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ヒート編
到着
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紫苑は運転席へ。
俺は後部座席に滑り込むように乗り込んだ。
安全運転ながらも、急いでくれている。
紫苑も少し焦っているのか、赤信号になると、ハンドルを”トントントン”と指先で叩いている。
それを見ながら、俺は両手を組み、祈るような気持ちで心を鎮めるように、深呼吸を繰り返す。
ようやくという思いに、慧くんが不安がってないか、寂しいと言っていないか、という心配やら、かわいい慧くんを見せたくないという独占欲がわいたりと、俺の心の中は忙しい。
「社長!~~社長!~~一慶様!!」
はっとした時には、紫苑に何度も呼ばれていたようだ。
「あ、すまない。」
「大丈夫ですか!?社長がしっかりしないとですよ!慧さんはヒート前症候群になっているのですから!あの角を曲がったらつきますから、準備しておいてくださいね!?」
「ああ、悪かった。わかった。」
臨時駐車場に車を止め、門番に声をかける。
「すみません、この大学に通っている者の、”運命の番です”。番が、ヒート前の症状が出た為、お迎えにきました。こっちは、私の秘書です。Ω棟はどちらでしょうか。」
「お急ぎのところすみません。お相手のお名前をおしえていただけますか?」
なぜ、こんなことを?と疑問に思う。
「すみません、過去にいたのですよ。そう言って大学に入り、Ωを攫ったり、強姦したりしたものが。なので、粋敬大学では、そんなことがないように、聞いております。」
「あ、なるほど。そうでしたか。それは安心です。失礼しました。相手は、中村 慧です。」
「はい、ありがとうございます。そう言っていただけると。少々お待ちくださいね。」
「はい、確認がとれました。Ω棟は、中へ入って右に曲がったところにあります。」
「ありがとうございます。」
「首からこれを下げて、帰宅の際は返却をお願いします。」
「はい。」
時間にして3分ほどだったろうか。
”早く迎えにいきたい”という気持ちと、”これだけセキュリティがしっかりしていれば安心だ”という矛盾した気持ちが、俺を複雑にした。
俺は後部座席に滑り込むように乗り込んだ。
安全運転ながらも、急いでくれている。
紫苑も少し焦っているのか、赤信号になると、ハンドルを”トントントン”と指先で叩いている。
それを見ながら、俺は両手を組み、祈るような気持ちで心を鎮めるように、深呼吸を繰り返す。
ようやくという思いに、慧くんが不安がってないか、寂しいと言っていないか、という心配やら、かわいい慧くんを見せたくないという独占欲がわいたりと、俺の心の中は忙しい。
「社長!~~社長!~~一慶様!!」
はっとした時には、紫苑に何度も呼ばれていたようだ。
「あ、すまない。」
「大丈夫ですか!?社長がしっかりしないとですよ!慧さんはヒート前症候群になっているのですから!あの角を曲がったらつきますから、準備しておいてくださいね!?」
「ああ、悪かった。わかった。」
臨時駐車場に車を止め、門番に声をかける。
「すみません、この大学に通っている者の、”運命の番です”。番が、ヒート前の症状が出た為、お迎えにきました。こっちは、私の秘書です。Ω棟はどちらでしょうか。」
「お急ぎのところすみません。お相手のお名前をおしえていただけますか?」
なぜ、こんなことを?と疑問に思う。
「すみません、過去にいたのですよ。そう言って大学に入り、Ωを攫ったり、強姦したりしたものが。なので、粋敬大学では、そんなことがないように、聞いております。」
「あ、なるほど。そうでしたか。それは安心です。失礼しました。相手は、中村 慧です。」
「はい、ありがとうございます。そう言っていただけると。少々お待ちくださいね。」
「はい、確認がとれました。Ω棟は、中へ入って右に曲がったところにあります。」
「ありがとうございます。」
「首からこれを下げて、帰宅の際は返却をお願いします。」
「はい。」
時間にして3分ほどだったろうか。
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