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SSS小話置き場
街で噂の雪の踊り子 その1
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※昨日載せたSSSでなんか取りこぼしあったな~とうろ覚えwで長く書き直してみた、お話です。3月頭に更新止まって、7月の今に小話Upしたら、みなさん意外なほど見てくれて感謝しかなくて、つい調子にのってお話を……そして続いているというw
スノゥは闇奴隷商人に捕まった。
もちろんワザとだ。息子達夫婦と繰り出した南の島でのバカンス。普段働きすぎの旦那達をいたわるためなどといいながら、「あんたらはそこで休んでいろ」と浜辺に並べたハンモックに黒狼や黒虎や黒犬どもを押し込んで、スノゥ達は毎日がお祭りのような街に繰り出した。
貝殻やサンゴ細工の装飾や、この地の民芸細工の屋台をながめて、それから名物のココナッツミルクのアイスをなめなめ、スノゥ達は歩いていた。
「綺麗な奥さま方。よろしかったら、この島を案内しますよ」
そんな風にいかにも島の観光案内人といった、見た目は親切そうな男に声をかけられた。若くもなくいかにも人が良さそうなところが“罠”だが。
ちなみに“奥さま”というのは、スノゥ達の左耳に輝くピアスを見てだ。最近、兎達はフードを被ることなく、こうやって耳をさらして歩くことが出来る様になった。とはいえ、それは左耳にピアスをつけた“既婚者”に限られてはいるけれど。
「それはいい、頼めるか?」
スノゥは答えながら、左右で同じようにアイスクリームをなめている、アーテルとザリアに目配せした。この場は自分に任せろという意味で。
「ええ、ええ、綺麗な奥さま方を案内出来るなら光栄ですよ」
男は最初は真面目にあちこち案内した。ココナッツアイスだけでなく、この街の名物の一つであるふわふわドーナッツの屋台。「ここが一番」というとおり、たしかにドーナツは外はさくっと、なかはふわふわでもちもちの食感でうまかった。
それから島の白砂の海岸とその向こうに広がる紺碧の海とサンゴ礁が見渡せる、高台。こちらも景色がよく、アーテルもザリアもはしゃいだ声をあげた。
「この先に南国の綺麗な花が咲く場所があるんですよ。ちょっとジャングルの小径を進みますが」
「本当? 見たい!」
「ジャングルなんて、ちょっとした探険気分も味わえるね」
ザリアが無邪気な声をあげ、アーテルがそれに「面白そう」と乗っかる。二人ともまったく世間知らずの“若妻”を装っている。たいした演技だ。
「ええ、ええ、とても綺麗なところですよ。こちらにどうぞ」
案内人の男が人が良さそうに目を細めて微笑みをうかべる。くるりと背を向けて「こちらへ」と三人をうながす。
その背を向けた瞬間かすかに見えた男の口の端が、かすかにゆがんでつり上がっていたのを、スノゥは見逃さなかったが。
「まだ?」とさいそくするアーテルとザリアに男はもう少しですよと繰り返し、ジャングルの奥へとだいぶ入った頃。
いきなり人相の悪い男達に三人は囲まれた。悲鳴をあげて逃げ出すアーテルとザリア。ちっとも怖がってはいないのは、そのわざとらしい「きゃあ!」で丸分かりだが、下卑た笑みを浮かべだ男達はすっかり騙されて「大人しくしろ!」と口々にいう。
逃げる二人の前にスノゥが立ちふさがり、男達をすぐに叩きのめすことはせず、さりげに足を出して引っかけ転ばせて妨害はしてやった。それだけで素早い二人はたちまち姿を消してしまう。
「くそ、逃げ足の速い兎達どもめ!」
「上玉二人逃したのは惜しいが、一人は残ったんだ。これは高く“売れる”ぞ」
「ああ、白い毛並みに赤い瞳の雄兎なんてな。好事家がよだれを垂らしそうだ」
スノゥが残ったのも計算のうちだ。アーテルとザリアの“じゃじゃ馬”どもではやりすぎないか、心配だ。
「お前が一番のじゃじゃ馬だ」と旦那の黒狼勇者の声が、耳元で聞こえたような気がしたが、無視だ。無視。
◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇
そして、スノゥは闇奴隷商人の“密売所”に連れてこられた。その長い耳は夜の繁華街の喧騒を捕らえていた。おそらくここはリゾートの街のど真ん中。夜のショーなどを見せる酒場だのなんだのが並ぶまっただ中だろう。目隠しをして運ばれたってそれぐらいのことはわかるのだ。それに。
「男の白兎って、たしかに希少だし、道楽の金持ちどもが高い値段つけそうだけどよ。なんか嫌な予感しねぇか? ほら、雄の白兎って一番有名所の……」
