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ぶっ飛んだ儀式で、俺大ピンチ!
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春則たちから引き離されて、どれくらい経っただろうか。
今俺は、大広間みたいな場所にいる。
そしてその中央にある石の台に乗せられ、手足を鎖で拘束されていた。
その周りには大勢の村人がいて、エロい目つきで俺を見ていた。
それにしても、なんで俺がこんな目に遭わなきゃいけないんだよ。
花嫁とかどうとか小戸狛江は言っていたけど、全然話が違うじゃないか。
これじゃあ、今にもヤられそうじゃないか!
「あのー、俺、きっと不味いですよ。やめた方がいいですよ!」
頭が混乱して、自分でも何を言っているのかわからなかった。
ヤられるのは時間の問題だと思っていたのだが、村人たちは一向に手を出そうとしない。
まるで、何かを待っているようだ。
それからしばらく経ち急に周りが静かになったかと思えば、村人たちが道を開けた。
するとその間から、天女のような着物を着た、小学生みたいな少女が現れた。
あれ?男だけじゃなかったのか。
それが分かっただけで、俺は何故か一安心した。
「天音よ、遅かったではないか。」
小戸狛江は渋い顔をしながら言った。
どうやら天音とは、この可愛い少女のことらしい。
「ふん。わらわだって忙しいのじゃ。無理を言うでない。」
「忙しいと言うが、どうせ菓子を食べていただけだろう。」
なんだか知らないけど、このままじゃ喧嘩になりそうな雰囲気だ。
ここは、なんとしても止めなければと思った。
「2人とも、ここは一旦落ち着いて、平和的に解決しましょう。」
すると2人は呆然とした顔で、俺を見つめてきた。
「お主、ずいぶんと余裕があるのう。」
「こんな奴は、わらわも初めてじゃ。」
俺は何か間違ったことを言っただろうか?
目の前の喧嘩を止めることは当たり前の行動だろう。
まあとりあえず、この場は収まったので、よしということにしよう。
それよりも、俺には聞きたいことがあった。
「あの、まずですね。今から何が始まるんですか?」
状況を見る限り、この天音が何かしらに関係しているのはわかった。
もしかして、彼女と結婚させられるのだろうか。
いや、それなら俺は花婿になるはずだ。
「では、わらわが簡単に説明してやろう。わらわには特別な力があってのう。男でも妊娠できる身体にすることができるのじゃ!」
天音は無邪気な笑顔であっさりと話したが、俺はとてもじゃないが笑えなかった。
「えーーっ⁉︎ついに魔法要素まで出たのかよ!」
もうなんでもありな展開に、すっかり頭がついていかなくなったのだ。
「お主よ、驚くのはそこではないじゃろう…。」
なんで小戸狛江に、引かれないといけないのかさっぱりわからない。
「では、早速始めようとするかのう。ほれ、鳴り物の準備じゃ。」
魔法を使うのには、雰囲気作りも大事なのだろうか。
って、何冷静になってるんだよ、俺!
「ちょっとタンマ!妊娠って、どういうことだよ!!」
今までもやばいことはいっぱいあったが、今が一番やばいじゃないか!
「今頃気づきよったのか…。」
小戸狛江が何か言ったが、もうどうでもよかった。
俺は逃げ出そうと必死にもがくが、鎖はびくともしない。
その間に村人たちは三味線や太鼓などを用意していて、まるで宴の二次会みたいな雰囲気だった。
「無駄な抵抗はやめるのじゃ。それよりも、わらわの舞をとくとご覧あれなのじゃ!」
天音の一声により、神楽?みたいなのが始まった。
鳴り物の音に合わせて、どこからともなく羽織を着た村人たちが現れて、俺の周りを回り始めた。
そのせいで、天音の舞なんて一切見えなかった。
なんなんだよ、この茶番は!!
さすがに呆れてきたので、何か文句を言ってやろうと思った時だった。
急に心臓の鼓動が速くなったかと思えば、身体が熱くなってきたのだ。
呼吸もだんだんと荒くなり、頭もクラクラしてきた。
だめだ、本当に、なんとか逃げないと…。
だが次第に、俺の意識は薄れていった。
今俺は、大広間みたいな場所にいる。
そしてその中央にある石の台に乗せられ、手足を鎖で拘束されていた。
その周りには大勢の村人がいて、エロい目つきで俺を見ていた。
それにしても、なんで俺がこんな目に遭わなきゃいけないんだよ。
花嫁とかどうとか小戸狛江は言っていたけど、全然話が違うじゃないか。
これじゃあ、今にもヤられそうじゃないか!
「あのー、俺、きっと不味いですよ。やめた方がいいですよ!」
頭が混乱して、自分でも何を言っているのかわからなかった。
ヤられるのは時間の問題だと思っていたのだが、村人たちは一向に手を出そうとしない。
まるで、何かを待っているようだ。
それからしばらく経ち急に周りが静かになったかと思えば、村人たちが道を開けた。
するとその間から、天女のような着物を着た、小学生みたいな少女が現れた。
あれ?男だけじゃなかったのか。
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どうやら天音とは、この可愛い少女のことらしい。
「ふん。わらわだって忙しいのじゃ。無理を言うでない。」
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ここは、なんとしても止めなければと思った。
「2人とも、ここは一旦落ち着いて、平和的に解決しましょう。」
すると2人は呆然とした顔で、俺を見つめてきた。
「お主、ずいぶんと余裕があるのう。」
「こんな奴は、わらわも初めてじゃ。」
俺は何か間違ったことを言っただろうか?
目の前の喧嘩を止めることは当たり前の行動だろう。
まあとりあえず、この場は収まったので、よしということにしよう。
それよりも、俺には聞きたいことがあった。
「あの、まずですね。今から何が始まるんですか?」
状況を見る限り、この天音が何かしらに関係しているのはわかった。
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