう。
深くため息を吐くと、母のお願いを承諾することにした。
「わかりました。私が言ってどうにかなるものとも思えませんが、一応彼女と話をしてみます」
「ちゃんと、あの子を説得して頂戴ね!」
顔を歪ませ吐き捨てると、部屋を出て行ってしまった。
全く、何にあんなにカリカリしているのだろうか。
昔はあんなに美しい人など、母以外にいないと思っていた。
それぐらい大好きな人だったのに。
いまでは、その思い出さえも歪んでしまうほどに私が映す母は醜くなってしまった。
しかし、まさかあの真面目なシルビアが学校に行かなくなるなんて。
しかも引き籠りにまでなっているとは、気づかなかった。
家にいる間はあまり部屋を出ないし、最近またお父様が屋敷にいる時間が増えたものだから食事でさえ部屋で取っている有様だ。
普通自分の娘が食事の場に姿を現さないなんて事をすれば、親に対しそんな失礼なことをするのは何様だと怒られるのだろうけど、私の顔を見たくない両親は喜んだに違いない。
本来であれば屋敷は癒される場所のはずなのに。
私が安らぎを感じられる場所って、本当はどこにもないのかもしれないなぁ。
「お嬢様、大丈夫ですか?」
流石に見ていられなかったのか、一部始終を黙って見つめていたミリアが声を掛けてくれた。
「ええ、仕方ないから荷物を置いてシルビアのところに行ってみるわ」
いつもならミリアに鞄を運んでもらうけれど、どうしても自室に一度戻りたかったため預けることを拒否した。
どうしても一息つきたい気分だった。
「では、私も――」
「いいえ、良いわ。私1人で行くから」
ミリアを毛嫌いしているシルビアだ。
彼女を連れて行ってシルビアがミリアに嫌悪を向けるのは目に見えている。
あの子の部屋にミリアを近づけさせるのもあまりしたくないのに、入らせるなんて言語道断だ。
「でもっ!」
「大丈夫よ」
尚も食い下がる彼女を制し、微笑んだ。
「心配しないで」
不安そうな表情を浮かべながらも、ぐっと何かを堪えたようにミリアの体が硬直した。
すっと肩の力が抜けると、ミリアは小さく頷いた。
馬車に乗り込むと思わずため息と一緒にそんな言葉が出た。
ただ単に外へ出るのが久しぶりだからだというのもあるのだろうが、計画を実行しようと気合を入れ過ぎたのかもしれない。
どっと疲れが出たものだから、だらしなく背もたれに体を預けてしまう。
そんな私を心配そうにミリアは見つめていたが、声はかけて来なかった。
相変わらずぎこちない空気が漂っている。
いつからこんなに彼女と気まずくなってしまったのだっけ。
ああ、でも。
これが理想的な人との距離感なのだと思う。
もしかして、ミリアはそれを測って行動してくれているのかもしれない。
彼女の狙いが、どんなものであっても今の私にそれは有難い事だった。
「あら、エスティ。お帰りなさい」
屋敷に戻るとどこか疲弊した顔の母が私を出迎えた。
学院に帰ってきてお兄様以外の家族から出迎えられるのは初めてだ。
そもそもなぜ、お母さまが私に声など掛けるのだろう。
食事時以外は顔を合わせるのも嫌っているのに。
私を見つめる母の顔は前世の妻とそっくりで、胸をジクリと刺すから極力会いたくない。
「ねぇ、貴方からも言って下さらない? シルビアったらずっと部屋に籠っているのよ」
「えっ?」
何もないのに話しかけるなんてことをしないと思っていたから、どんな話を聞かされるかと思ったら。
まさかシルビアの事だったとは。
両親はお兄様の事も大事にしているけれど、シルビアの事は一等大事にしている。
それはもう、大事に大事に。
触れれば壊れてしまう宝石を愛でるように。
親としての姿としては、それはもうできた両親なのだと思う。
けれど、それが私にも向けられていればの話だ。
両親の当たりのキツさは年々強さを増している。
そんな私が両親とシルビアを見て、何とも思っていないはずがないのに。
きっとこの人たちにとって、私の感情などどうでも良いのだろう。
しかし、私を悪魔のように忌み嫌っているくせに、大事な娘の説得を私に頼むとは。
もしかしたら、相当参ってしまっているのかもしれない。
それでも頭がおかしいのではないかと思うけれど。
まぁ、シルビアの事になると我を忘れてしまうのは今に始まったことではないから気にしていないのだが。