「馬鹿、勇者の仲間にして“妻”の双剣使いは、もう齢百歳越えた“大年増”だぞ。いくら純血種だって、あんなに若いわけあるか」
「ははは、たしかにな。あの兎はどうみたって、亭主もったばかりの新婚ほやほやだ」
「せっかく“若妻”迎えた亭主には気の毒だけどな」なんて笑う監視の男達の会話に、スノゥは“大年増”で悪かったな……と毒づいた。
◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇
着替えさせられたのはすけすけでひらひらの衣装にじゃらじゃらの腕飾りに足飾り、二本の大きな扇。
「それを着て“踊れ”なに、扇をふわふわ動かして、衣装をひらひらさせて金魚みたいにしてりゃ、旦那達が高い値段をつけてくれる。せいぜい、見せつけて良い“ご主人”に可愛がってもらえよ」
ドンとつきださせるようにして、円形の舞台へ。舞台の照明はまぶしく、暗い客席はよく見えないが、そこには満杯の人がいるのは気配でわかった。
ここが闇奴隷のオークション会場とわかってやってきた、金持ちのブルジョアや貴族どもがだ。
スノゥが姿を現したとたん「白兎だ」「しかも雄とは」「あの初まりのスノゥと同じとは」「これはなんとしても手に入れなければ……」なんて声が聞こえる。その本人だと彼らが知ったら腰を抜かすだろうが。
それに。
────なにがひらひら金魚みたいにしてろ……だ。まったく馬鹿にしくさって。
ここでただ媚びだけを売るような踊りにもならない踊りを見せるなんて、それこそ“双踊剣”の使い手の名がすたるというものだ。
スノゥは二本の扇をはらりと広げて、大胆に足を振り上げた。自分の頭より高くあがった足に、透ける薄物の布地がするりと滑る光景に、円形の舞台にかぶりついた客から、ごくりとつばを飲み込む男が聞こえて、スノゥはその赤い唇に妖艶な笑みを浮かべた。
シャンシャンと腕輪と足輪を鳴らし、二本の扇を手に見事な踊りを見せる舞姫に、熱狂に包まれた観客達は、次々に競り落とす値をつり上げていく。
三千、五千、いや一億だ! の声に大きなどよめきが起こる。しかし、それが一億五千となってため息が広がる。
ついには、二億を突破したときには、「もうついていけないぞ」「いくら、あんな見事な舞をする白兎でな」などという声が聞こえ、しばらくは次の声がしなかった。「二億、二億二千、決まりですか?」の闇商人の確認の声がしたときに、それに応える声がした。
「五億だ。それ以上誰かが出すというなら、さらに上乗せしよう」
聞き覚えのありすぎる低い美声に、スノゥは思わず踊る手を止めて「やっぱりきたか……」とつぶやいた。
スノゥは闇奴隷商人に捕まった。
もちろんワザとだ。息子達夫婦と繰り出した南の島でのバカンス。普段働きすぎの旦那達をいたわるためなどといいながら、「あんたらはそこで休んでいろ」と浜辺に並べたハンモックに黒狼や黒虎や黒犬どもを押し込んで、スノゥ達は毎日がお祭りのような街に繰り出した。
貝殻やサンゴ細工の装飾や、この地の民芸細工の屋台をながめて、それから名物のココナッツミルクのアイスをなめなめ、スノゥ達は歩いていた。
「綺麗な奥さま方。よろしかったら、この島を案内しますよ」
そんな風にいかにも島の観光案内人といった、見た目は親切そうな男に声をかけられた。若くもなくいかにも人が良さそうなところが“罠”だが。
ちなみに“奥さま”というのは、スノゥ達の左耳に輝くピアスを見てだ。最近、兎達はフードを被ることなく、こうやって耳をさらして歩くことが出来る様になった。とはいえ、それは左耳にピアスをつけた“既婚者”に限られてはいるけれど。
「それはいい、頼めるか?」
スノゥは答えながら、左右で同じようにアイスクリームをなめている、アーテルとザリアに目配せした。この場は自分に任せろという意味で。
「ええ、ええ、綺麗な奥さま方を案内出来るなら光栄ですよ」
男は最初は真面目にあちこち案内した。ココナッツアイスだけでなく、この街の名物の一つであるふわふわドーナッツの屋台。「ここが一番」というとおり、たしかにドーナツは外はさくっと、なかはふわふわでもちもちの食感でうまかった。
それから島の白砂の海岸とその向こうに広がる紺碧の海とサンゴ礁が見渡せる、高台。こちらも景色がよく、アーテルもザリアもはしゃいだ声をあげた。
「この先に南国の綺麗な花が咲く場所があるんですよ。ちょっとジャングルの小径を進みますが」
「本当? 見たい!」
「ジャングルなんて、ちょっとした探険気分も味わえるね」
ザリアが無邪気な声をあげ、アーテルがそれに「面白そう」と乗っかる。二人ともまったく世間知らずの“若妻”を装っている。たいした演技だ。
