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求めるもの
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キヴィが鈍いのか、はたまた意図的に鈍く振る舞っているだけで、ベベドナはただ大人しい敬虔な信徒として過ごしていたわけではない。色々とやり過ぎて引かれたり、教会から追放されない程度に貞女を装うサキュバスは策を弄してきたのだ。
「いやぁっ!虫!」
ベベドナは毛虫にわざと怯えてキヴィに抱きつき、骨ばった腕に柔らかなものを押し付けるという古典的なこともしたが、
「大丈夫です。鮮やかな色の毛虫ですけど毒はありませんよ。」
キヴィは虫にもベベドナの感触にも動じず、毛虫を指に乗せて離れた花畑に離してやった。
「この間、蜘蛛の足摘んでうっとり見てましたよね、貴女。」
傍から白い目で見ていたマレンマレンの突っ込みは、サキュバスには毛虫の毒が致命傷などてきとうなことを言ってかわした。
「キヴィ様、優しい人…。」
ベベドナはキヴィの無反応に不満だったが、騒がず慌てずベベドナを疎まず毛虫を救う器の広さに惚れ直した。
別の日、ベベドナはもっと露骨な誘惑をした。キヴィが散歩や瞑想にくる湖で水浴びし、偶然を装ってほとんど用をなさない薄衣に透ける、濡れた肢体を見せつけるというものだ。
「えっ」
美しい湖を眺めようとして木々を縫って歩いた先の光景に、流石のキヴィも困惑した表情でほんの一瞬固まった。事態を理解したキヴィはすぐに顔を背け、失礼しました、と堅い声で謝る。ベベドナはキヴィの頬が赤く染まっていることを期待して、
「気にしないで」
と気遣うふりをして彼に裸に近い格好のまま近づいたが、キヴィの顔色は赤と言うよりむしろ青い。
「女性の裸体を本人の意志を無視して見るなど、私はなんと愚かな……忘却魔法を術師に頼みに行きます」
司祭の目が本気なことに気づき、ベベドナは必死に止めた。
「それ副作用がひどいやつだろ!?やめてくれよ、キヴィ様に何かあったら皆悲しむよ。」
と言いつつベベドナは彼の股間を確認したが、変化は見られなかった。
「とりあえず、これを」
キヴィは自分の上着のローブを脱いでベベドナに着せる。期せずしてキヴィの暖かさと匂いに包まれたベベドナだが、キヴィの理性に少し苛ついた。
(精気も……わずかに増えてる気もするけど…まさか…キヴィ様、不能なのかね…?)
キヴィに全く性欲がないというのは、ベベドナとしては結構困る事態だった。サキュバスは微量の精気を多人数から集めたり、血液など精液以外から精気を得ることもできる。しかし一人に恋をすると、その相手以外の精気はあまり吸いたくなくなる習性があった。勿論、結婚していて、特に浮気というわけでもなく、なんとも思わず通行人の精気を吸うサキュバスもいるが。それに精気は性的興奮や生存欲求の高まりで増える生命力そのものであり、吸い尽くせば相手を死に至らせる。キヴィは生命力が強い方だが、何かしらの理由で増幅していない精気を吸うのは気が引けた。
(キヴィ様の精気が増えないなら、吸えなくなっちゃう)
実のところベベドナはキヴィの精気を味見程度に何度か吸っている。あまりに甘美で珍しい味なので、我慢できないのだ。
しかし、ベベドナの裸を隠したあとはいつも通りに振舞っていたキヴィが、水浴びしすぎて冷えてしまったと言って寄り添うと動きがぎこちなくなった気がしたので、ベベドナはキヴィは理性が強いのだという可能性にかけた。
ベベドナはその夜キヴィの寝室を窓から覗いたが、すやすやとあどけない顔で眠る男がいるだけだった。夜目の効くベベドナは、しばらくキヴィの寝顔にみとれていた。ずっと騒々しい街中で生きてきたベベドナには、プライバシーという観念はなかった。
「って!違う!寝顔が可愛いなあじゃないよ!あのベベドナが情けない…」
全く司祭を誘惑できないベベドナはその後、一人でベッドの上でじたばた暴れた。
全く精気が吸えず、業を煮やしたベベドナは、合法的に司祭に触れる方法を考え、実行することにした。
「気をつけて、キヴィ様」