学院のルールを拒むほど、両親もシルビアに甘いわけではないのだ。
世間体というものもあるし、貴族はそれを大事にするべきものだし。
休み期間が終われば、寮に帰らなければならない。
中等部に通うのであれば、最低限守らなければならないルールだ。
本来ならば、今日が始業式なのだから昨日か一昨日には寮に戻っていなければならない。
それなのに、まだ屋敷にいるということは。
やはり、あのいじめが彼女に相当のダメージを与えていたのは言うまでもないだろう。
とはいえ、私がそんなお願いを承諾する義理もない。
「……私が聞いても、あの子が聞くはずもありませんわ。そういうことは、お父様に頼めばよろしいのではなくて?」
「な、なんて冷たい子なの? シルビアがお部屋から出られなくなっているのよ!」
そんなの、私には日常茶飯事なのだけど。
それも、貴方の大好きな夫であるお父様の手によって。
しかし、それを母に告げたとして逆上するのが落ちだ。
ここで断っても会う度にヒステリックに叫ばれてはまたしても屋敷内を自由に動けなくなってしまう。
深くため息を吐くと、母のお願いを承諾することにした。
「わかりました。私が言ってどうにかなるものとも思えませんが、一応彼女と話をしてみます」
「ちゃんと、あの子を説得して頂戴ね!」
顔を歪ませ吐き捨てると、部屋を出て行ってしまった。
全く、何にあんなにカリカリしているのだろうか。
昔はあんなに美しい人など、母以外にいないと思っていた。
それぐらい大好きな人だったのに。
いまでは、その思い出さえも歪んでしまうほどに私が映す母は醜くなってしまった。
しかし、まさかあの真面目なシルビアが学校に行かなくなるなんて。
しかも引き籠りにまでなっているとは、気づかなかった。
家にいる間はあまり部屋を出ないし、最近またお父様が屋敷にいる時間が増えたものだから食事でさえ部屋で取っている有様だ。
普通自分の娘が食事の場に姿を現さないなんて事をすれば、親に対しそんな失礼なことをするのは何様だと怒られるのだろうけど、私の顔を見たくない両親は喜んだに違いない。
本来であれば屋敷は癒される場所のはずなのに。
私が安らぎを感じられる場所って、本当はどこにもないのかもしれないなぁ。
「お嬢様、大丈夫ですか?」
流石に見ていられなかったのか、一部始終を黙って見つめていたミリアが声を掛けてくれた。
「ええ、仕方ないから荷物を置いてシルビアのところに行ってみるわ」
いつもならミリアに鞄を運んでもらうけれど、どうしても自室に一度戻りたかったため預けることを拒否した。
どうしても一息つきたい気分だった。
「では、私も――」
「いいえ、良いわ。私1人で行くから」
ミリアを毛嫌いしているシルビアだ。
彼女を連れて行ってシルビアがミリアに嫌悪を向けるのは目に見えている。
あの子の部屋にミリアを近づけさせるのもあまりしたくないのに、入らせるなんて言語道断だ。
「でもっ!」
「大丈夫よ」
尚も食い下がる彼女を制し、微笑んだ。
「心配しないで」
不安そうな表情を浮かべながらも、ぐっと何かを堪えたようにミリアの体が硬直した。
すっと肩の力が抜けると、ミリアは小さく頷いた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
モブ転生とはこんなもの
詩森さよ(さよ吉)
恋愛
あたしはナナ。貧乏伯爵令嬢で転生者です。
乙女ゲームのプロローグで死んじゃうモブに転生したけど、奇跡的に助かったおかげで現在元気で幸せです。
今ゲームのラスト近くの婚約破棄の現場にいるんだけど、なんだか様子がおかしいの。
いったいどうしたらいいのかしら……。
現在筆者の時間的かつ体力的に感想などを受け付けない設定にしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
他サイトでも公開しています。
【完結】ヒロインに転生しましたが、モブのイケオジが好きなので、悪役令嬢の婚約破棄を回避させたつもりが、やっぱり婚約破棄されている。
樹結理(きゆり)
恋愛
「アイリーン、貴女との婚約は破棄させてもらう」
大勢が集まるパーティの場で、この国の第一王子セルディ殿下がそう宣言した。
はぁぁあ!? なんでどうしてそうなった!!
