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1章
17話 ダンジョンメニュー
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事後処理は大切だと思う。
奈々とガーラが森を破壊した事で、至る所で大小のクレーターが出来ていた。まず最初にやるべきことは、ガーラの対処だ。いつまでも素っ裸なのは良くないので、DPショップから適当に、地味なワンピースと下着を購入した。
自動でサイズが調整できるので、選ぶとしたら、見た目だ。派手なのを購入すると、リーシャに何を言われるか分からないので、地味な下着を購入した。マリと奈々に気絶しているガーラに下着とワンピースを着せてもらい、俺はリーシャに話しかけていた。
「エルフは? 拘束したままか?」
「解いてもいいけど? 森を直すんでしょ? 邪魔に入られては面倒でしょ?」
「まぁ…修復が終わるまで、そのままで」
「わかったわ」
森の修復はDPショップを使えば可能だと、衣服を購入する時に気づいた。なので、リーシャを連れて修復へと向かう。
「奈々とマリは、彼女を連れて町へ戻ってくれ」
「畏まりました」
「了解だよ」
ちょうど3頭の馬がいる。相変わらず、気絶したガーラは、うつ伏せのまま馬に乗せられている。奈々とマリはそれぞれ、1頭ずつ乗馬すると、マリが影で作った手を伸ばし、ガーラの乗る馬を引く。
「じゃ、先に待ってなさい」
「よろしく頼むぞ」
俺たちは別れると、リーシャの空間魔法で、奈々たちが破壊した森の修復へと回る。
「それで、どうやって直すの?」
「DPショップに建築資材と言うのがある。そこに更地の購入があった」
「建築資材? へぇ~私の時にはない項目ね」
俺はイレギュラーのグランドダンジョンマスターだ。DPショップには俺の世界にあった商品も購入が出来る。
「穴の開いた場所を、更地の購入で埋める」
凸凹に穴の開いた地面。DPショップから更地を購入すると、設置場所の表示がミニマップに記される。エルジーナ大森林を示したミニマップで、戦闘による被害もリアルに表示されていた。
俺はミニマップをタッチし、更地の設置場所を範囲決めする。目の前の凸凹を1つずつ埋めるのは面倒なので、広範囲を選択し、全てを更地に変えた。リーシャが超範囲魔法攻撃でモンスターを倒してくれたおかげで、DPは沢山ある。気にせずに使う事が出来た。
「凄いわね…私の時と仕様が全然違うわ」
「そうなのか?」
「ええ、そもそも、建築資材なんてDPショップに無かったし」
広がる更地にリーシャが驚く。DPショップには樹木も購入が可能だ。只、樹木には2種類ある。オブジェクトとしての破壊不可能の樹木と、伐採が可能な建築木材用の樹木だ。
当然、建築木材用の樹木を選択した。破壊不可能な樹木は論外だと思う。
エルフたちに文句を言われそうだしな。
俺はミニマップを使い樹木を植えていく。本来の森に生えていた樹木と似ている種類を選んだので、違和感はないと思う。
「これで終わりだな。後…いくつだ?」
「派手に暴れていたわね。後……5か所? うち1か所は大きいわね」
俺は溜息を吐き、リーシャに飛んでもらった。空間魔法、便利だと思う。感知系のスキルと空間魔法の合成で、言った事のない場所にも飛べる。
「便利だな、空間魔法」
「便利だけど、凄く魔力を使うのよ」
疲れるわと言いながらも俺を運んでくれる。4か所を終えて最後の1か所へと飛ぶと、直径200メートル程の巨大なクレーターに出くわす。周りの樹木も横倒しになり、爆発の威力が凄まじかった。
「これは…派手にやったな」
「そうね」
俺たちは大きな溜息を吐く。同じ要領で、DPショップから更地を購入し、ミニマップで設置をしようとしたが、
「ちょっと待って」
リーシャに止められる。
「ん? どうした?」
「せっかく大きなクレーターなんだから、何か埋めて更地にしなさいよ」
何かと言われ俺は困惑する。
「例えば何をだ?」
「そうね…私なら、石板のオブジェクトを組み合わせて四角い箱を作るわね。それを埋めるわ。一部に開閉が可能な扉を付けて、出入りが出来るようするわね」
「それで、何の意味がある?」
「分からないの?」
俺は首を傾げる。
「転移魔方陣を設置する部屋にするのよ。いつまでも私に頼らないで、自分で飛んでくるようにしなさいよ」