司祭は、教会の支部に行く用があるため、出るところだった。馬車で一日もしないところに行くだけなのだが、指導者というより親代わりの司祭が数日いないというだけで子供たちは不安げだ。そして、魔族まで来始めた祭儀を一人で行うマレンマレンが、誰より一番顔面蒼白だった。
「あたしもお供に行けたらいいのに」
ベベドナは演技しているわけではなく、本当にキヴィが心配だった。ベベドナが2百年程生きて見てきたキヴィ以外の聖職者はろくでもない連中だった。ベベドナは魔族故にキヴィを多少の害から守れる強さを持ちながら、魔族故にキヴィを傍で守れないのが、歯痒かった。
「知り合いもいるから大丈夫ですよ。」
心配するなと笑うキヴィに、(女か!?)とベベドナは別の心配を始めたが、
「彼はろくでなしですが…」
と語り始めるキヴィの話を聞いて安堵した。一方で、ベベドナが見たことのない、やんちゃ坊主のような顔でキヴィに話される相手に嫉妬もする。
「貴女も堂々と表に出れるような組織に、早くしたいところです。」
哀しげなキヴィと対照的に、
(司教の妻として!?)
と、キヴィの言葉を歪んだ解釈で受け止めたベベドナは舞い上がった。
「それでは、行ってきます。」
「「気をつけて、キヴィ様!!」」
子供たちや心労に潰されそうなマレンマレンが涙ぐむ、逆にキヴィが死にそうな感動的な雰囲気の中、ベベドナは馬車に乗ろうとするキヴィを呼び止めた。
「ちょっと待って!」
ベベドナの呼び声にキヴィが振り返った刹那、ベベドナの唇がキヴィの頬を掠める。ほとんど触れるか触れないかの間だったが、確かにキヴィは暖かいものを感じた。
「なっ!…ふ、ふしだらな…」
マレンマレンが不明瞭な言葉を呟いて眉を怒りで釣り上げているので、
「この地方の呪いまじないですね。」
とキヴィが声に出す。
「うん。気持ち程度だけどね。」
半分嘘で、半分本当だ。遠くから来たマレンマレンは知らないが、頬への口づけはこの地域の挨拶や相手に幸運を願うときに使われる仕草であり、同性同士でも普通に行う日常的動作だ。そしてそれは魔力を持つものにとっては、相手に加護を授ける呪いだった。
教会でも似た秘跡があるが、サキュバスを疑っているマレンマレンには違う目的の行為に思えた。もちろん、彼の推測は間違っていない。
(そりゃキヴィ様にキスしたいからに決まってるだろ…それに、気持ち程度じゃなく、キヴィ様に並大抵の人間が危害を加えようとすれば害が跳ね返るはずだ。)
「あと、あたしが作った解毒剤も念の為に…。キヴィ様に毒を盛る罰当たりなやつなんて、いないだろうけどさ!」
腹の底を愛しい人からは隠すベベドナは、硝子壜を渡そうと顔を上げたところで目を見張った。
「はい。ありがとう。」
キヴィの頬が薄紅色に染まっている。今までになく柔らかに、優しく笑っている。黄緑の瞳が愛しいものを見つめるように細められて見えたのは、ベベドナの願望だろうか。
「うん…。早く、帰ってきておくれよ。待ってるから、みんな…。」
キヴィの笑顔と瞳の美しさに思わず目を背けてしまったベベドナは、刺激の強い光景をちらちらと見ながら、何とか言葉を絞り出した。
「すぐ帰ります。」
キヴィは真っ赤になっているベベドナに気づいているのかいないのか、笑顔のままで、彼女や修道士修道女たちを安心させるように言いきかせた。
悲恋ものを読みすぎた若い修道士は皆の言うことなすことすべてが不吉な予兆に思え、花びらが散りそうな雰囲気の二人の横で一人ハラハラしていたが、ベベドナの朱い目に周りの様子は全く映らず、ただ愛しいキヴィの笑顔だけが映っていた。
そして、惚けたベベドナと大げさな子供と助祭を残して、司祭が乗る馬車は街道を駆けていった。
「ついに尋問にかけられんのか?」
野次馬に来た魔族の不吉な声も、ベベドナの耳には届かなかった。
「いやぁっ!虫!」
ベベドナは毛虫にわざと怯えてキヴィに抱きつき、骨ばった腕に柔らかなものを押し付けるという古典的なこともしたが、
「大丈夫です。鮮やかな色の毛虫ですけど毒はありませんよ。」
キヴィは虫にもベベドナの感触にも動じず、毛虫を指に乗せて離れた花畑に離してやった。
「この間、蜘蛛の足摘んでうっとり見てましたよね、貴女。」
傍から白い目で見ていたマレンマレンの突っ込みは、サキュバスには毛虫の毒が致命傷などてきとうなことを言ってかわした。
