ふと思ったこと

スラスラ

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私たちには乳母がいる

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 急にふと思ったというか、降ってきた考えです。

 私たちみんな、一人に一人ずつ乳母がいる。乳母がいるということは乳きょうだいもいるということ。
 現実が自分の望んだ通りの世界かどうかは、乳母を信頼するか乳きょうだいに流されるかで決まる。
 そう思ったというより、思い出したという感覚に近いです。

 例えば私が「新しくできたあのお店のアイスを食べたい」と思ったとします。

 「太りますよ。体を冷やすのは良くありません。お金はちゃんとありますか?」と言ってくるのが乳きょうだい。
 スッと支度を始めてくれるのが乳母です。

 ここで大切なのは2つ。

 1つ目は乳母を信じること。
 乳母は私のためにお店までのルートやスケジュールをしっかり考えてくれます。それなのに準備ができるまでに乳きょうだいに流されて「じゃあ我慢した方がいいな」と思うと、乳母も「そうですか」と準備をやめてしまいます。

 乳母は乳きょうだいの意見を聞き入れたのではありません。乳きょうだいの意見を採用した私の意思を尊重したんです。私が乳きょうだいに「私は食べるの。大丈夫よ。相変わらず心配性ね、ふふふっ」と言っていれば乳母は支度を続けてくれます。

 2つ目に大切なのは、乳母は私の言いなりではないということ。

 乳母は私が愛と幸福で満たされることを望んでいます。
 なので「あのお店のアイスを食べたい」と思った理由が「話題だから早くに食べて自慢したい。食べておかないと流行においていかれる」とかで本当はアイスが好きではなかったら話は別です。

 その場合、乳母は心配して私が立ち止まって考える時間をくれます。行こうとすると予定が入る、いざ行けるとなっても身支度が妙に手間取る、お店までに何度も信号に引っかかるなどがそれです。

「本当にあのお店に行ってアイスを食べたいのですか?
 ここで引き返すこともできますよ?」
 とそっと導いてくれます。

 逆にアイスが大好物だったのなら乳母はいつでもアイスに関するアンテナを張り巡らせ、私が喜ぶような情報を私の目に入る所にスッと置いておいてくれます。

 乳きょうだいに流されず、乳母のくれるヒントを見逃さずにいるだけでいいんです。

 ただ楽しいことをしていたら日が暮れてお風呂に入ってご飯を食べてフカフカの布団で眠る。

 幼児のように守られながらも、それが奇跡であることを忘れず、その奇跡が毎日続くと信じて生きてほしい。

 友人と手を取り合いつつも、自分がブレないということに他者を巻き込まない人であってほしい。
 乳母は私にそう願っている気がします。



 この感覚はなんだろうと思ったら、急に動画サイトで「既にある」関連がおすすめに上がってくるようになりました。乳母がそっと教えてくれているんでしょうね。
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