頼られるの嫌いじゃないけどと小さく呟いたのを耳にしながら、俺はDPショップを目にする。更地と樹木を購入した事で、いつの間にかダンジョンメニューのレベルが2に上がっていた。
購入できる物が増えて、俺は目当ての物を見つける。
「シェルターがあるな。しかも、破壊不可の性能を持つ」
サイズは何種類かあり、俺はクレーターの中央に置いても、埋まるサイズのシェルターを購入する。ブロックタイプでいくつか組み合して部屋を拡張できる。長方形のプレハブ小屋をいくつも合わせたように積み重ねた。
「それがシェルター? っていうやつ?」
「そうだな、地中に埋めて何日か生活が出来るようにする施設だな」
酸素を発生させ、二酸化炭素を吸収する装置。上下水道を完備。トイレ、風呂、台所もあり、寛げる広間もある。寝室もあり、俺たち4人が生活しても、広い程のマジックシェルターだ。
見た目より中が広いのは、異世界の仕様なのだろう。
俺は、設置を終えると、更地ではなく土砂を購入する。更地にするとシェルターが上書きされてしまい消える。なので、土砂を大量に購入して、シェルターを埋めていく。
マジックシェルターと土砂の購入で、ダンジョンメニューのレベルが3に上がった。2回、レベルが上がったので、無料のDPガチャが2階、回せる。それは、後で回す事にして、俺は作業の続きをする。
出入り口の扉には、大きな岩を乗せる。オブジェクトで中身は空洞だ。破壊不可能の岩と言うのはおかしいが、モンスターに壊される事を危険視し、頑丈にした。埋めた土砂の上に樹木を置いていく。
「転移魔方陣も設置したけど、管理区画の転移ルームも設置がいるよな?」
「そうね。転移魔方陣は対にならないといけないから、必要ね」
全ての修復が終えたので、リーシャに管理区画へ飛んでもらうようにお願いする。
「魔方陣を設置するの?」
「せっかく、拠点の1つを作ったからな。リーシャにも苦労かけたくないし、それに、ダンジョンメニューのレベルが上がって購入できるようになった」
「そう…分かったわ」
彼女から手を握られると、視界が歪む。
気が付けば、管理区画の転移ルームに立っていた。
「この辺りに作ればいいわ」
「ありがとう」
俺は、シェルターの相方となる転移魔方陣を設置する。名称は【エルジーナ大森林、ルイズ町中間地点】と名付けた。設置した転移魔方陣が光、使用可能となった。
「せっかく来たし、マリの本体とも会うか」
「そうね。コアにDPを渡せばいいわ」
転移ルームを出ると玉座へ向かう。壁面に輝くダンジョンコア、マリの本体を見つめる。
『おかりなさいませマスター』
「あぁ~本体も会話が出来るんだな」
『はい、分体と情報を交換しております。分体は、無事にガーラ様をギルドの3階、彼女の寝室へと運ぶ事が出来ました』
「そうか、じゃ、奈々とマリは?」
『ミユさんと、昼食を食べてます』
ふと時間を気にしていなかった。
「そういえば…空腹を感じないな」
「ダンジョンマスターだからよ。寝なくても、食事をしなくても、生きていられるのよ」
疲労も感じない。不思議に思っていたら、何故か虚しくなった。
「でも、食事は出来るのだろ?」
「出来るわ。味も感じられるわよ」
そう言うと、俺はDPショップから、地球でお馴染みのショートケーキを購入した。皿に乗ったイチゴのショートケーキで、フォークも付いている。
「うん? それは…ショートケーキね」
「ああ…俺の配下になって、地球の知識も知ってたんだな」
驚かせてみようと思ったが不発になった。でも、食べた事がない筈なので、その甘さに驚くと思う。
「食べてみるか?」
「いいの?」
物欲しそうにしていたので渡すと、フォークで切り分け、口に運ぶ。
「んんん!!!! あ、甘いわ!!! 凄く甘い!!」
驚きながら、口に運ぶ。俺は食べ終えるリーシャを待つと、彼女をテラスへと連れて行こうとした。
『マスター、分体が凄く食べたそうに思ってます』
「……情報を共有できたな? 分かった。帰ったらあげるよ」
『はい、後、DPをください』
「そうだな」
ダンジョンメニューから、DP付与を選択する。管理区画でないとこの項目は出ない。コアにどれだけのDPを与えるか? 俺は手持ちのDPポイントの半分を渡した。
残りは5千万DP。
「リーシャ、向こうが昼ご飯を食べているから、こっちもテラスで済ませるよ」
「分かったわ。期待してるわよ」
その期待に応えるべく、テラスに向かい、テーブルに向かい同士で座る。俺はDPショップから地球の食べ物を購入する。知識として知っていて、実際に食べた時の衝撃が大きいのか、リーシャの興奮は冷める事が無かった。
