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これからのこと〜病院 2
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いつもお読みいただき、ありがとうございます。
クライマックスに向けて、盛り上げていきたいと思っていますので、これからもよろしくおねがいします。
______________________
「慧くん、行こうか。」
診察室を出て、血液検査の場所へ向かおうと、手を差し出す。
少し照れて、顔を赤らめながらも、差し出した手の上に手を乗せ、ギュッと握れば、握り返してくれる。
あぁ、なんて可愛いんだろうか。
何度も通っていて、場所は分かっているから、お互いにスタスタと迷わず向かう。
ブースに着くと、慧くんがこころなしか、ソワソワしている気がする。
番号を呼ばれ、隣同士で案内された。
だから手を離そうと思ったが、離す寸前に慧くんの手が少し震えているのに、気がついた。
もしかして、慧くんは注射や採血が苦手なのかな?
「あの、すみません。手を繋いだままでも大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ~あ、でもお兄さん、右手から採血になっちゃうけど、大丈夫ですか?」
「それは全然大丈夫です!」
「じゃあいいわよ~」
「一慶さん・・・ありがとうございます。」
「なんてことないよ。慧くんが苦手なのかなって思ってさ。少しでも、怖さとか痛さが和らげばいいなぁって思ったんだ。」
「はぃ、恥ずかしながら・・・苦手で・・・バレちゃいましたね。」
「そっか。手が、少し震えていたから。」
「そう、でしたか・・・情けないですね・・・」
「そんなことないよ。人間、苦手なものの一つや二つ、三つはあるものだよ。それに・・・不謹慎だけど、俺はそんな慧くんが、可愛いって思ってしまったよ。」
と苦笑いする。慧くんが怖い思いをしているのに、可愛いだなんて、良くない気持ちだとは思うけど、本当に可愛らしい。
「そっか・・・よかったです。」
へへっとテレながら笑った慧くんは、もっと可愛らしい。
その後レントゲンはさすがに、別々に案内されたが、慧くんは怖がるそぶりもなく、無事に撮ることができた。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
クライマックスに向けて、盛り上げていきたいと思っていますので、これからもよろしくおねがいします。
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「慧くん、行こうか。」
診察室を出て、血液検査の場所へ向かおうと、手を差し出す。
少し照れて、顔を赤らめながらも、差し出した手の上に手を乗せ、ギュッと握れば、握り返してくれる。
あぁ、なんて可愛いんだろうか。
何度も通っていて、場所は分かっているから、お互いにスタスタと迷わず向かう。
ブースに着くと、慧くんがこころなしか、ソワソワしている気がする。
番号を呼ばれ、隣同士で案内された。
だから手を離そうと思ったが、離す寸前に慧くんの手が少し震えているのに、気がついた。
もしかして、慧くんは注射や採血が苦手なのかな?
「あの、すみません。手を繋いだままでも大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ~あ、でもお兄さん、右手から採血になっちゃうけど、大丈夫ですか?」
「それは全然大丈夫です!」
「じゃあいいわよ~」
「一慶さん・・・ありがとうございます。」
「なんてことないよ。慧くんが苦手なのかなって思ってさ。少しでも、怖さとか痛さが和らげばいいなぁって思ったんだ。」
「はぃ、恥ずかしながら・・・苦手で・・・バレちゃいましたね。」
「そっか。手が、少し震えていたから。」
「そう、でしたか・・・情けないですね・・・」
「そんなことないよ。人間、苦手なものの一つや二つ、三つはあるものだよ。それに・・・不謹慎だけど、俺はそんな慧くんが、可愛いって思ってしまったよ。」
と苦笑いする。慧くんが怖い思いをしているのに、可愛いだなんて、良くない気持ちだとは思うけど、本当に可愛らしい。
「そっか・・・よかったです。」
へへっとテレながら笑った慧くんは、もっと可愛らしい。
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