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第二巻・ワテがギアでんがな
踊る緊急自動車
しおりを挟む──続きだぞぉ~~。
「おねーちゃん。うみよ。うみ!」
恭子ちゃんの手を離れたキヨコは公園で放たれた子犬みたいに波打ち際を走り回り、ギアを乗せたバギーも砂のうねりを数度ジャンプして、幼女のあとを追いかけた。
「わぉぉ。ウミやでー! キヨコは~ん」
「あのバカ。海に落ちたら即死なのに……」
「防水加工までしてもらってんだよ、あいつ」
「そこまでして海に近づこうとするとは……噴火口へ降りる火山学者並みの装備ではないか。ようやるワ」
大阪弁が移りそうなのである。
キヨコは打ち寄せる波に逃げ、引く潮を追いかけるという可愛らしい仕草を繰り返し、それをまろやかな笑顔で見つめていた恭子ちゃんは、よいしょと、砂の上に荷物を置いた。
「キヨコちゃん。砂のお城作ろうよ」
風に弄ばれる黒髪を気にもかけず、優しげな視線でキヨコを呼び寄せる。
「つくろー。キヨコが入れるぐらいで三階建てのがいい」
それならパワーショベルでも呼んでこないと無理なのである。
アキラもたらたらと近寄り、リュックを下ろすと背筋を伸ばしてキョロキョロ。
「女の子少ないね。ほとんどカップルばっかりだ」
風に飛ばされないようにサンバイザーを深めに被り ひさしを指で摘まんで辺りを窺った。
アキラの言うとおり男性グループの姿がチラホラ見えるが、ほとんどはカップル、あるいは家族連れで、女の子だけのグループが見当たらない。
「当たり前です。今どきの女子は紫外線を避けてこんなバカ暑いところには来ません!」
と言って、波打ち際で直立したのは、スーパーキヨ子であった。
「日焼けは女子の天敵なのです。まったく、こんなところに連れてき来て!」
居丈高にそう吐き捨て、握っていた濡れ砂を足下に叩きつけた。
「なんでよぉぉ?」
恭子ちゃんとアキラがそろってNAOMIさんを睨んだ。
「キヨコのままでいいのに」
そう、キヨコとスーパーキヨ子では雲泥の差がある。敬意を表して付き合わないと、ひどい目に遭うのである。
「どうしてインターフェースを起動したのさ」
アキラは執拗に口先を尖らせるが、
「なに言ってんの。危険だからでしょ」
「どこがー?」
「空腹のハイエナがウロウロしているからよ。ま、あたしはそれでも構わないけどね」
意味が解らないのである。
「ほら来たぁ」と嬉しげに鼻をもたげるマイボ。
「ねぇ。彼女独り?」
「どっから来たの?」
「可愛いね。その子、妹さん?」
到着して10分も経っていない。ハイエナと言うよりか、小バエであるな。
声を掛けて来たのは3人連れの20歳(はたち)前後の男だった。全員長髪、アロハ着用。胸はおっぴろげ、金のネックレス。3人中2人はサングラス姿。
つまりこれが、ナンパと呼ばれるものであろうか。
アキラは後退り……情けない。
恭子ちゃんは少し緊張気味。NAOMIさんは尻尾を振り、
「ねぇねぇ。あんたたちの友達に色白のほっそりした男子はいないの?」
逆ナンパではなく、草食系の斡旋を要請するようである。
「おぉ……。ウケんじゃん!」
「おいー。アイボだぜ。懐かしいな。まだ持ってるヤツがいたんだ」
「失礼ね。あたしはNAOMIって言うの。知らないの?」
「おー、かっけぇ。ちゃんと受け答えするぜ」