奈々とガーラが森を破壊した事で、至る所で大小のクレーターが出来ていた。まず最初にやるべきことは、ガーラの対処だ。いつまでも素っ裸なのは良くないので、DPショップから適当に、地味なワンピースと下着を購入した。
自動でサイズが調整できるので、選ぶとしたら、見た目だ。派手なのを購入すると、リーシャに何を言われるか分からないので、地味な下着を購入した。マリと奈々に気絶しているガーラに下着とワンピースを着せてもらい、俺はリーシャに話しかけていた。
「エルフは? 拘束したままか?」
「解いてもいいけど? 森を直すんでしょ? 邪魔に入られては面倒でしょ?」
「まぁ…修復が終わるまで、そのままで」
「わかったわ」
森の修復はDPショップを使えば可能だと、衣服を購入する時に気づいた。なので、リーシャを連れて修復へと向かう。
「奈々とマリは、彼女を連れて町へ戻ってくれ」
「畏まりました」
「了解だよ」
ちょうど3頭の馬がいる。相変わらず、気絶したガーラは、うつ伏せのまま馬に乗せられている。奈々とマリはそれぞれ、1頭ずつ乗馬すると、マリが影で作った手を伸ばし、ガーラの乗る馬を引く。
「じゃ、先に待ってなさい」
「よろしく頼むぞ」
俺たちは別れると、リーシャの空間魔法で、奈々たちが破壊した森の修復へと回る。
「それで、どうやって直すの?」
「DPショップに建築資材と言うのがある。そこに更地の購入があった」
「建築資材? へぇ~私の時にはない項目ね」
俺はイレギュラーのグランドダンジョンマスターだ。DPショップには俺の世界にあった商品も購入が出来る。
「穴の開いた場所を、更地の購入で埋める」
凸凹に穴の開いた地面。DPショップから更地を購入すると、設置場所の表示がミニマップに記される。エルジーナ大森林を示したミニマップで、戦闘による被害もリアルに表示されていた。
俺はミニマップをタッチし、更地の設置場所を範囲決めする。目の前の凸凹を1つずつ埋めるのは面倒なので、広範囲を選択し、全てを更地に変えた。リーシャが超範囲魔法攻撃でモンスターを倒してくれたおかげで、DPは沢山ある。気にせずに使う事が出来た。
「凄いわね…私の時と仕様が全然違うわ」
「そうなのか?」
「ええ、そもそも、建築資材なんてDPショップに無かったし」
広がる更地にリーシャが驚く。DPショップには樹木も購入が可能だ。只、樹木には2種類ある。オブジェクトとしての破壊不可能の樹木と、伐採が可能な建築木材用の樹木だ。
当然、建築木材用の樹木を選択した。破壊不可能な樹木は論外だと思う。
エルフたちに文句を言われそうだしな。
俺はミニマップを使い樹木を植えていく。本来の森に生えていた樹木と似ている種類を選んだので、違和感はないと思う。
「これで終わりだな。後…いくつだ?」
「派手に暴れていたわね。後……5か所? うち1か所は大きいわね」
俺は溜息を吐き、リーシャに飛んでもらった。空間魔法、便利だと思う。感知系のスキルと空間魔法の合成で、言った事のない場所にも飛べる。
「便利だな、空間魔法」
「便利だけど、凄く魔力を使うのよ」
疲れるわと言いながらも俺を運んでくれる。4か所を終えて最後の1か所へと飛ぶと、直径200メートル程の巨大なクレーターに出くわす。周りの樹木も横倒しになり、爆発の威力が凄まじかった。
「これは…派手にやったな」
「そうね」
俺たちは大きな溜息を吐く。同じ要領で、DPショップから更地を購入し、ミニマップで設置をしようとしたが、
「ちょっと待って」
リーシャに止められる。
「ん? どうした?」
「せっかく大きなクレーターなんだから、何か埋めて更地にしなさいよ」
何かと言われ俺は困惑する。
「例えば何をだ?」
「そうね…私なら、石板のオブジェクトを組み合わせて四角い箱を作るわね。それを埋めるわ。一部に開閉が可能な扉を付けて、出入りが出来るようするわね」
「それで、何の意味がある?」
「分からないの?」
俺は首を傾げる。
「転移魔方陣を設置する部屋にするのよ。いつまでも私に頼らないで、自分で飛んでくるようにしなさいよ」
頼られるの嫌いじゃないけどと小さく呟いたのを耳にしながら、俺はDPショップを目にする。更地と樹木を購入した事で、いつの間にかダンジョンメニューのレベルが2に上がっていた。
購入できる物が増えて、俺は目当ての物を見つける。
