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番外編:こんな正月
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「誰だ!こんなにノエルを酔わせたのは!」
……耳元で大きな声出さないで~、聞こえてるよ。そんなに言うほど酔ってないよ。酔っている人ほど自分の事を酔っていないって言うって聞く。でもこういうことが分かるくらいは酔ってません。足元はフワフワ…何でもが面白く感じるから多少は酔ってるんだろうけど、皆が言うほど酔ってませんよ~。安心して~。
「やっぱり酔ってる……。爺。」
やだ。爺に預けないで!アーノルドは僕の番でしょ?酔ってる自分のΩを自分以外のαに預けるのは抵抗が在るはず。僕が一番信頼しているからって我慢しているのだろうけど、こんな時くらい爺に部屋の用意をさせても良いのでは?
「……ノエル……なにを普通に2人のαをたらし込んでるの……。私に甘えつつ爺に全幅の信頼を寄せるって……どれだけたらし込めば気が済むんだか…。」
……たらし込むなんて人聞きの悪い事言わないで!爺を信頼するのは当たり前です!城から1人で出ていこうとした僕に「共に参ります」って言ってくれた爺の言葉は一生忘れない。
……僕はどんなに足掻いても最後にはΩとして道端で体を売りながら死んでいくって思っていた時期だったからね。
「……ノエル……。」
大丈夫!そうなる前に自分で終わらせるって決めていたし実際はアーノルドが来た。もうこれだけ実績があればそんな未来は無いよ。アーノルドはどんな事があっても僕を離さないし離させない!
もう大丈夫!僕は思いっきり自分のしたい事やりたい事をやって丸投げするんだ!!
「丸投げするなっ!」
「丸投げはいけません!」
アハハハハ~楽しい~!アーノルドと爺ってすごく気があうよね~。アハハハハ~。
【侍女よりの報告】
楽しげな様子のノエル様はアーノルド様に抱きかかえられ爺やさんにし先導されて食堂から出て来られました。ワイングラスをしっかり握ったままのお姿ですっかり酔われたとわかりました。
その後、楽しそうなアーノルド様のご様子と部屋の周りから私達侍女を遠ざけた爺やさんの命令により分かる明日のノエル様の為の用意をいたしましょう。恐らくは二日酔いのうえの筋肉痛でしょうね。
……耳元で大きな声出さないで~、聞こえてるよ。そんなに言うほど酔ってないよ。酔っている人ほど自分の事を酔っていないって言うって聞く。でもこういうことが分かるくらいは酔ってません。足元はフワフワ…何でもが面白く感じるから多少は酔ってるんだろうけど、皆が言うほど酔ってませんよ~。安心して~。
「やっぱり酔ってる……。爺。」
やだ。爺に預けないで!アーノルドは僕の番でしょ?酔ってる自分のΩを自分以外のαに預けるのは抵抗が在るはず。僕が一番信頼しているからって我慢しているのだろうけど、こんな時くらい爺に部屋の用意をさせても良いのでは?
「……ノエル……なにを普通に2人のαをたらし込んでるの……。私に甘えつつ爺に全幅の信頼を寄せるって……どれだけたらし込めば気が済むんだか…。」
……たらし込むなんて人聞きの悪い事言わないで!爺を信頼するのは当たり前です!城から1人で出ていこうとした僕に「共に参ります」って言ってくれた爺の言葉は一生忘れない。
……僕はどんなに足掻いても最後にはΩとして道端で体を売りながら死んでいくって思っていた時期だったからね。
「……ノエル……。」
大丈夫!そうなる前に自分で終わらせるって決めていたし実際はアーノルドが来た。もうこれだけ実績があればそんな未来は無いよ。アーノルドはどんな事があっても僕を離さないし離させない!
もう大丈夫!僕は思いっきり自分のしたい事やりたい事をやって丸投げするんだ!!
「丸投げするなっ!」
「丸投げはいけません!」
アハハハハ~楽しい~!アーノルドと爺ってすごく気があうよね~。アハハハハ~。
【侍女よりの報告】
楽しげな様子のノエル様はアーノルド様に抱きかかえられ爺やさんにし先導されて食堂から出て来られました。ワイングラスをしっかり握ったままのお姿ですっかり酔われたとわかりました。
その後、楽しそうなアーノルド様のご様子と部屋の周りから私達侍女を遠ざけた爺やさんの命令により分かる明日のノエル様の為の用意をいたしましょう。恐らくは二日酔いのうえの筋肉痛でしょうね。
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