「アイボってしゃべったっけ?」
「あなた方の口調は見事にバカを証明しています。まったくもって耳障りです。さっさとどこかへ消えなさい」
ぐいっと男の前に割り込んだのは、もちろんスーパーキヨ子、6才。小学一年生である。
「おーこっちは居丈高なクソガキっす」
「アイボとクソガキを連れて、ネエちゃんもたいへんだ」
アキラは透明人間らしい。視野に入れてもらっていないようだ。
「ちょっとあなた方! さきほどから何度も某メーカーの商標を叫んでいますが、この方はNAOMIさんです。しかもれっきとした128Qビット量子コンピュータ製です。そんな発展途上の64ビットRISC(リスク)プロセッサーロボットと一緒にしないで頂きたいものですわ」
「そうよ。1ナノセック(十億分の一秒)に、118兆クワッドの処理能力で、4000万のモバイルデータチャンネルに同時にアクセスできるのよ。どんなスーパーコンピュータにだって侵入可能なんだから」
それが大迷惑だと言うのだ。
「すごいでしょ」
我輩の懸念など微塵も感じていないようで、NAOMIさんは黒い鼻の先を三人の男の前で、つんと持ち上げた。
「すっげぇ。今のアイボはこんなに喋んだ」
どうもぶっ飛び過ぎた情報は、この人らには処理できないようだ。
「おまはんら。NAOMIはんには、かないまへんで。このあいだもキャザーンのシステムをキャンと言わしたぐらいやからな」
と現れたのは、オモチャのバギー。
「おほぉ。トイズだぜ。何だこれ? リモコンバギーだ。最近のは喋るんだな」
「うっといな。おまはんら。えーかげんにせんとシバキあげんで」
「んだと、この野郎!」
火に油を注いでおるのである。一気に険悪な雰囲気になり三人は一斉にアキラを睨んだ。
「えっ!」
さっきまでは透明人間であったのに、今度はゴキブリみたいに睨まれている。
「おめぇだな。ロボット犬とかバギーを喋らしているのは!」
「い、いや。僕ではなくて。これは電磁生命体でして……」
頼りなくても一応男子である。怯えた恭子ちゃんがアキラの背後にそっと回る。
ここはいいところを見せるシーンだぞ、アキラ。
「あ、あのさ。あんまり僕たちと関わらないほうがいいと思うんだよ」
心細い表明ではあるが、我輩も賛同するぞ。キヨ子どのとNAOMIさんが関わると、だいたいは宇宙規模の騒動にまで発展するのであるからして……あわわ。ヤバイぞ。
「おー。舐めた口利いてんじゃねえぞ。オレたちゃそこらのナンパ男じゃねんだ」
それはよく存じておる。なにしろ日本が誇るスーパーコンピューター、『京』よりもはるかに高性能なビーグル犬と、電磁生命体に喧嘩を売る奴などそんなにいない。
「おら、なんとか言えよー」
「ナントカ」
「なんだとーっ!」
ぽつりと言ったギアの言葉で、さらに過熱。
「い、いや。僕じゃないし……」
アキラの襟がグイッと鷲掴みにされ、ほっそりとした喉が上下に動き、小一幼女の切れ長の目がきらりと光った。これはよくない徴候である。
「菜っ葉オトコですか。NAOMIさん。待望の草系ですわよ」
「ナッパじゃねえ。ナンパっちゅったんだ!」
「あたしが求めているのは草じゃないの。草食よ。こいつらはただの三バカトリオじゃない」
また古臭い言い回しであるな、NAOMIさん。
それよりもうやめたほうが。いくら器用に手足が動くといっても十万馬力は無いであろう。この後始末どうするのであるか?