「キヴィ様、優しい人…。」
ベベドナはキヴィの無反応に不満だったが、騒がず慌てずベベドナを疎まず毛虫を救う器の広さに惚れ直した。
別の日、ベベドナはもっと露骨な誘惑をした。キヴィが散歩や瞑想にくる湖で水浴びし、偶然を装ってほとんど用をなさない薄衣に透ける、濡れた肢体を見せつけるというものだ。
「えっ」
美しい湖を眺めようとして木々を縫って歩いた先の光景に、流石のキヴィも困惑した表情でほんの一瞬固まった。事態を理解したキヴィはすぐに顔を背け、失礼しました、と堅い声で謝る。ベベドナはキヴィの頬が赤く染まっていることを期待して、
「気にしないで」
と気遣うふりをして彼に裸に近い格好のまま近づいたが、キヴィの顔色は赤と言うよりむしろ青い。
「女性の裸体を本人の意志を無視して見るなど、私はなんと愚かな……忘却魔法を術師に頼みに行きます」
司祭の目が本気なことに気づき、ベベドナは必死に止めた。
「それ副作用がひどいやつだろ!?やめてくれよ、キヴィ様に何かあったら皆悲しむよ。」
と言いつつベベドナは彼の股間を確認したが、変化は見られなかった。
「とりあえず、これを」
キヴィは自分の上着のローブを脱いでベベドナに着せる。期せずしてキヴィの暖かさと匂いに包まれたベベドナだが、キヴィの理性に少し苛ついた。
(精気も……わずかに増えてる気もするけど…まさか…キヴィ様、不能なのかね…?)
キヴィに全く性欲がないというのは、ベベドナとしては結構困る事態だった。サキュバスは微量の精気を多人数から集めたり、血液など精液以外から精気を得ることもできる。しかし一人に恋をすると、その相手以外の精気はあまり吸いたくなくなる習性があった。勿論、結婚していて、特に浮気というわけでもなく、なんとも思わず通行人の精気を吸うサキュバスもいるが。それに精気は性的興奮や生存欲求の高まりで増える生命力そのものであり、吸い尽くせば相手を死に至らせる。キヴィは生命力が強い方だが、何かしらの理由で増幅していない精気を吸うのは気が引けた。
(キヴィ様の精気が増えないなら、吸えなくなっちゃう)
実のところベベドナはキヴィの精気を味見程度に何度か吸っている。あまりに甘美で珍しい味なので、我慢できないのだ。
しかし、ベベドナの裸を隠したあとはいつも通りに振舞っていたキヴィが、水浴びしすぎて冷えてしまったと言って寄り添うと動きがぎこちなくなった気がしたので、ベベドナはキヴィは理性が強いのだという可能性にかけた。
ベベドナはその夜キヴィの寝室を窓から覗いたが、すやすやとあどけない顔で眠る男がいるだけだった。夜目の効くベベドナは、しばらくキヴィの寝顔にみとれていた。ずっと騒々しい街中で生きてきたベベドナには、プライバシーという観念はなかった。
「って!違う!寝顔が可愛いなあじゃないよ!あのベベドナが情けない…」
全く司祭を誘惑できないベベドナはその後、一人でベッドの上でじたばた暴れた。
全く精気が吸えず、業を煮やしたベベドナは、合法的に司祭に触れる方法を考え、実行することにした。
「気をつけて、キヴィ様」
司祭は、教会の支部に行く用があるため、出るところだった。馬車で一日もしないところに行くだけなのだが、指導者というより親代わりの司祭が数日いないというだけで子供たちは不安げだ。そして、魔族まで来始めた祭儀を一人で行うマレンマレンが、誰より一番顔面蒼白だった。
「あたしもお供に行けたらいいのに」
ベベドナは演技しているわけではなく、本当にキヴィが心配だった。ベベドナが2百年程生きて見てきたキヴィ以外の聖職者はろくでもない連中だった。ベベドナは魔族故にキヴィを多少の害から守れる強さを持ちながら、魔族故にキヴィを傍で守れないのが、歯痒かった。
「知り合いもいるから大丈夫ですよ。」
心配するなと笑うキヴィに、(女か!?)とベベドナは別の心配を始めたが、
「彼はろくでなしですが…」
と語り始めるキヴィの話を聞いて安堵した。一方で、ベベドナが見たことのない、やんちゃ坊主のような顔でキヴィに話される相手に嫉妬もする。
「貴女も堂々と表に出れるような組織に、早くしたいところです。」
哀しげなキヴィと対照的に、
(司教の妻として!?)
