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第一章/第二陣 元少年、Sランクへの道!
第1話 冒険者登録
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家を出た僕たちは冒険者ギルドの近くまで来ていた。
時間はちょうど昼頃で、食事処を探している最中なのだ。
「お姉ちゃん、あそこは?」
ミスティが指さした先にあったのはいかにも、という庶民風な店がある。
冒険者ギルド周辺には高級なものからみすぼらしいところまで幅広く宿や店が立ち並んでいた。
その庶民風の店に入ると、元気よく「いらっしゃいませ!」という掛け声と共に店員が近づいてきた。
「二人かな?」
「はい」
店員のお姉さんに目線を合わせて聞かれ、ミスティが僕の影に隠れながら答えた。
お姉さんは苦笑して案内してくれる。そこには大きな丸テーブルがあって、そこには2グループと思われる人たちが座っていた。
僕とミスティを加えると15人になってこのテーブル席は満席となった。
「じゃ、このメニュー表から好きなものを選んでね? 選び終わったらこれを鳴らしてね」
メニュー表は紙だった。紙なんてあるんだなあと感心しつつ、どこかに行ってしまいそうな店員のお姉さんを引っ捕まえる。
「あの、この店のおすすめをお願いします」
メニュー表を見ても何がどの料理なのかさっぱりわからない。
だから、僕はおすすめを注文する。それなら少なくともハズレではないと思いたい。
「わかったわ。任せて頂戴」
お姉さんはにっこりと微笑んで仕事に戻っていく。
「君たち二人かい? こんなところにどうして」
隣に座っていた男の人が優しく問いかける。その人はいかにも荒事に従事しているかのような人で、他の12人を見ても似たような恰好だった。
「私たち、お爺ちゃんが⋯⋯」
ミスティが答えようとしたけれど、お爺ちゃんのこととなると彼女はいつも泣いてしまう。
ミスティの頭を撫でて安心させながら男の人の質問に答えた。
「そうだったのか⋯⋯。ここはギルドがあるからまだマシだが、裏路地には行くなよ」
「は、はい。ありがとうございます」
頭を軽く下げて礼を言うと、頭の後ろに手をやって掻いていた。
こういう人たちはいきなり誘拐してくるような印象があったんだけど⋯⋯認識を改めたほうがいいかもしれない。
男の人との会話が終わると、見計らったかのようにタイミングよくお姉さんが料理を持ってきた。そこからは食欲をそそる匂いが漂ってきて空腹を強く刺激する。
「お待たせ。二人のために作った特別料理よ」
丸テーブルに座る僕たちの前に二つのお子様ランチが置かれた。注文してから気付いたけれど、ここの店は全体的に量が多くて僕たちでは到底食べきれないものだった。
だから、配慮してくれたのだろう。
ちょうどいい量に周囲の人のものとは一線を画すほどのおいしそうな料理だったのだ。
それを食べ終わり、同席していた人たちに一言入れてから店を出た。
向かう先は冒険者ギルド⋯⋯とは言っても目と鼻の先にある。
僕たちが暖簾をくぐってギルドの中に入ると騒がしい空気だったのにシンと静まり返ってしまった。
ミスティは急に静まり返ったことに対して怯えてしまい、僕の後ろに瞬時に移動した。それには若干の身体強化がされていて僕の方が驚いた。
ミスティには僕と一緒に魔力増幅訓練と魔法の使い方も教えておいたので、そう易々と負けるとは思えない。それはまた別の話なのかもしれない。
体力があって、早く走れても精神力や忍耐力がなければマラソンなんて誰もしないだろうことは明白だ。
ミスティの手を優しく握って受付と書かれた窓口に移動する。
出迎えてくれたのは女性ではなく爽やかな笑みを振りまく壮年の男性だった。こういうタイプは信用できない。