私の必死の努力を返してー!!
乙女ゲーム『ラベルシアの乙女』の世界に転生してしまった日本人のアラサー女子。
気付けば物語が始まる学園への入学式の日。
私ってヒロインなの!?攻略対象のイケメンたちに囲まれる日々。でも!私が好きなのは攻略対象たちじゃないのよー!!
私が好きなのは攻略対象でもなんでもない、物語にたった二回しか出てこないイケオジ!
所謂モブと言っても過言ではないほど、関わることが少ないイケオジ。
でもでも!せっかくこの世界に転生出来たのなら何度も見たイケメンたちよりも、レアなイケオジを!!
攻略対象たちや悪役令嬢と友好的な関係を築きつつ、悪役令嬢の婚約破棄を回避しつつ、イケオジを狙う十六歳、侯爵令嬢!
必死に悪役令嬢の婚約破棄イベントを回避してきたつもりが、なんでどうしてそうなった!!
やっぱり婚約破棄されてるじゃないのー!!
必死に努力したのは無駄足だったのか!?ヒロインは一体誰と結ばれるのか……。
※この物語は作者の世界観から成り立っております。正式な貴族社会をお望みの方はご遠慮ください。
※この作品は小説家になろう、カクヨムで完結済み。
【コミカライズ企画進行中】ヒロインのシスコンお兄様は、悪役令嬢を溺愛してはいけません!
あきのみどり
恋愛
【ヒロイン溺愛のシスコンお兄様(予定)×悪役令嬢(予定)】
小説の悪役令嬢に転生した令嬢グステルは、自分がいずれヒロインを陥れ、失敗し、獄死する運命であることを知っていた。
その運命から逃れるべく、九つの時に家出を決行。平穏に生きていたが…。
ある日彼女のもとへ、その運命に引き戻そうとする青年がやってきた。
その青年が、ヒロインを溺愛する彼女の兄、自分の天敵たる男だと知りグステルは怯えるが、彼はなぜかグステルにぜんぜん冷たくない。それどころか彼女のもとへ日参し、大事なはずの妹も蔑ろにしはじめて──。
優しいはずのヒロインにもひがまれ、さらに実家にはグステルの偽者も現れて物語は次第に思ってもみなかった方向へ。
運命を変えようとした悪役令嬢予定者グステルと、そんな彼女にうっかりシスコンの運命を変えられてしまった次期侯爵の想定外ラブコメ。
※コミカライズ企画進行中
なろうさんにも同作品を投稿中です。
【完結】番である私の旦那様
桜もふ
恋愛
異世界であるミーストの世界最強なのが黒竜族!
黒竜族の第一皇子、オパール・ブラック・オニキス(愛称:オール)の番をミースト神が異世界転移させた、それが『私』だ。
バールナ公爵の元へ養女として出向く事になるのだが、1人娘であった義妹が最後まで『自分』が黒竜族の番だと思い込み、魅了の力を使って男性を味方に付け、なにかと嫌味や嫌がらせをして来る。
オールは政務が忙しい身ではあるが、溺愛している私の送り迎えだけは必須事項みたい。
気が抜けるほど甘々なのに、義妹に邪魔されっぱなし。
でも神様からは特別なチートを貰い、世界最強の黒竜族の番に相応しい子になろうと頑張るのだが、なぜかディロ-ルの侯爵子息に学園主催の舞踏会で「お前との婚約を破棄する!」なんて訳の分からない事を言われるし、義妹は最後の最後まで頭お花畑状態で、オールを手に入れようと男の元を転々としながら、絡んで来ます!(鬱陶しいくらい来ます!)
大好きな乙女ゲームや異世界の漫画に出てくる「私がヒロインよ!」な頭の変な……じゃなかった、変わった義妹もいるし、何と言っても、この世界の料理はマズイ、不味すぎるのです!
神様から貰った、特別なスキルを使って異世界の皆と地球へ行き来したり、地球での家族と異世界へ行き来しながら、日本で得た知識や得意な家事(食事)などを、この世界でオールと一緒に自由にのんびりと生きて行こうと思います。
前半は転移する前の私生活から始まります。
オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる