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じゃあやめる?
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#__でも、Ωって不自由だね・・・__#
そうボソッと最後につぶやいた、慧くんの言葉に胸が締め付けられた。
そうだ。俺たちαは、自分自身のことは棚に上げて、Ωが夜に外を歩いているだけで、”ふしだら”と一般的に言う。
理不尽だし、不自由だろうな。
必要なものを買い忘れていても、夜に歩いているだけで、危険が付きまとう上に、ふしだらなんてレッテルを貼られるんだから。
「慧・・・そうねぇ。Ωは不自由なことが多いわよ?だから、一慶くんとのお付き合いはやめましょうか。今ならまだ、引き返せるかもしれないわよ?」
「えっ・・・」
「一慶くんと、このままお付き合いをすれば、いま慧の言った”不自由なΩ”になってしまうんだよ?」
慧くんのお母様の言葉が俺の心をえぐる。
慧くんは、なんて答えるのだろうか・・・
「・・・・・・・」
しばらく、沈黙が訪れた。
それは数秒だったのだろうけど、俺の体感的には何時間にも思えた。
意を決したような顔をした慧くんが、顔を上げて力強く宣言した。
「それでも僕は、須藤さん・・・一慶さんが好きです。だから、一緒にいたいです。」
「慧くん・・・」
涙がでるほど、嬉しかった。
いや、出てたな。
中村先生に、ティッシュを渡されたもんな。
βなら、夜でも出歩けるだろうし、ヒートで籠ることだってない、仕事も選びたい放題な、自由な生活ができる。
それを捨ててでも不自由で、いろんなしがらみや、制約のある、Ωになる決意を、慧くんは俺といるためにしてくれたんだ。
俺はその誠意に報いなければいけない。
「その慧くんの”不自由さ”は、俺がなるべく取り除こう。”連絡をする”とか、そういう手間は取り除けないけれど・・・それ以外は、なるべく取り除いていくよ。」
「え?いえいえ、一慶さんにご迷惑をかけるつもりはないのです。」
慧くんの言葉に、俺はユルユルと首をふった。
「慧くんなら、そう言うと思ったよ。でもね。それは、俺の自己漫だからね。Ωになる決意をしてくれた慧くんに対する、俺なりの誠意なんだ。甘んじて受け取ってほしい。」
コクン─と頷いた慧くんは、心なしか顔が赤くて、可愛かった。
そうボソッと最後につぶやいた、慧くんの言葉に胸が締め付けられた。
そうだ。俺たちαは、自分自身のことは棚に上げて、Ωが夜に外を歩いているだけで、”ふしだら”と一般的に言う。
理不尽だし、不自由だろうな。
必要なものを買い忘れていても、夜に歩いているだけで、危険が付きまとう上に、ふしだらなんてレッテルを貼られるんだから。
「慧・・・そうねぇ。Ωは不自由なことが多いわよ?だから、一慶くんとのお付き合いはやめましょうか。今ならまだ、引き返せるかもしれないわよ?」
「えっ・・・」
「一慶くんと、このままお付き合いをすれば、いま慧の言った”不自由なΩ”になってしまうんだよ?」
慧くんのお母様の言葉が俺の心をえぐる。
慧くんは、なんて答えるのだろうか・・・
「・・・・・・・」
しばらく、沈黙が訪れた。
それは数秒だったのだろうけど、俺の体感的には何時間にも思えた。
意を決したような顔をした慧くんが、顔を上げて力強く宣言した。
「それでも僕は、須藤さん・・・一慶さんが好きです。だから、一緒にいたいです。」
「慧くん・・・」
涙がでるほど、嬉しかった。
いや、出てたな。
中村先生に、ティッシュを渡されたもんな。
βなら、夜でも出歩けるだろうし、ヒートで籠ることだってない、仕事も選びたい放題な、自由な生活ができる。
それを捨ててでも不自由で、いろんなしがらみや、制約のある、Ωになる決意を、慧くんは俺といるためにしてくれたんだ。
俺はその誠意に報いなければいけない。
「その慧くんの”不自由さ”は、俺がなるべく取り除こう。”連絡をする”とか、そういう手間は取り除けないけれど・・・それ以外は、なるべく取り除いていくよ。」
「え?いえいえ、一慶さんにご迷惑をかけるつもりはないのです。」
慧くんの言葉に、俺はユルユルと首をふった。
「慧くんなら、そう言うと思ったよ。でもね。それは、俺の自己漫だからね。Ωになる決意をしてくれた慧くんに対する、俺なりの誠意なんだ。甘んじて受け取ってほしい。」
コクン─と頷いた慧くんは、心なしか顔が赤くて、可愛かった。
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