最後にいなくなった、君は

松山秋ノブ

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第4章「好きじゃない」⑤

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「私は声を失ったわ、恵美が何を考えているのかがわからなかった」
「百歩譲って、『私を忘れてほしい』というのはわかるかもしれない。自分がいなくなってから、忘れてほしくない、って思うけれど、でもその世界に自分はもういないのだから、相手には私を忘れて幸せになってほしい、と思うかもしれない。私は絶対にそんなこと思わないけれど」
「でも、それで、それを叶えるのに『私と望月君が付き合う』理由がわからない。全く繋がらない。だから、私は正直にそれを恵美に伝えたわ。でも、恵美は全く動じる様子がなかった。むしろ笑っていったわ。『ううん、できるよ、真奈ちゃんと望月君が付き合えば』って」
「あまりに確信的に言うから、私は『なんで』って言ったの、そしたらね・・・」
「ちなみにあなたは占いとかおまじないとか信じる? もしかすると今から話すことは到底信じられるものではないかもしれないけれど、でもこれが事実だから、最後まで聞いてほしいの」
「恵美は言ったの、『私、そういう風に人を操ることができるのよ』って」
「もういよいよ何を言っているかわからなかったけれど、恵美はいたって真剣だったわ。『信じてないなら信じさせてあげる』って言ったの」
「恵美は私に身体を近づけるように言ったわ。それでいて力を抜くように言ったの。そこから先のことは上手くは覚えてないけれど、気がついたら頭の中がやけにさっぱりして、そしたら急に恵美が私の身体をくすぐり始めたの。私、くすぐられるのが本当に苦手で、恵美ったら時々不意打ちをかけてくすぐって私を驚かせるのよ。それか、と思って身構えたんだけどね・・・全然くすぐったくないの。手の感触はあるし、結構強めにやっても、全然何も感じないのよ」
「恵美はね、『今、真奈ちゃんにはくすぐっても大丈夫なようにおまじないをかけてあるの』って笑ったわ。そして『それで望月君にも、私が嫌いになるようにっておなじないをかけてある』って言ったの」
「私は自分の身体に実際に起きたものだから、もう驚いちゃって、信じざるをえなかった。でも、同時に恵美がとても恐ろしく見えた。死を前にしてモンスターと化したように見えたわ」
「私は恵美に、どうすれば良いのか、と訊いたわ。そしたら『ただ望月君と付き合うだけよ』と言ったの。『もう既に真奈ちゃんを好きになるようにもしてあるし、真奈ちゃんと付き合ったら私を忘れるようにもしてある』って」
「その時に思ったわ。恵美はもう覚悟を決めてしまったんだ、って。本気なんだ、って」
「恵美は『付き合っている限りはずっと望月君は私のことを忘れているけれど、それだと、真奈ちゃんも無理やり付き合い続けなきゃいけないよね。それは申し訳ないから、もし止めたくなったら、別れても私を忘れ続けていられるように真奈ちゃんにおまじないのやり方を教えてあげる』って『だから、お願い、少しの間でも良いから付き合って』って」
「私は覚悟と熱意に押されてついに了承したわ。私のために逃げ道を作ってくれていたのもわかったし、ちょっとそういう力にも興味があったから」
「恵美はとても喜んで、何度もお礼を言ってくれた。そして、私におなじないのやり方を教えてくれた。後で知ったけれど、そのやり方は催眠術の類だそうよ。大学生になってから、友達に教えてもらったわ」
「それから恵美は最後に私に忠告した。『本当はすぐに止めたくなるかもしれないけど、万が一真奈ちゃんのおまじないが弱かった時に記憶が混同するように、この1年は私と彼が経験したことを出来る限りたくさんそのままなぞってほしいの。そしたら、彼は自分が私と経験したのか、真奈ちゃんと経験したのかわからなくなると思うの。これは保険も含めているのよ。お願いね、ごめんね』」

