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第二章
だれ?
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前回の続き
急いで公園へと向かった少女 夕日が沈みかけている 暗くなる前に子猫の元へと
行きたい
少女『さっき見たのは気のせいだとしても 子猫が心配だ 急がなきゃ!』
公園は目の前 外から見渡すが 人はいない 子猫の場所へと向かう
少女『あ!いた!! よかったー 無事で 怪我もないし・・・ん?』
子猫の口元が汚れている 少し赤黒い 少女は水で口元を洗ってあげた
少女『これで綺麗になったw 何食べたん?変なもの食べちゃダメだからね?』
そのとき ふと さっきのことを思い出した マラソンしていた時にいた人
子猫に何か食べさせてたことに・・・・気味が悪いが気にしないようにした
少女『じゃあ 子猫さん 家に行こうか?今日から うちの家族になろ?』
子猫が鳴いた 甘えた声で喜んでるように見えた 少女は嬉しそうに子猫を抱え
家に連れて帰ろうとした そのとき・・・
後ろに人が立っていた さっきマラソンで見た人だ 顔はよく見えないが
男の人だ・・・少女は驚いたが話しかけることにした
少女『あのぉ・・・さっき子猫の前にいた方ですよね? 』
男『・・・・ボソボソ』
何を言っているか聞き取れない 少女は恐る恐るもう一度訪ねた
少女『さっき子猫の前にいた方ですよね?もしかして
飼ってくださるんですか?』
男『・・・・うね』
少女『え?』
男『・・・うね』
少女『え?うね?』
男『・・・もらうね』
少女『もらう? あ、子猫ですか?』
男『・・・右目もらうね』
少女『え・・・右目?』
少女は怖くなった この人からすぐに離れなければいけないと 思い 逃げ出した
少女は全速力で走った 子猫を抱え 公園を飛び出し 家に急いで帰った
家に着き玄関を勢いよく開ける
少女『お母さん!!』
母『そんなに慌ててどうしたの? それとその猫ちゃんは?』
少女『えっと・・・』
少女は深呼吸をし 今日の出来事を全部母に話した 母は心配そうに話を聞き
母『無事に帰ってきてくれて良かったよ・・・怖かったね その猫はちゃんと面倒
見てあげてね 私も一緒に育てるから』
母の言葉に安堵し 先ほどの出来事が今になって恐怖がこみあげてくる
泣き崩れた 少女を抱き寄せる母 明日の帰りは迎えに行くと少女に伝え
安心させた
子猫と一緒に部屋に行き 少女は子猫と遊び癒されていた そして
子猫をお風呂へ連れて行き汚れを落としてあげることにした
最初は怖がっていたが優しく洗ってあげているうちに
子猫も慣れてきたようだ おとなしく 体を洗ってもらった子猫は 嬉しそうに
甘えてくる 体を乾かし 部屋へ戻る
第三章へ続く
急いで公園へと向かった少女 夕日が沈みかけている 暗くなる前に子猫の元へと
行きたい
少女『さっき見たのは気のせいだとしても 子猫が心配だ 急がなきゃ!』
公園は目の前 外から見渡すが 人はいない 子猫の場所へと向かう
少女『あ!いた!! よかったー 無事で 怪我もないし・・・ん?』
子猫の口元が汚れている 少し赤黒い 少女は水で口元を洗ってあげた
少女『これで綺麗になったw 何食べたん?変なもの食べちゃダメだからね?』
そのとき ふと さっきのことを思い出した マラソンしていた時にいた人
子猫に何か食べさせてたことに・・・・気味が悪いが気にしないようにした
少女『じゃあ 子猫さん 家に行こうか?今日から うちの家族になろ?』
子猫が鳴いた 甘えた声で喜んでるように見えた 少女は嬉しそうに子猫を抱え
家に連れて帰ろうとした そのとき・・・
後ろに人が立っていた さっきマラソンで見た人だ 顔はよく見えないが
男の人だ・・・少女は驚いたが話しかけることにした
少女『あのぉ・・・さっき子猫の前にいた方ですよね? 』
男『・・・・ボソボソ』
何を言っているか聞き取れない 少女は恐る恐るもう一度訪ねた
少女『さっき子猫の前にいた方ですよね?もしかして
飼ってくださるんですか?』
男『・・・・うね』
少女『え?』
男『・・・うね』
少女『え?うね?』
男『・・・もらうね』
少女『もらう? あ、子猫ですか?』
男『・・・右目もらうね』
少女『え・・・右目?』
少女は怖くなった この人からすぐに離れなければいけないと 思い 逃げ出した
少女は全速力で走った 子猫を抱え 公園を飛び出し 家に急いで帰った
家に着き玄関を勢いよく開ける
少女『お母さん!!』
母『そんなに慌ててどうしたの? それとその猫ちゃんは?』
少女『えっと・・・』
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最初は怖がっていたが優しく洗ってあげているうちに
子猫も慣れてきたようだ おとなしく 体を洗ってもらった子猫は 嬉しそうに
甘えてくる 体を乾かし 部屋へ戻る
第三章へ続く
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