焦る我輩を尻目に、再びギアが息巻いた。
「アホー。三バカトリオちゃうワ、『てんぷくトリオ』ちゅうねん」
「おらーガキ! またなんか操作してんだろ」
よくよくこいつは火に油を注ぐヤツだ。さらに締め上げられるアキラ。気の毒に。
「もう。しょがないわね」
NAOMIさんは落ち着き払った態度で、しっぽをくるりとひと旋回。
(あぁぁ…………)
何も無い砂浜から強い電波が放たれた。我輩は電磁生命体である。電磁波に関しては詳しいほうなのだ。今確かにNAOMIさんの尻尾から何らかのデータ情報的な信号が放出されたのを感じ取った。
「し、知らんで……ワテ」
リモコンバギーが後退し、辺りを窺うように周回した。ギアもヤバイ気配を察知したらしい。
「にーちゃんら、気つけなはれや。何か起きまっせ」
「こーらガキ。まだ懲りねえのか」
「クソガキのクセに大人をからかってんじゃねえぞ」
「いや。あの……」
三人から交互に突っつかれて、アキラは自動餅つき器の中で転がるモチ米だった。
女子の前でもっとも曝したくない醜態の第一位ではないだろうか。
数分間の小競り合いの後、最終的にアキラが突き飛ばされ尻もちを突いて終わった。
やっぱりモチ米アキラである。
「我が夫を弄ぶとは、許せません!」
傲然と吠えたキヨ子どのが相手の顔に砂をぶっかけた。
「べっ、ぺぇぇーっぺ。こんガキ何しゃがる。おい、ちょっと痛めつけろ」
「ご、ごめんなさい。もうしませんから」
根性が無いにもほどがあるぞアキラ。何も悪くないのに自分から頭を下げるなんて。
「あ、あの。これには色々ワケがあるんです」
恭子ちゃんが前に出ちゃっておるではないか。アキラ何とかしろ。
「いーや、ユルせん。砂を掛けられて黙ってられるか!」
「肝っ玉の小さい男ですこと」
き、キヨ子どのはもう黙ってて欲しいぞ。あんたは油どころか、ガソリンを撒いておる。
「やめなさい!」
前を遮るように出たNAOMIさん。続いてギアの声。
「それより。おまはんら。よう耳を澄ましてみぃ」
「ぬあにぃ?」
キョロつく三バカトリオ。
「なんだ? サイレン?」
砂の上からオドオドと首を伸ばしたアキラも一緒になって、きょろきょろ。
「ぱ、パトカーか?」と一人の男がつぶやき。
「い、いや。この数は違うだろ。え? 火事か?」
遠く、防波堤の外に広がる街から騒々しく響いてくるサイレン音。我輩でも息を呑む台数である。それと一人の男が火事か? と問うのも事実で、消防車の鐘の音も混じって聞こえる。それも尋常じゃない数。姿は見えないが、堤防の向こうで緊急自動車が右往左往していることは、このけたたましさから察すれば確実である。高楼園浜が完全にサイレンの音で囲まれていた。
「な……なんだ? 爆発事故か?」
街から伝わってくる異様な気配に他の海水浴客も気が付いたらしく総立ちになり、戸惑いと不安に揺れる視線で遠望した。
「あ、あれ……」
新たな騒々しさに違和感を覚え、空を仰ぐと数機のヘリが旋回していた。
「いったい、何が起きたんだよー?」
数分間、何も解らずチンピラはオロオロ。アキラもキョロキョロするだけ。
「みろ……」
一人の男がサングラスを指で摘まみ上げ、遠くへと目を凝らした。
「やっぱ、パトカーだ」
一台の白黒ツートンのクルマが、がら空きの駐車場に姿を現した。そのまま砂上を突っ切ろうとしたが、手前で急停車。中から二人の警官が降り立って辺りを窺った。
それだけではない。
「うあぁぁ」
次々とサイレンを鳴らしたパトカーが集合。その数、十数台。さらに土ぼこりの中から特殊起動車の四輪駆動車が飛び出して来て、砂の上を爆走して海岸へ急行すると、重装備の男たちが降り立たち、水平線をぎゃんと睨んだ。
それから現れる現れる。全部緊急自動車である。赤一色。中には大型搬送車に積まれた真っ赤な双腕重機。特別重大災害車両まで砂に乗り上げてきた。
「どぁぁぁぁぁ。いったい何があったんだよ。地震か? ねえよな。揺れてねえもんな」
「ぐぉぉぉ! け、警官に囲まれてるぞ!」