「ええ、ええ、とても綺麗なところですよ。こちらにどうぞ」
案内人の男が人が良さそうに目を細めて微笑みをうかべる。くるりと背を向けて「こちらへ」と三人をうながす。
その背を向けた瞬間かすかに見えた男の口の端が、かすかにゆがんでつり上がっていたのを、スノゥは見逃さなかったが。
「まだ?」とさいそくするアーテルとザリアに男はもう少しですよと繰り返し、ジャングルの奥へとだいぶ入った頃。
いきなり人相の悪い男達に三人は囲まれた。悲鳴をあげて逃げ出すアーテルとザリア。ちっとも怖がってはいないのは、そのわざとらしい「きゃあ!」で丸分かりだが、下卑た笑みを浮かべだ男達はすっかり騙されて「大人しくしろ!」と口々にいう。
逃げる二人の前にスノゥが立ちふさがり、男達をすぐに叩きのめすことはせず、さりげに足を出して引っかけ転ばせて妨害はしてやった。それだけで素早い二人はたちまち姿を消してしまう。
「くそ、逃げ足の速い兎達どもめ!」
「上玉二人逃したのは惜しいが、一人は残ったんだ。これは高く“売れる”ぞ」
「ああ、白い毛並みに赤い瞳の雄兎なんてな。好事家がよだれを垂らしそうだ」
スノゥが残ったのも計算のうちだ。アーテルとザリアの“じゃじゃ馬”どもではやりすぎないか、心配だ。
「お前が一番のじゃじゃ馬だ」と旦那の黒狼勇者の声が、耳元で聞こえたような気がしたが、無視だ。無視。
◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇
そして、スノゥは闇奴隷商人の“密売所”に連れてこられた。その長い耳は夜の繁華街の喧騒を捕らえていた。おそらくここはリゾートの街のど真ん中。夜のショーなどを見せる酒場だのなんだのが並ぶまっただ中だろう。目隠しをして運ばれたってそれぐらいのことはわかるのだ。それに。
「男の白兎って、たしかに希少だし、道楽の金持ちどもが高い値段つけそうだけどよ。なんか嫌な予感しねぇか? ほら、雄の白兎って一番有名所の……」
「馬鹿、勇者の仲間にして“妻”の双剣使いは、もう齢百歳越えた“大年増”だぞ。いくら純血種だって、あんなに若いわけあるか」
「ははは、たしかにな。あの兎はどうみたって、亭主もったばかりの新婚ほやほやだ」
「せっかく“若妻”迎えた亭主には気の毒だけどな」なんて笑う監視の男達の会話に、スノゥは“大年増”で悪かったな……と毒づいた。
◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇
着替えさせられたのはすけすけでひらひらの衣装にじゃらじゃらの腕飾りに足飾り、二本の大きな扇。
「それを着て“踊れ”なに、扇をふわふわ動かして、衣装をひらひらさせて金魚みたいにしてりゃ、旦那達が高い値段をつけてくれる。せいぜい、見せつけて良い“ご主人”に可愛がってもらえよ」
ドンとつきださせるようにして、円形の舞台へ。舞台の照明はまぶしく、暗い客席はよく見えないが、そこには満杯の人がいるのは気配でわかった。
ここが闇奴隷のオークション会場とわかってやってきた、金持ちのブルジョアや貴族どもがだ。
スノゥが姿を現したとたん「白兎だ」「しかも雄とは」「あの初まりのスノゥと同じとは」「これはなんとしても手に入れなければ……」なんて声が聞こえる。その本人だと彼らが知ったら腰を抜かすだろうが。
それに。
────なにがひらひら金魚みたいにしてろ……だ。まったく馬鹿にしくさって。
ここでただ媚びだけを売るような踊りにもならない踊りを見せるなんて、それこそ“双踊剣”の使い手の名がすたるというものだ。
スノゥは二本の扇をはらりと広げて、大胆に足を振り上げた。自分の頭より高くあがった足に、透ける薄物の布地がするりと滑る光景に、円形の舞台にかぶりついた客から、ごくりとつばを飲み込む男が聞こえて、スノゥはその赤い唇に妖艶な笑みを浮かべた。
シャンシャンと腕輪と足輪を鳴らし、二本の扇を手に見事な踊りを見せる舞姫に、熱狂に包まれた観客達は、次々に競り落とす値をつり上げていく。
三千、五千、いや一億だ! の声に大きなどよめきが起こる。しかし、それが一億五千となってため息が広がる。
ついには、二億を突破したときには、「もうついていけないぞ」「いくら、あんな見事な舞をする白兎でな」などという声が聞こえ、しばらくは次の声がしなかった。「二億、二億二千、決まりですか?」の闇商人の確認の声がしたときに、それに応える声がした。
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