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ホビットエルフ編

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「数日間ですけどとてもいい経験をさせてもらいました。ありがとうございました。」

「こちらこそ、沢山のものをいただいてしまいました。感謝してもしきれません。」


 こうしてアキラはホビットエルフの森で有意義な時間を過ごしたのであった。


「本当にここ数日キラーさんたち見てないなぁ。」

「ふぅ、もう帰る時間ですか。」

「あ、キラーさんだ。」

「もうダメ.....。」

バタッ

「アン!!それにシンもリンもこんなに怪我して!」

「かなり鍛え上げましたからね。しかし、さすがはバングラです。私の与える試練を全てクリアしましたよ。」

「子どもなんですからあんまりいじめないでください!」

「いいの。強くなりたかった。」

 シンがアキラにそう言った。


「リンも本当に大丈夫?」

「フンフン」

「アンは.......大丈夫そうじゃないね。はい、これ。」

ゴクッゴク

 アキラはアンに万能薬を飲ませた。


「ふぅ、生き返ったわ。元気いっぱいよ!」

「それならよかったよ.....。」

 万能薬の効き目を改めて実感したアキラだった。

「それじゃあチャチコフ、今回はいきなりで悪かった。次からは一報入れてから来るとしよう。」

「いえいえ、始祖様なのですからそのようなことを気にせず好きなようになさってください。」

「私はもうエルフの道を捨てたのだ。そのように改まってもらっては困る。」

「始祖様がなんと言おうと私たちエルフの始祖様は貴方様しかおられません。ひよっこの私たちの唯一の支えでございます。どうか、勝手ながらお慕えさせてくださいませ。」

「まあ、君たちがそう思うなら思ってくれても構わないよ。」



 こうして、ホビットエルフの森を去った。そして、アルマッド領へと帰った。




「アキラさん、おかえりなさい。話は聞きましたよ。ホビットエルフに会いに行ったのだとか。その様子だと上手くいったみたいですね。」

「あぁ、ロン。1週間ほど見ない間に一人前の顔になったんじゃないか?」

「ロンだけ褒められてずるいなぁ。」

「もちろんアリサもベンもだよ。」

「ありがとうございます。それで、その後ろにいる子達のことを聞いてもいいですか?」


 アキラはアンたちのことをロンたちに話した。逆もしっかりと説明した。


「つまり、この子たちは最強の戦士ってことですよね?」

「あぁ、そうだよ。」

「この人たちの恩人があったってわけね!」

「まあ、お互い仲良くやってくれ。何かあったらここにいるみんなを守ってくれ。そして、ロンたちはこの子達に色んなことを教えてあげてくれ。」


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