常軌を逸脱した雰囲気はチンピラにも敏感に伝わる。
何しろ防波堤の向こうでは大騒ぎ。海岸に入り切れなかった緊急自動車がサイレンを鳴らして外に集結しているであろう不穏で騒然とした空気がヒシヒシと感じるのは、黒だかりになって現れた大勢の警官やら隊員を見れば瞭然である。
やがて、浜辺をを突き進んで来た十数台の四輪駆動車や赤い特殊車両が勢揃いして、アキラたちの前に立ちはだかった。
泳いでいた海水浴客は全員が海から上がり遠巻きに静観し、三人のチンピラは抱き合って怯え、身構える恭子ちゃんの肩越しにアキラがポカン顔。
「ちょっとNAOMIさん。これはやり過ぎじゃないですか?」ぽつりとキヨ子どの。
冷然と眺めるキヨ子どの横では、ペロリと舌を出すロボット犬。
「そっかな。張り切り過ぎたかしら」
「き、北野くん。どうする? すごい騒ぎになっちゃったわよ」
恭子ちゃんもチンピラのことなんて、もうどうでもいいらしい。息を飲むのは警察官の集団と特殊車両の大群であった。
こんな事態を引き起こせるのは、キヨ子どのと並んで尻尾を振っているNAOMIさんである。こちらは全員が承知しておるが、チンピラどもは何も知らないでビビリあがっていた。
「せ、戦争でもはじまったのかぁ?」
「きみたちっ!」
一人の警官が緊迫した様子で走り寄って来た。
「ひぃっ!」
チンピラは尻込み、アキラは首を引っ込める。
肩に掛けた緊急無線や車両内の通信機から現状報告を求める声ががなり立てられ、別の警官が異常が見当たらないと、激しく連呼していた。
我輩たちの前に立った警官が強張った口調で尋ねる。
「海岸に正体不明のボートが何台も乗り込んで来たと緊急情報を受けたのだが。ボートはどこかね?」
「ボートでっか?」
砂を蹴ってバギーが近づき、
「それやったらボート置き場やろ……あががが」
告げるや否や、ギアはアキラにひっくり返され、アキラはそのまますっとぼける。
「ぜんぜん。ひとつも見てませんよ」
今度はミリタリー風の制服を着た人が駆け寄って来た。
「我々は大型タンカーがこの海岸に座礁したという情報を受けたんだが!」
だいぶ慌てた様子だったが、漁船ひとつ浮かんでいない海原を眺めて立ち尽くしていた。
「ちょうどいいですわ。この三人を迷惑防止条例違反でひっ捕まえていただけます?」
「はえっ!」
チンピラたちはさっきアキラが取った行動とおまったく同じ恰好で数歩下がり、
「お、お巡りさん。この子、意味解って言ってないすから……」
「あら、これは異な事を。あなた方の行為は、公衆に著しく迷惑をかける暴力的な不良行為等の防止に関する条例に違反します」
警官はちらりと視線を振って、
「手ぶらで帰るとまたマスコミに叩かれるので、ちょうどいい。ちょっと近くの交番に行こうか?」
果たして、我々にイチャモンをつけたチンピラ三人組は大勢の警官と数十台のパトカー。それと同じ数だけの特殊重装備緊急車両に護送されて高楼園浜から消えた。
ある意味ものすごく申し訳ない気がするのは、我輩だけであろうか。
しばらく数台の特殊車両が砂を蹴散らして海岸をパトロールしていたが、何も無いと分かると、浜辺は元の静寂を戻した。
「あ~あ。クチャクチャになってもうたな……」
綺麗に均(なら)されていた白砂は、大型重機や四輪駆動車に踏み荒らされ、大蛇がのた打ち回った後みたいな轍(わだち)で無残な姿を曝していた。
「マイボー。お前さ、どこのネットワークに侵入したんだよ!」
「え? 内閣危機管理監室のコンピューター……のほんの一部」
「ひゃー。一歩間違えたら、自衛隊まで来るところだよ」
と言ったアキラに、キヨ子どのは小さな指をちっちっと振る。
「アメリカ空軍が飛んでくるところでした」
「なぁ――っ!」
アキラは脱力して膝を落し、恭子ちゃんもフレアスカートのまま砂にしゃがみ込んだのは、説明するまでも無い。
ご愁傷様である。
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