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第1章
友達はできそうにない
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聖女候補の朝は早い。
朝の祈り、座学、実技に運動‥
聖女っておしとやかな神聖なイメージがあったけど、なんか体力勝負らしい。
浄化するのにすごく気力と体力を使うからと。
何より大事だといわれる感情のコントロールにはものすごい時間をかけている。
憎む、恨むという感情はもちろん持たない。
怒らない、悲しまない、落ち込まない。
負の感情を溜め込まない事が大切らしいが、そんな人いるんだろうか‥
聞けば聞くほど、今までの性格を変えるようで無理だと正直思う。
私は感情的だと自分でもわかっているし、聖女の勉強の中で感情のコントロールが一番難しい。
先生はあえて怒らせる様な発言をして、それを受け流す練習をする。
私は先生に突っかからない様、フーフーと大きな息を吐いて気持ちを落ち着けるのでいっぱいいっぱいだった。
その点は令嬢達は普段から感情を表に出す事がない様で上手に切りかえしていた。
だけど、ペンダントの石を見ても青色だしと自分に言い訳してみる。
このくらいの負の感情くらいなら大丈夫なようで安心する。
そういえば、神様は感情の起伏があまりないな。
いつでも微笑んでいて穏やか。
「私のかわいい子」
神様の微笑みを思い出すだけで顔がにやける。
ダメダメ、授業に集中しなくちゃ。
ただでさえ、遅れてるのに‥
キャッキャっと楽しそうな笑い声が聞こえる。
午前中は聖女になるための勉強だけど、午後は自由時間でみんなでお茶会をしているのが見える。
令嬢達のお茶会の横を通り過ぎてラリーン先生の待つ部屋に行く。
お茶会に誘われるわけもなく、話しかけてくる令嬢もいない。
神様もいるし、寂しくはない‥
寂しくはない‥けれど!
やっぱり友達は欲しい。
一緒に頑張ろうって言って励ましあえる友達が。
でも、令嬢達はラハールさんが言った通り聖女に本気でなろうとしている訳ではなさそうだ。
祈りや授業も適当に受けているのが私から見てもわかる。
ラリーン先生は本気で聖女を育てようとしているのに、どんな思いで彼女達に教えているのだろう。
「みすぼらしい」「マナーもできていない」「教養がない」
そんな彼女達に言われていた事。
最初こそ、落ち込みはしたが、言われすぎてなんとも思わなくなってしまった。
慣れってすごいなと自分でも思う。
まだ読み書きも怪しいけど、私は神様の為にも立派な聖女になるって決めたんだから。
いつまでもグダグダ考えても仕方ないし、やるしかない。
「よく頑張ったな。」って神様に褒めてもらうんだから。
チラッとお茶会を見る。
やっぱりアリーティナはいない。
令嬢のトップに立っているアリーティナは令嬢達とは違って、彼女は自分が聖女になると本気で信じている。
貴族の高貴な血が聖女の印であり、貴族のトップにいる自分がなれないはずがないと。
令嬢達が適当に聞いている授業にも積極的に取り組んでいて本気で聖女を目指しているのがわかる。
だからこそ、同じ聖女候補として仲間になりたかったが、アリーティナは私の存在を疎ましく思っている事を隠しもしなかった。
はぁ、唯一聖女を目指してるのがよりによってアリーティナだなんて。
話しかけても無視されるな‥
後まだ2年近くあるのに、友達はできそうにない。
朝の祈り、座学、実技に運動‥
聖女っておしとやかな神聖なイメージがあったけど、なんか体力勝負らしい。
浄化するのにすごく気力と体力を使うからと。
何より大事だといわれる感情のコントロールにはものすごい時間をかけている。
憎む、恨むという感情はもちろん持たない。
怒らない、悲しまない、落ち込まない。
負の感情を溜め込まない事が大切らしいが、そんな人いるんだろうか‥
聞けば聞くほど、今までの性格を変えるようで無理だと正直思う。
私は感情的だと自分でもわかっているし、聖女の勉強の中で感情のコントロールが一番難しい。
先生はあえて怒らせる様な発言をして、それを受け流す練習をする。
私は先生に突っかからない様、フーフーと大きな息を吐いて気持ちを落ち着けるのでいっぱいいっぱいだった。
その点は令嬢達は普段から感情を表に出す事がない様で上手に切りかえしていた。
だけど、ペンダントの石を見ても青色だしと自分に言い訳してみる。
このくらいの負の感情くらいなら大丈夫なようで安心する。
そういえば、神様は感情の起伏があまりないな。
いつでも微笑んでいて穏やか。
「私のかわいい子」
神様の微笑みを思い出すだけで顔がにやける。
ダメダメ、授業に集中しなくちゃ。
ただでさえ、遅れてるのに‥
キャッキャっと楽しそうな笑い声が聞こえる。
午前中は聖女になるための勉強だけど、午後は自由時間でみんなでお茶会をしているのが見える。
令嬢達のお茶会の横を通り過ぎてラリーン先生の待つ部屋に行く。
お茶会に誘われるわけもなく、話しかけてくる令嬢もいない。
神様もいるし、寂しくはない‥
寂しくはない‥けれど!
やっぱり友達は欲しい。
一緒に頑張ろうって言って励ましあえる友達が。
でも、令嬢達はラハールさんが言った通り聖女に本気でなろうとしている訳ではなさそうだ。
祈りや授業も適当に受けているのが私から見てもわかる。
ラリーン先生は本気で聖女を育てようとしているのに、どんな思いで彼女達に教えているのだろう。
「みすぼらしい」「マナーもできていない」「教養がない」
そんな彼女達に言われていた事。
最初こそ、落ち込みはしたが、言われすぎてなんとも思わなくなってしまった。
慣れってすごいなと自分でも思う。
まだ読み書きも怪しいけど、私は神様の為にも立派な聖女になるって決めたんだから。
いつまでもグダグダ考えても仕方ないし、やるしかない。
「よく頑張ったな。」って神様に褒めてもらうんだから。
チラッとお茶会を見る。
やっぱりアリーティナはいない。
令嬢のトップに立っているアリーティナは令嬢達とは違って、彼女は自分が聖女になると本気で信じている。
貴族の高貴な血が聖女の印であり、貴族のトップにいる自分がなれないはずがないと。
令嬢達が適当に聞いている授業にも積極的に取り組んでいて本気で聖女を目指しているのがわかる。
だからこそ、同じ聖女候補として仲間になりたかったが、アリーティナは私の存在を疎ましく思っている事を隠しもしなかった。
はぁ、唯一聖女を目指してるのがよりによってアリーティナだなんて。
話しかけても無視されるな‥
後まだ2年近くあるのに、友達はできそうにない。
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