「冒険者登録をお願いします」
「ほう。君らがか」
「いえ。僕だけです」
「そうかい。ならこの紙に必要事項を頼むよ」
そう言って渡された紙には名前と得意武器などが書かれていた。
名前:
性別:
年齢:
誕生日:
得意武器:
の5項目。
僕は順次記入した。
名前:リステリア
性別:女
年齢:10歳
誕生日:冬の12週目
得意武器:魔法
誕生日は春、夏、秋、冬となっている。
それぞれ12週ずつあり、7日で1週間だ。
それを渡すと男性は何かの操作?をしてからまた僕に渡した。
すると、それは紙ではなくカードになっていた。厚紙を2枚重ねた程度の強度で気を抜くと折れてしまいそうだ。
内容は誕生日と性別の項目が消え、新しい項目が増えている。
名前:リステリア
年齢:10歳
ランク:E
得意武器:魔法
となっていた。
「冒険者についての説明をするが、いいか?」
「お願いします」
それから冒険者についての説明が始まった。
因みにミスティは隣の椅子で真剣に聞いている。
「まず、その冒険者の証だが身分証にもなる。そして冒険者にはランクがある。そのランクは上からS・A・B・C・D・Eの6段階だ。魔物にはSの上があるが、そんな魔物は滅多に出ない。依頼はそのランクの上下1段階のみ受諾出来る。で、Eランクから始まるんだが⋯⋯Cランクから始めることもできる。質問は?」
「Cランクから始めるにはどうすれば?」
「本気か? ⋯⋯俺ら職員と模擬戦をしてそれに勝つことが出来ればなれる。だが君にはまだ無理だろう?」
「やってみないとわかりませんよ」
にこりと挑発的な笑みを浮かべると男性は僕を見定めるように目を細めた。
「まぁ、いいだろう」
受付から移動してそれ専用の模擬戦場に来た。後ろからは観戦するためか複数の冒険者が歩いてくる。
「(ミスティが見てる前で負けられないな⋯⋯)」
ミスティは今、別の職員のところでまき沿いを食らわないように保護されている。
これは言い機会だ。僕の力がどの程度の強さなのか測ることができる。
まずは、比較的弱い魔法から。
「⋯⋯3、2、1、始め!」
男性とは別の職員の掛け声で模擬戦が始まる。
敵の武装は杖。つまり魔法を使うのだろう。
対して僕は何も持っていない。見栄えが悪すぎる⋯⋯。
まずは様子見。
3割程度の力で土を使って拘束魔法を使う。
「うおっ」
男性が驚いたような声を出したけれど、その瞳の奥には炎がゆらゆらと揺れている。
「風よ、解き放て! 『風刃』」
男性が魔法を使うと拘束魔法がぷつりと切れてしまった。少し弱すぎたかな?
次は5割ほどの力で氷の拘束魔法を使う。
「今度は氷か⋯⋯」
それは少しずつ男性の足を侵食していく。
『火球』
男性が炎魔法を使うと氷が溶けていった。
いきなり激しい戦闘にならなくてホッとしたけれど、流石にこのままじゃまずいかな。
「拘束魔法しか使えないのか?」
男性が獰猛な笑みを浮かべて聞いてくる。
「そんなわけないでしょ」
僕は同じような笑みを浮かべて言い返した。
次は7割ほどの力で魔法を使う。
『フロストノヴァ』
瞬間、その場一帯が冷気を帯び地面は凍り付く。
そんな中、対象だった男性だけが足元から少しずつではあるけれど確かに凍り付いて行った。
「『火球』⋯⋯クソ! なんでだ!?」
火球を使っても氷は一向に解けない。男性は片足すら動かせないほどに凍り付いた。
僕はそれを見て、人前で魔法を使うときは7割程度にしておこうと決める。
「参った! 魔法を解除してくれ!」
男性が叫び、審判の職員が試合終了の合図をする。
僕は魔力の供給を絶って火球を生み出して氷を溶いていった。
男性の足は凍傷になっている。ミスティがこちらに向かって走ってきた。感激して両手を広げて待っていると、素通りされた。
⋯⋯え?
