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領主館到着~
わぁ~大きなお屋敷…コの字型になってるなんて凄いよ。コの字型の真ん中には大きな丸型花壇がある。花壇の真ん中にはトピアリーっていうのかな?大きなウサギの形にした木が植えられていた。
…どこかの遊園地か!っていう突っ込みが喉元まで出掛かっていたよ。
ポニ太達を馬丁に預けて、開けてもらった玄関を入る。
玄関にベルが下がっていて、紐を引いて鳴らすと中から対応するらしい。ちなみにベルの音はコロンコロンコロンだった。
マントをはずしてもらって手袋を渡して後ろを振り向くと…いつの間にか使用人の皆とアーノルドが立っていた。
「ようこそおいでくださいました、ノエル様のご到着をお待ち致しておりました。」
執事服を着た爺より少し若いくらいの人が一歩前に出て言った後、簡単に僕の周りを世話してくれる人を紹介してくれた。
「ようこそノエル殿。さぁお部屋までエスコートをいたしましょう。」
とおどけたお辞儀とエスコートをしようと手を差し出すアーノルドに緊張が解けて笑みが出た。
部屋への廊下には僕の好きなチューリップやラナンキュラスなどが飾られていた。
…僕が一度だけ会話の中で、しかも踊りながら言った事をアーノルドが覚えていてくれたと知って心がほわほわとして嬉しくなる。
部屋は東の2階。安全を考慮して1階には爺の部屋だそうだ。でも1階の庭は僕専用なんだって!凄く柔らかそうな芝生とまだ何も植えられてない花壇に心が躍った。
「どお?満足かな?」
少し誇らしそうに言うアーノルドに治まらない興奮そのままでお礼を言う。
「お礼なら、ここにも欲しいなぁ」と自分の唇に指をちょんちょんってしてる……唇?
キスか!思いついた途端に顔が熱くなる。多分耳も赤い。なんて思ってる場合じゃないよと慌てているとアーノルドが声を出して笑いだした。
「耳まで真っ赤だノエル。王子様ってこういうの馴れてるんじゃないのか?」
「僕は慣れてなんてません。キスは父様と母様と爺だけにしかしてないもの。」
あ、後は弟のローランドもだ。ローランドはそれこそ唇にキスしてあげないと機嫌を直してくれない時もある。
そうか、弟にする時と同じで良いんだ。
チュチュチュ。バードキス3回の大奮発をしてあげる。
「こういうキスは馴れてるの?」
「うん。ローランドが機嫌悪い時これで直してくれるからね。」
「……皇太子が……歩が悪いか?」
「何が悪いの?弟に悪いって?大丈夫だよ。時々だけど爺にもしてるから。」
「爺にも?!」
……爺と話をしたいから探して来るって言って出ていちゃった。
じゃぁ…屋敷の探検にでも行こうかな~。
…どこかの遊園地か!っていう突っ込みが喉元まで出掛かっていたよ。
ポニ太達を馬丁に預けて、開けてもらった玄関を入る。
玄関にベルが下がっていて、紐を引いて鳴らすと中から対応するらしい。ちなみにベルの音はコロンコロンコロンだった。
マントをはずしてもらって手袋を渡して後ろを振り向くと…いつの間にか使用人の皆とアーノルドが立っていた。
「ようこそおいでくださいました、ノエル様のご到着をお待ち致しておりました。」
執事服を着た爺より少し若いくらいの人が一歩前に出て言った後、簡単に僕の周りを世話してくれる人を紹介してくれた。
「ようこそノエル殿。さぁお部屋までエスコートをいたしましょう。」
とおどけたお辞儀とエスコートをしようと手を差し出すアーノルドに緊張が解けて笑みが出た。
部屋への廊下には僕の好きなチューリップやラナンキュラスなどが飾られていた。
…僕が一度だけ会話の中で、しかも踊りながら言った事をアーノルドが覚えていてくれたと知って心がほわほわとして嬉しくなる。
部屋は東の2階。安全を考慮して1階には爺の部屋だそうだ。でも1階の庭は僕専用なんだって!凄く柔らかそうな芝生とまだ何も植えられてない花壇に心が躍った。
「どお?満足かな?」
少し誇らしそうに言うアーノルドに治まらない興奮そのままでお礼を言う。
「お礼なら、ここにも欲しいなぁ」と自分の唇に指をちょんちょんってしてる……唇?
キスか!思いついた途端に顔が熱くなる。多分耳も赤い。なんて思ってる場合じゃないよと慌てているとアーノルドが声を出して笑いだした。
「耳まで真っ赤だノエル。王子様ってこういうの馴れてるんじゃないのか?」
「僕は慣れてなんてません。キスは父様と母様と爺だけにしかしてないもの。」
あ、後は弟のローランドもだ。ローランドはそれこそ唇にキスしてあげないと機嫌を直してくれない時もある。
そうか、弟にする時と同じで良いんだ。
チュチュチュ。バードキス3回の大奮発をしてあげる。
「こういうキスは馴れてるの?」
「うん。ローランドが機嫌悪い時これで直してくれるからね。」
「……皇太子が……歩が悪いか?」
「何が悪いの?弟に悪いって?大丈夫だよ。時々だけど爺にもしてるから。」
「爺にも?!」
……爺と話をしたいから探して来るって言って出ていちゃった。
じゃぁ…屋敷の探検にでも行こうかな~。
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