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許さない
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慧くんより早めに、父と母の会社である須藤グループ本社へ来て、仕事の話しやら、年末年始の話しなどをした。
俺の会社には、父や母個人としても、須藤グループとしても、出資してもらっているからね。
親しき仲にも礼儀あり、ってことで、ちょうど会う約束があるのだから、現在の収支やら、研究の進捗度合などを、説明しなさいって言われて、早めに来たのだ。
経営者として、アドバイスももらえたから、まぁ有益だった。
だけど、慧くんと一緒に来たかったなぁ・・・
まあ、後日慧くんとのデートをキャンセルとかして、来るはめになるよりはいいか、と思っていたのに・・・
まさかあんなことになるなんてな。
一通り話しを終えたころには、もう慧くんが来てもいい時間になっていた。
今いるのは、最上階の社長室。
そこで、顔合わせをすることになっている。
社長室には、防犯上モニターがあり、受付・駐車場・最上階エレベーター前・非常口前が映し出されている。
俺が下へ行こうと思った時には、受付にすでに慧くんと、快くんが来ているのが、社長室にあるモニターで見れた。
急いで向かおうとしたところ、どうにも様子がおかしいことに気づいた。
いつもは仕事のジャマになるからと、無音なのだが、高性能のカメラ&マイクなので、離れた場所からも、ちゃんと音や声が拾えるようになっている。
「父さん。なんか、受付が変だ。音も拾ってくれる?」
「ん?ああ、ほんとだな。ほれ。」
そこから聞こえた声に、俺は耳を疑った。
ああ、慧くんは振袖だ・・・
なんて綺麗なんだ。
ああ?あの受付の女。ちゃんと俺アポがあるって伝えたのに、何してんだ?
追い返そうとしているのか?なんで警備員を呼ぶんだ!
あああ!慧くんの耳元で何を言ったんだ!
慧くんの顔が青ざめているじゃないか!
大変だ!親父とおふくろの意志か、快くんが聞いてる。
そりゃそうだよな。
こっちがここを指定しておいて、あんな対応されたらそう聞くだろな。
はあ!?今度は、俺の慧くんをキモイだと!?
ふざけるな!綺麗で可愛らしいじゃないか!!
「親父_、まさかあんな指示出してないよな?」
「当たり前だろう!」
「私もしてないわよ?一慶のお相手は、Ωの子でしょう?今から、一緒にお料理したり、お買い物一緒に行ったりしたいって、ワクワクしていたのよ!?」
「そうですよね。まぁ、それはそれで問題ですが!とりあえず、急いでお迎え行ってきますよ!」
そう言って走り出したのだ。
あいつ、俺の慧くんに暴言吐きやがって!
絶対に許さないからな。
俺の会社には、父や母個人としても、須藤グループとしても、出資してもらっているからね。
親しき仲にも礼儀あり、ってことで、ちょうど会う約束があるのだから、現在の収支やら、研究の進捗度合などを、説明しなさいって言われて、早めに来たのだ。
経営者として、アドバイスももらえたから、まぁ有益だった。
だけど、慧くんと一緒に来たかったなぁ・・・
まあ、後日慧くんとのデートをキャンセルとかして、来るはめになるよりはいいか、と思っていたのに・・・
まさかあんなことになるなんてな。
一通り話しを終えたころには、もう慧くんが来てもいい時間になっていた。
今いるのは、最上階の社長室。
そこで、顔合わせをすることになっている。
社長室には、防犯上モニターがあり、受付・駐車場・最上階エレベーター前・非常口前が映し出されている。
俺が下へ行こうと思った時には、受付にすでに慧くんと、快くんが来ているのが、社長室にあるモニターで見れた。
急いで向かおうとしたところ、どうにも様子がおかしいことに気づいた。
いつもは仕事のジャマになるからと、無音なのだが、高性能のカメラ&マイクなので、離れた場所からも、ちゃんと音や声が拾えるようになっている。
「父さん。なんか、受付が変だ。音も拾ってくれる?」
「ん?ああ、ほんとだな。ほれ。」
そこから聞こえた声に、俺は耳を疑った。
ああ、慧くんは振袖だ・・・
なんて綺麗なんだ。
ああ?あの受付の女。ちゃんと俺アポがあるって伝えたのに、何してんだ?
追い返そうとしているのか?なんで警備員を呼ぶんだ!
あああ!慧くんの耳元で何を言ったんだ!
慧くんの顔が青ざめているじゃないか!
大変だ!親父とおふくろの意志か、快くんが聞いてる。
そりゃそうだよな。
こっちがここを指定しておいて、あんな対応されたらそう聞くだろな。
はあ!?今度は、俺の慧くんをキモイだと!?
ふざけるな!綺麗で可愛らしいじゃないか!!
「親父_、まさかあんな指示出してないよな?」
「当たり前だろう!」
「私もしてないわよ?一慶のお相手は、Ωの子でしょう?今から、一緒にお料理したり、お買い物一緒に行ったりしたいって、ワクワクしていたのよ!?」
「そうですよね。まぁ、それはそれで問題ですが!とりあえず、急いでお迎え行ってきますよ!」
そう言って走り出したのだ。
あいつ、俺の慧くんに暴言吐きやがって!
絶対に許さないからな。
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