思わず振り向くとミスティは男性に回復魔法をかけていた。
⋯⋯無詠唱で。あれほどダメだと言ったのに。
案の定、無詠唱での回復魔法で癒された傷を見て男性は困惑の表情だったけれど、ギルドの職員にならないかと勧誘していた。
周りにいた冒険者や職員も、ミスティが魔法を使えるとは思わなかったのか驚いていた。
場所は模擬戦場から受け付けに戻り、晴れてCランクスタートとなった。これでチマチマとした雑用依頼をせずに討伐依頼を受けられる。
ギルドを出る前に複数のパーティから声を掛けられたけれど、僕たちの力が異常だったときのことも考えてやんわりと断っておいた。
僕の魔法にも皆驚いていたからね。
その日を境に、僕は「氷の舞姫」と呼ばれるようになりミスティは「癒しの歌姫」と呼ばれるようになった。
ミスティは、詠唱すらしてないのにね⋯⋯歌姫だよ?おかしい。
時間はちょうど昼頃で、食事処を探している最中なのだ。
「お姉ちゃん、あそこは?」
ミスティが指さした先にあったのはいかにも、という庶民風な店がある。
冒険者ギルド周辺には高級なものからみすぼらしいところまで幅広く宿や店が立ち並んでいた。
その庶民風の店に入ると、元気よく「いらっしゃいませ!」という掛け声と共に店員が近づいてきた。
「二人かな?」
「はい」
店員のお姉さんに目線を合わせて聞かれ、ミスティが僕の影に隠れながら答えた。
お姉さんは苦笑して案内してくれる。そこには大きな丸テーブルがあって、そこには2グループと思われる人たちが座っていた。
僕とミスティを加えると15人になってこのテーブル席は満席となった。
「じゃ、このメニュー表から好きなものを選んでね? 選び終わったらこれを鳴らしてね」
メニュー表は紙だった。紙なんてあるんだなあと感心しつつ、どこかに行ってしまいそうな店員のお姉さんを引っ捕まえる。
「あの、この店のおすすめをお願いします」
メニュー表を見ても何がどの料理なのかさっぱりわからない。
だから、僕はおすすめを注文する。それなら少なくともハズレではないと思いたい。
「わかったわ。任せて頂戴」
お姉さんはにっこりと微笑んで仕事に戻っていく。
「君たち二人かい? こんなところにどうして」
隣に座っていた男の人が優しく問いかける。その人はいかにも荒事に従事しているかのような人で、他の12人を見ても似たような恰好だった。
「私たち、お爺ちゃんが⋯⋯」
ミスティが答えようとしたけれど、お爺ちゃんのこととなると彼女はいつも泣いてしまう。
ミスティの頭を撫でて安心させながら男の人の質問に答えた。
「そうだったのか⋯⋯。ここはギルドがあるからまだマシだが、裏路地には行くなよ」
「は、はい。ありがとうございます」
頭を軽く下げて礼を言うと、頭の後ろに手をやって掻いていた。
こういう人たちはいきなり誘拐してくるような印象があったんだけど⋯⋯認識を改めたほうがいいかもしれない。
男の人との会話が終わると、見計らったかのようにタイミングよくお姉さんが料理を持ってきた。そこからは食欲をそそる匂いが漂ってきて空腹を強く刺激する。
「お待たせ。二人のために作った特別料理よ」
丸テーブルに座る僕たちの前に二つのお子様ランチが置かれた。注文してから気付いたけれど、ここの店は全体的に量が多くて僕たちでは到底食べきれないものだった。
だから、配慮してくれたのだろう。
ちょうどいい量に周囲の人のものとは一線を画すほどのおいしそうな料理だったのだ。
それを食べ終わり、同席していた人たちに一言入れてから店を出た。
向かう先は冒険者ギルド⋯⋯とは言っても目と鼻の先にある。
僕たちが暖簾をくぐってギルドの中に入ると騒がしい空気だったのにシンと静まり返ってしまった。
ミスティは急に静まり返ったことに対して怯えてしまい、僕の後ろに瞬時に移動した。それには若干の身体強化がされていて僕の方が驚いた。
