60 / 147
反省
しおりを挟む
「慧くん・・・」
「慧兄ちゃん・・・」
「慧にい・・・」
俺と、快くん、凛ちゃんが、同時に慧くんを呼ぶと、"ビクッ"と身体を震わせた慧くんに、涙がでそうになる。
だけど、俺が悪いんだから、泣くのは違う。
「慧くん、ごめんね。恐がらせるつもりはなかったんだ。ほんとにごめん。」
慧くんは、お母さんに顔をうずめながら、ウンウンと頷いているが、まだ顔は上げられないようだ。
「お前たち・・・反省しろよ。」
中村先生の、ドスのきいた声。
怒っていることが、わかる。
「「「はぃ・・・」」」
「慧にい、ごめんね・・・大好きな慧にいが、なんでそう思っちゃったの!?って思っただけだったのに・・・ごめんなさい。」
「慧兄ちゃん、おれも。自慢の慧兄ちゃんなのに、こんなに自信をないのは、誰かになにか言われたからじゃないか、って思って・・・ごめん。」
「慧くん、本当にごめん。短慮だった。お母さんの言うとおりです。これから、もっともっと精進します。なので、なかったことにとは言わないでくださいっ。」
「それは、私が決めることではなくてよ?慧が今ので、無理って思っているかもしれないわよ。」
「っく・・・慧くん・・・」
ゆっくり顔を上げた慧くんの身体は、震えは収まっていたけれど、顔は目元が赤く腫れてしまっていた。
「お付き合い、のこと、ですか・・・?」
「うん。」
「好きですよ。でも、怖かったです・・・」
「本当にごめんっ。」
「もう、しないでっ。」
「ああ、約束する!」
「好き、だから、お付き合いはしてほしいです。」
「ありがとうっ。」
「快、凛も、もうしないで?」
「わかった。ごめんなさい。」
「おれも。もうしないから・・・ごめん。」
「うん、許す。」
「慧兄ちゃん・・・」
「慧にい・・・」
俺と、快くん、凛ちゃんが、同時に慧くんを呼ぶと、"ビクッ"と身体を震わせた慧くんに、涙がでそうになる。
だけど、俺が悪いんだから、泣くのは違う。
「慧くん、ごめんね。恐がらせるつもりはなかったんだ。ほんとにごめん。」
慧くんは、お母さんに顔をうずめながら、ウンウンと頷いているが、まだ顔は上げられないようだ。
「お前たち・・・反省しろよ。」
中村先生の、ドスのきいた声。
怒っていることが、わかる。
「「「はぃ・・・」」」
「慧にい、ごめんね・・・大好きな慧にいが、なんでそう思っちゃったの!?って思っただけだったのに・・・ごめんなさい。」
「慧兄ちゃん、おれも。自慢の慧兄ちゃんなのに、こんなに自信をないのは、誰かになにか言われたからじゃないか、って思って・・・ごめん。」
「慧くん、本当にごめん。短慮だった。お母さんの言うとおりです。これから、もっともっと精進します。なので、なかったことにとは言わないでくださいっ。」
「それは、私が決めることではなくてよ?慧が今ので、無理って思っているかもしれないわよ。」
「っく・・・慧くん・・・」
ゆっくり顔を上げた慧くんの身体は、震えは収まっていたけれど、顔は目元が赤く腫れてしまっていた。
「お付き合い、のこと、ですか・・・?」
「うん。」
「好きですよ。でも、怖かったです・・・」
「本当にごめんっ。」
「もう、しないでっ。」
「ああ、約束する!」
「好き、だから、お付き合いはしてほしいです。」
「ありがとうっ。」
「快、凛も、もうしないで?」
「わかった。ごめんなさい。」
「おれも。もうしないから・・・ごめん。」
「うん、許す。」
2
あなたにおすすめの小説
【短編集】こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
寂しいを分け与えた
こじらせた処女
BL
いつものように家に帰ったら、母さんが居なかった。最初は何か厄介ごとに巻き込まれたのかと思ったが、部屋が荒れた形跡もないからそうではないらしい。米も、味噌も、指輪も着物も全部が綺麗になくなっていて、代わりに手紙が置いてあった。
昔の恋人が帰ってきた、だからその人の故郷に行く、と。いくらガキの俺でも分かる。俺は捨てられたってことだ。
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる