【完結】闇属性魔術師はピンクの夢を見る

２. 闇属性魔術師と白い結婚

　世の中には信じられない事が起きる時がある。
　我が儘令嬢アンナが思い付いた「白い結婚」は子供が出来なければ一年で自動的に離婚出来るという忘れられた制度
　あまり使われない白い結婚など誰にも認められるはずがないのに、僕の専属侍女カトレアを通して侍女長イザベラと男爵の父オリバーに話が行き
　父も侍女長も可憐で守銭奴な見掛け倒しのマルク伯爵令嬢のアンナ嬢の話に簡単に騙され、意外にも１年間の白い結婚と別邸同居を気安く引き受けてしまった

　専属侍女カトレアに至っては何を勘違いしたのか「一緒に頑張りましょうね！」と励まして来る始末
　僕には何の得にもならないのに、たった１年間の限定とは言え恐ろしい爆弾女を背負い込んだ。

　彼女には学院生時代、カネに困っている女生徒の情報やその友達について有料で情報提供を受け
　それを使って何度も貧乏女生徒を釣り上げ性処理係と魔術の実験体として便利に使い、ほとんどの女生徒を使い捨てにしたが
　実験に成功した元貧乏女生徒３人娘だけは今でもよく家に呼んて援助交際を楽しんでいる
　だから、全く信用がないのに何故、今頃になって白い結婚の相手に選ばれたのか訳が分からない。

　こうなれば子爵家出身の母から受け継いだ精神を自由に操る希少な闇属性魔術師としての沽券にも関わる
　是非ともあの男嫌いで生意気なマルク伯爵令嬢のアンナ嬢を落として妻か愛人にしなければならない
　これで貴重な体験が得られる事になるかも知れないが、もし失敗すれば世間体を気にする貴族同士の深刻な争いに発展する恐れがある。

　別邸に居着いてしまった彼女の夕食に１週間渡って毎日薬を盛った結果、態度が少し軟化仕始めて今夜は近くに寄って手を触れて話す事が出来た
　満を持して夜中に幽体離脱を行い、アンナ嬢の張った人払いの結界と警戒の魔道具に依って厳重に隔離された彼女の部屋に侵入
　眠っている彼女の意識の中に潜り込み過去の記憶をさぐり、最近の記憶を書き換え少しづつ修整して
　結婚願望を高め、同居している僕を好きになるように心を操る。

　しかし、１週間経っても闇属性魔法と幽体による精神操作の効果が薄かった為に用意した第２案を実施した
　熟睡した彼女を操って毎晩自分のベッドの中で自慰をさせ刺激に敏感な身体にゆっくりと作り変えていく
　彼女がだんだん夜中の自慰に溺れて違和感がなく受け入れて愉しみ始めたので

　次の日は脱衣所の長椅子に待機して僕の意識を分割、眠る彼女を風呂場に誘導してパジャマを脱がせ裸で洗い場に用意したマットに横たわらせる
　すぐに自分も風呂場に入り彼女の立派な乳房や白いお尻を撫で回しながら、お互いに身体を触り合って気持ちを高め
　興奮して我慢汁や愛液で局所が潤いはじめたら正常位で腟口に陰茎を添え腰を沈め奥までしっかり挿入すると
　意識を共有している為に自分で自分の尻に入れているようでちょっと気持ちが悪い
　そのまま２人を同時に操って四十八手の体位を試し、お互いの身体の快感のツボを知る
　ある程度満足したらクリーンと治癒の魔法を掛けてシャワーを浴び、携帯ビテで腟を洗浄をして
　風呂場を片付け証拠や跡が残っていないいことを慎重に確認して身体をそれぞれの部屋に戻す

　それが手早く終わるようなり慣れてきたら陰囊をマッサージして効率良く精液の大量中出しを繰り返し
　彼女が知らない間に妊娠させるように努める
　そうやって、上級貴族令嬢で性格を除けば身体も顔も優良物件な彼女との１年以内の出来ちゃった婚を目指す。

（続く）