「シェルターがあるな。しかも、破壊不可の性能を持つ」
サイズは何種類かあり、俺はクレーターの中央に置いても、埋まるサイズのシェルターを購入する。ブロックタイプでいくつか組み合して部屋を拡張できる。長方形のプレハブ小屋をいくつも合わせたように積み重ねた。
「それがシェルター? っていうやつ?」
「そうだな、地中に埋めて何日か生活が出来るようにする施設だな」
酸素を発生させ、二酸化炭素を吸収する装置。上下水道を完備。トイレ、風呂、台所もあり、寛げる広間もある。寝室もあり、俺たち4人が生活しても、広い程のマジックシェルターだ。
見た目より中が広いのは、異世界の仕様なのだろう。
俺は、設置を終えると、更地ではなく土砂を購入する。更地にするとシェルターが上書きされてしまい消える。なので、土砂を大量に購入して、シェルターを埋めていく。
マジックシェルターと土砂の購入で、ダンジョンメニューのレベルが3に上がった。2回、レベルが上がったので、無料のDPガチャが2階、回せる。それは、後で回す事にして、俺は作業の続きをする。
出入り口の扉には、大きな岩を乗せる。オブジェクトで中身は空洞だ。破壊不可能の岩と言うのはおかしいが、モンスターに壊される事を危険視し、頑丈にした。埋めた土砂の上に樹木を置いていく。
「転移魔方陣も設置したけど、管理区画の転移ルームも設置がいるよな?」
「そうね。転移魔方陣は対にならないといけないから、必要ね」
全ての修復が終えたので、リーシャに管理区画へ飛んでもらうようにお願いする。
「魔方陣を設置するの?」
「せっかく、拠点の1つを作ったからな。リーシャにも苦労かけたくないし、それに、ダンジョンメニューのレベルが上がって購入できるようになった」
「そう…分かったわ」
彼女から手を握られると、視界が歪む。
気が付けば、管理区画の転移ルームに立っていた。
「この辺りに作ればいいわ」
「ありがとう」
俺は、シェルターの相方となる転移魔方陣を設置する。名称は【エルジーナ大森林、ルイズ町中間地点】と名付けた。設置した転移魔方陣が光、使用可能となった。
「せっかく来たし、マリの本体とも会うか」
「そうね。コアにDPを渡せばいいわ」
転移ルームを出ると玉座へ向かう。壁面に輝くダンジョンコア、マリの本体を見つめる。
『おかりなさいませマスター』
「あぁ~本体も会話が出来るんだな」
『はい、分体と情報を交換しております。分体は、無事にガーラ様をギルドの3階、彼女の寝室へと運ぶ事が出来ました』
「そうか、じゃ、奈々とマリは?」
『ミユさんと、昼食を食べてます』
ふと時間を気にしていなかった。
「そういえば…空腹を感じないな」
「ダンジョンマスターだからよ。寝なくても、食事をしなくても、生きていられるのよ」
疲労も感じない。不思議に思っていたら、何故か虚しくなった。
「でも、食事は出来るのだろ?」
「出来るわ。味も感じられるわよ」
そう言うと、俺はDPショップから、地球でお馴染みのショートケーキを購入した。皿に乗ったイチゴのショートケーキで、フォークも付いている。
「うん? それは…ショートケーキね」
「ああ…俺の配下になって、地球の知識も知ってたんだな」
驚かせてみようと思ったが不発になった。でも、食べた事がない筈なので、その甘さに驚くと思う。
「食べてみるか?」
「いいの?」
物欲しそうにしていたので渡すと、フォークで切り分け、口に運ぶ。
「んんん!!!! あ、甘いわ!!! 凄く甘い!!」
驚きながら、口に運ぶ。俺は食べ終えるリーシャを待つと、彼女をテラスへと連れて行こうとした。
『マスター、分体が凄く食べたそうに思ってます』
「……情報を共有できたな? 分かった。帰ったらあげるよ」
『はい、後、DPをください』
「そうだな」
ダンジョンメニューから、DP付与を選択する。管理区画でないとこの項目は出ない。コアにどれだけのDPを与えるか? 俺は手持ちのDPポイントの半分を渡した。
残りは5千万DP。
「リーシャ、向こうが昼ご飯を食べているから、こっちもテラスで済ませるよ」
「分かったわ。期待してるわよ」
その期待に応えるべく、テラスに向かい、テーブルに向かい同士で座る。俺はDPショップから地球の食べ物を購入する。知識として知っていて、実際に食べた時の衝撃が大きいのか、リーシャの興奮は冷める事が無かった。
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