運命の番は後天性Ω

yun.

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これからのこと〜 威圧 慧side

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セックスと言われて、赤面していたら、急に息苦しくなって、心臓がぎゅうっとなって、なんだか重苦しい感じがして、震えが止まらなくなった。


ガタガタと震えが止まらず、座っているのも辛い。
僕は顔を膝に埋め、苦しさに耐える。
涙が溢れてくる。
怖いよっ、助けてっ・・・一慶さんっ!


そんなことを思いながら、丸まっているうちに、ふっと重い感じがなくなった。
それでもすぐに回復することはできなくて、丸まったままいたら、一慶さんが僕の名前を叫んで、近づく気配がした。


嬉しいはずなのに、その気配に僕の身体は、とっても驚いてしまって、ビクゥッとおもいっきり、身体が跳ねてしまった。
その反応を見た一慶さんが、近づくのをやめてしまった。


抱き締めて、ギュッてして。
いい子いい子ってして、頭を撫でてほしい。
甘やかしてほしい。


そう思うのに、言葉が出ず、ただただ嗚咽を漏らすだけになってしまう。
なんで?なんで、来てくれないの?
僕が、ビクッて驚いちゃったから?
ごめんなさい、ゴメンナサイ・・・


寂しいよ、怖いよ。
一慶さん、助けてっ・・・


そう思いながら、僕の意識はブラックアウトしていった。



_________________


起きたら、病室に寝かされていた。
空が茜色に染まっている。
どうやら、あの後寝てしまったのか・・・

なんてのんきに思っていたんだけど、横を見ると家族が勢揃いしていて、いつもあまり外へ出ない・・・?出させてもらえない?母さんまでいて、驚いた。
その母さんの視線の先にいた一慶さんは、床に正座していて、さらに驚いたのだった。


「慧!」

父さんが僕が起きたのにいち早く気づき、僕の顔をペタペタと触る。
快も近づいてきて、僕の手をギュッと握る。
快の目は、潤んでいた。どうしたんだろ?」


凛もあとから近づいてきて、僕の頭を撫でてくれた。
母さんも、同じように頭を撫でる。
家族は近づいてきてくれたのに、肝心な一慶さんはきてくれない。
なんで?嫌われちゃったのかな・・・悲しい・・・

「慧、目が覚めたのね。よかった、心配したわ。まだ起き上がっちゃダメよ?今、先生を呼ぶわ。待っててね。」

そう言って、母さんはナースコールをした。
数分後、斉藤先生と、その隣に知らない先生がいる。


「よかった、中村さん。目が覚めて。ちょっと診察しますね。お母様以外は出て行ってください。」

そうピシャンと言い切られ、うなだれた一行が出て行った。
一慶さんなんかは、凛に引きずられるようにして出て行った。
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