「最後にもう一度強く言ったわ『私ね、絶対に忘れられたいの』って」

「病院を出ると冷静になって、やっぱりこんなことはいけないことなんじゃないか、って思ったわ。現実に出来るはずがない、ともね。でもね、それからすぐに恵美が亡くなったと聞いたの。恵美は本当に最期の最期に私に願いを託したんだ、って」
「そうしたらもうやるしかなかった。私はすぐに彼に会いに行ったわ。彼は少しも悲しんでなかった。それどころか恵美のことが嫌いだったから清々した、と言っていたわ。恵美のおまじないは完璧だった。そして、私は望月君に告白をした。」
「結果はもちろんOKだったわ」
「それだけじゃなかった。それから望月君は恵美の名前を一切出さなくなった。本当に恵美のことを忘れたみたいだったわ」
「私は恵美に言われた通り、恵美と望月君が経験したことを出来るだけたくさん同じようにやったわ。恵美と望月君のことは普段から良く聞いていたし、最後の日にも答え合わせをしたから完璧だった」
「部活が終わると一緒に自転車で帰ったし、私が自転車を持ってない日は彼の後ろに乗って帰った。学校の裏門の先はすごい下り坂で、結構スリルがあったわ。そこの降りきったところで自転車から飛び降りないといけないのよ。テニス部の私でも怖かったし、難しかったわ。恵美って本当に帰宅部なのかしら、って思ったほどよ」
「お好み焼き屋に行った話はさっきしたわね。最初はもう1人男友達を連れて行ったんだけど、その子がお好み焼き屋の店員の女の子を気にいっちゃって、執拗に連絡先を訊こうとするから帰りに怒ったわ。『勝手な思い出を作らないで』って。その子、何を言われているかわかんない、って顔してたわ、当然よね」
「行きつけのクレープ店が一番困ったわね。何せそこの店員さんは彼とも恵美とも仲が良かったから。最初はすごく警戒されたし、望月君のことにも怒ってたみたいだった。それはそうよ。向こうにしてみたら、彼女が亡くなったのに、すぐに違う人と付き合い始めた薄情者に見えたでしょうから」
「だから、私は別の日にその店員さんと話したわ。『私は恵美とも友達だった。あ互いに深く悲しんでいる。でも乗り越えたいと思っているから、見守ってほしい』って」
「それから、変に名前を出されて思い出されるのも嫌だったから、『彼の前で恵美の話はしないようにしよう』とも言ったの」
「店員さんは私の話を涙目で聞いてくれてね。罪悪感で自分が嫌になりそうになったけど、恵美との約束を守るために私は嘘をつき通したの」
「一番驚いたのは体育祭ね。私たちの高校はクラス対抗で全員参加の二人三脚リレーがあるのね、で、2年の時は恵美と望月君がペアを組んでたの。3年で運良く同じクラス になったから、3年では私たちがペアを組んだのよ」
「2年生の時はね、本番で急に恵美がスピードを上げて、望月君がやっと付いていく、っていうのがあったの。そこで、バトンを渡す直前で恵美が転びかけたのを、望月君が支えて持ちこたえるっていうことがあったのよ」
「恵美はそれをすごく嬉しそうに話してて、だったら私もやらなきゃと思って、本番で同じ様に急に私がスピードを上げたの」
「望月君は驚いた顔をして、『おいっ、ちょっと待てって』って言うんだけど、私は無視してどんどんスピードを上げたの。そしたら段々と前を走るクラスに追いついてきて、望月君もいつの間にか本気で走ってるの」
「二人とももう夢中で、私は転びかけるつもりだったことなんて忘れてたんだけど、偶然にもバトンを渡す直前で私が転びかけちゃったの。その瞬間、思い出して後悔したわ。余りにスピードを出しすぎて、怪我しない程度に転ぶ予定だったのに、このままじゃ思い切り前に転んじゃう、って」
「ほら、私は意識して転ぼうと思ってるけど、望月君はそんなこと意識してないから、転びかけても支えてくれる保証はないじゃない。望月君って運動神経は中の下だったし」
「そしたらね、望月君が寸前ですっと肩を持って支えてくれてね、私は転ばずに済んだのよ。あれは驚いたわ。ちゃんと支えてくれるんだ、だって」

「そうやって私たちは恵美との思い出を更新するように日々を過ごして、恵美の望むように、彼の中から恵美を消そうとしたの」
「そして、それは概ねうまくいっていたわ」
「でもね、誤算があった」
「いいえ、それは想定内よ。恵美と望月君のことを知ってた子たちが快く思わないことなんて覚悟のうえだった。望月君に対しては、元からあんまり人と接することもなかったから、恵美と仲が良かった子たちが離れて陰口を叩く程度だった」
「その点、私には面と向かって言ってくる子もいたわね。でも、そんなことは全く気にならなかった。私は恵美との約束を守りたかったし、それに、話したところで信じてももらえないだろうし、友達もいないわけじゃなかったし、1年間さえ我慢すれば良いと思ってた。そして、それはその通りだった。卒業したら、ほとんど何も言われなくなったわ」
「誤算は私の中にあったの」
「彼の中から恵美を消すことには成功していたけど、恵美と望月君との日々をなぞる度に、私の中では恵美の存在が大きくなっていったのわ。大きくなりすぎていたの。私は恵美のことを考えない時間がなかった。時には自分が恵美なのか真奈なのか曖昧になることもあったわ。自分の身体が恵美に乗っ取られているんじゃないか、と思ったのも言い過ぎではない気がする」
「その時に思ったの、恵美は『忘れられたい』って言ったけれど、むしろ逆じゃないのか、いつまでも忘れられないために私を利用したんじゃないのか。恵美は私を身体を使って、いつまでも望月君に愛されようとしたんじゃないか、って」
「そう考えたら急に怖くなってきた。頼み事をしてきたあの日の恵美の笑顔が別の意味を持ち始めたの」
「それに望月君にも罪悪感があったわ。恵美の望み通り忘れたままにした方が良いんだろうけれど、それを目の前で見続けることは私には堪えられなくなってきた」
「だからね、卒業を前に私は望月君から離れることにしたの」
「彼を呼び出して、恵美から教わった方法で彼におまじないをかけた。私がいなくなっても、恵美のことは思い出さないこと。これまで経験したことは私との思い出だって信じ続けること」
「そして私は一方的に別れを告げた。彼は必死で理由を訊いてきたけれど、私には答えることができなかった。それよりも自分がかけたおまじないが効いているかということしか気にしていなかったの。彼は思い出さなかった。私にも出来た。私は安心して彼の前から消えた」
「それから私は彼が受験した大学とは全く違う地域の大学に進学したわ。出来る限り遠くに。忘れようと思った。恵美のことも彼のことも。でもダメだった。いつまでも忘れることはできないし、ずっと不安だった。彼は恵美のことを思い出しているんじゃないか、私は恵美を裏切ったんじゃないか、って」
「恵美の願いを叶えるために私は彼の前からいなくなったはずなのに、それも怖くなって私は最近、仕事を変えてこの辺りに引っ越して来たの。彼がまだこっちにいるって、友達から聞いたから」
「でも何処で何をしているかまでは知らなかった。そんな時に別の友達から連絡が来たの」
「恵美を偲ぶ高2の同窓会をやること。そこに彼が来るかもしれないこと。そして、今、小さな芸能事務所をやっていること」
「私は慌ててネットで検索をした。名前は違ったけれど、確かに彼だった」
「そして唯一のタレントの名前を見て私は愕然とした」

「それがあなたよ、緑芽以さん」

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