と、キヴィの言葉を歪んだ解釈で受け止めたベベドナは舞い上がった。
「それでは、行ってきます。」
「「気をつけて、キヴィ様!!」」
子供たちや心労に潰されそうなマレンマレンが涙ぐむ、逆にキヴィが死にそうな感動的な雰囲気の中、ベベドナは馬車に乗ろうとするキヴィを呼び止めた。
「ちょっと待って!」
ベベドナの呼び声にキヴィが振り返った刹那、ベベドナの唇がキヴィの頬を掠める。ほとんど触れるか触れないかの間だったが、確かにキヴィは暖かいものを感じた。
「なっ!…ふ、ふしだらな…」
マレンマレンが不明瞭な言葉を呟いて眉を怒りで釣り上げているので、
「この地方の呪いまじないですね。」
とキヴィが声に出す。
「うん。気持ち程度だけどね。」
半分嘘で、半分本当だ。遠くから来たマレンマレンは知らないが、頬への口づけはこの地域の挨拶や相手に幸運を願うときに使われる仕草であり、同性同士でも普通に行う日常的動作だ。そしてそれは魔力を持つものにとっては、相手に加護を授ける呪いだった。
教会でも似た秘跡があるが、サキュバスを疑っているマレンマレンには違う目的の行為に思えた。もちろん、彼の推測は間違っていない。
(そりゃキヴィ様にキスしたいからに決まってるだろ…それに、気持ち程度じゃなく、キヴィ様に並大抵の人間が危害を加えようとすれば害が跳ね返るはずだ。)
「あと、あたしが作った解毒剤も念の為に…。キヴィ様に毒を盛る罰当たりなやつなんて、いないだろうけどさ!」
腹の底を愛しい人からは隠すベベドナは、硝子壜を渡そうと顔を上げたところで目を見張った。
「はい。ありがとう。」
キヴィの頬が薄紅色に染まっている。今までになく柔らかに、優しく笑っている。黄緑の瞳が愛しいものを見つめるように細められて見えたのは、ベベドナの願望だろうか。
「うん…。早く、帰ってきておくれよ。待ってるから、みんな…。」
キヴィの笑顔と瞳の美しさに思わず目を背けてしまったベベドナは、刺激の強い光景をちらちらと見ながら、何とか言葉を絞り出した。
「すぐ帰ります。」
キヴィは真っ赤になっているベベドナに気づいているのかいないのか、笑顔のままで、彼女や修道士修道女たちを安心させるように言いきかせた。
悲恋ものを読みすぎた若い修道士は皆の言うことなすことすべてが不吉な予兆に思え、花びらが散りそうな雰囲気の二人の横で一人ハラハラしていたが、ベベドナの朱い目に周りの様子は全く映らず、ただ愛しいキヴィの笑顔だけが映っていた。
そして、惚けたベベドナと大げさな子供と助祭を残して、司祭が乗る馬車は街道を駆けていった。
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