テンプレを無視する異世界生活

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魔族編

256話 第15回闘技大会⑦

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ロイは後ろに飛んだ。

「俺もこれは使いたくなかったよ。」

「手射撃」

ロイの手から矢が飛んできた。




勝負はついた。



「勝負あり!勝者は」




「リル」



説明しよう。

ロイが放った矢は確かにリルを貫いた。あそこの距離から矢をかわすことはリルには不可能だった。

だが、それに気づいたリルは自分の左手で防いだ。

かわすだろうと踏んでいたロイは防御が追いつかなく、リルに迫られ勝負がきまったということだ。


狂戦士がこれほど戦いに対して狂ってるとはな。


「おい、左手だせ。」

「わかりました。」

「ガイル、頼んだぞ。」

「ハイヒール!」


見事に左手に空いた穴が元に戻った。

「やっぱ、それすごいな。」

「ああ、これを作るのに2ヶ月かかったぞ。」


回復魔法が使えるようになる手袋をガイルはしていた。

魔道具で回復魔法が使えるというのは公式で発表されているのては一個もない。

回復魔法の魔法陣は物体に定着させられないからである。
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