Ωの僕がお偉いさん

白いモフモフ

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起床はいつだった?

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 朝の光が射し込んできて気分のよい目覚めだった。今日に備えて昨日から寄宿舎に泊まっている。もちろん爺も一緒だし侍女さん'sもいる。ベッドの上で伸びをしてると爺がお着替えを持ってきたところだった。

 「おはようございます。ノエル様は本当に目覚めがよろしいですね。結構なことです。」

 いつもならお着替えを持ってきた後は朝食の用意に出るのだけど今日は生徒達と同じように食堂に行くので爺はそのまま僕に付く。
 今日はご飯の後は用意やら見回りで忙しくなるから……と考えていた時頭に暖かいタオルが当てられた。爺の寝癖直しが始まったらしい。僕のほわほわな猫っ毛はいつも頭の後ろで見事な形を作っているらしいから。一度ブラシでといた後こうやって熱いタオルで蒸してもう一度ブラシをいれるとあら不思議、すぐに綺麗な髪型に~なんてテレビショッピングのようなアナウンスを頭のなかで流しているうちに終わったらしく爺は横で頷いて満足そうだ。


 食堂ではもう何人か生徒がいたので挨拶をしつつテーブルへ。爺が用意してくれた食事を今日は爺と食べる。……嬉しい。爺とこうして食べるのはテーブルマナーを教わって以来になる。爺も僕が思いの外喜んでいると知って今後はたまにならお茶に付き合ってくれるようだ。

 「……ところでさ、なんか生徒の数が少なくない?もうそろそろ食べに来ないと支度が…。」

 食べ終わる頃になっても5、6人しかいない食堂を見てちょっと心配になった。入れ替わりしたとしても50人いるうちの10人程度しか見てないよ?

 「……いえ、実はノエル様がお目覚めになる前から生徒達は動き出しておりまして、食堂も今日は早めに開いたらしいのです。」

 ……えっと、じゃあもう皆は食べ終わっていてここにいるのはお寝坊組ってこと?でも、身だしなみは終わってる様子だから起きたのは僕と同じくらいだろう。

 「ええ、私が起きたときにはもう起床済みの気配がいくつか確認できましたので。」

 「じゃあ、今頃は……。」

 「はい、ノエル様の予想道理かと。」

 僕はお見合いパーティーを教訓に今回の参加者に新しいスーツとアクセサリー、靴をセットにして生徒達に配った。
 前回の服でも良いだろうという声もあったけど嫁入り…でいいのかな?卒業と同時に番の元に行くのが決まっている生徒達を手ぶらで出すわけにもいかないからそれなりには揃えてやらなきゃいけないでしょ?でも、年齢差があるとはいえ何十人分も一編にというのは予算的にきついからこうやって小出しであげておいて嫁入り道具のうちに入れてもらえば多少は違うからね。反対した人にそう説明するとちゃんと納得してくれた。
 
 まぁ、そういう流れで用意したお洒落セットはこの間よりもスムーズに支度できるためのものだったけどそれでもアクセサリーの位置や髪型で悩むだろうからつれてきた侍女さん'sの相談室を用意したんだけど……。

 「ああ……いっぱい。」

 様子を見にきた僕は部屋中にいる生徒達を見て思わず声が漏れた。

 「!!来た! はい!まだの人はあっち!」

 ベテラン侍女さんは主人扱いに遠慮がない。爺と僕の前にも生徒達でいっぱいになった。
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