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魔族編
420話 嫌な手合わせ
しおりを挟む「では、よろしくお願いします。」
非常に嫌だ。コークと手合わせとか嫌すぎる。この子真面目なタイプだから手加減してくれないもん。
自分が納得いくまでやらされるやつじゃん!それに、俺は多分勝てないしな。あの時倒せたのは俺の最高の一撃を最高の場所に当てれたからであって、総合的に見たらコークには勝てない。
だけど、「全能」がどれだけ強くなったか知りたいし、最悪の場合になった時は側近の「復活」に頼ろう。
「じゃあ、ルールはこうしよう。殺しはなし、ギブアップあり、それ以外は自由。これでいいだろう?」
「いいですよ。」
「やりたくないけど、やりますか。」
その瞬間、俺らの間には緊張感が漂った。
さすがに魔眼は使っちゃいけないから、実力でねじ伏せるしかないのか.....。
"暗闇"
これは凄い。攻撃系の魔法ではないのに、明らかに違う。
以前とは展開までの時間も魔力効率も規模も桁違いだ。
これなら、苦もなく倒せるかもな。
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