ミスティには僕と一緒に魔力増幅訓練と魔法の使い方も教えておいたので、そう易々と負けるとは思えない。それはまた別の話なのかもしれない。
体力があって、早く走れても精神力や忍耐力がなければマラソンなんて誰もしないだろうことは明白だ。
ミスティの手を優しく握って受付と書かれた窓口に移動する。
出迎えてくれたのは女性ではなく爽やかな笑みを振りまく壮年の男性だった。こういうタイプは信用できない。
「冒険者登録をお願いします」
「ほう。君らがか」
「いえ。僕だけです」
「そうかい。ならこの紙に必要事項を頼むよ」
そう言って渡された紙には名前と得意武器などが書かれていた。
名前:
性別:
年齢:
誕生日:
得意武器:
の5項目。
僕は順次記入した。
名前:リステリア
性別:女
年齢:10歳
誕生日:冬の12週目
得意武器:魔法
誕生日は春、夏、秋、冬となっている。
それぞれ12週ずつあり、7日で1週間だ。
それを渡すと男性は何かの操作?をしてからまた僕に渡した。
すると、それは紙ではなくカードになっていた。厚紙を2枚重ねた程度の強度で気を抜くと折れてしまいそうだ。
内容は誕生日と性別の項目が消え、新しい項目が増えている。
名前:リステリア
年齢:10歳
ランク:E
得意武器:魔法
となっていた。
「冒険者についての説明をするが、いいか?」
「お願いします」
それから冒険者についての説明が始まった。
因みにミスティは隣の椅子で真剣に聞いている。
「まず、その冒険者の証だが身分証にもなる。そして冒険者にはランクがある。そのランクは上からS・A・B・C・D・Eの6段階だ。魔物にはSの上があるが、そんな魔物は滅多に出ない。依頼はそのランクの上下1段階のみ受諾出来る。で、Eランクから始まるんだが⋯⋯Cランクから始めることもできる。質問は?」
「Cランクから始めるにはどうすれば?」
「本気か? ⋯⋯俺ら職員と模擬戦をしてそれに勝つことが出来ればなれる。だが君にはまだ無理だろう?」
「やってみないとわかりませんよ」
にこりと挑発的な笑みを浮かべると男性は僕を見定めるように目を細めた。
「まぁ、いいだろう」
受付から移動してそれ専用の模擬戦場に来た。後ろからは観戦するためか複数の冒険者が歩いてくる。
「(ミスティが見てる前で負けられないな⋯⋯)」
ミスティは今、別の職員のところでまき沿いを食らわないように保護されている。
これは言い機会だ。僕の力がどの程度の強さなのか測ることができる。
まずは、比較的弱い魔法から。
「⋯⋯3、2、1、始め!」
男性とは別の職員の掛け声で模擬戦が始まる。
敵の武装は杖。つまり魔法を使うのだろう。
対して僕は何も持っていない。見栄えが悪すぎる⋯⋯。
まずは様子見。
3割程度の力で土を使って拘束魔法を使う。
「うおっ」
男性が驚いたような声を出したけれど、その瞳の奥には炎がゆらゆらと揺れている。
「風よ、解き放て! 『風刃』」
男性が魔法を使うと拘束魔法がぷつりと切れてしまった。少し弱すぎたかな?
次は5割ほどの力で氷の拘束魔法を使う。
「今度は氷か⋯⋯」
それは少しずつ男性の足を侵食していく。
『火球』
男性が炎魔法を使うと氷が溶けていった。
いきなり激しい戦闘にならなくてホッとしたけれど、流石にこのままじゃまずいかな。
「拘束魔法しか使えないのか?」
男性が獰猛な笑みを浮かべて聞いてくる。
「そんなわけないでしょ」
僕は同じような笑みを浮かべて言い返した。
次は7割ほどの力で魔法を使う。
『フロストノヴァ』
瞬間、その場一帯が冷気を帯び地面は凍り付く。
そんな中、対象だった男性だけが足元から少しずつではあるけれど確かに凍り付いて行った。
「『火球』⋯⋯クソ! なんでだ!?」
火球を使っても氷は一向に解けない。男性は片足すら動かせないほどに凍り付いた。
僕はそれを見て、人前で魔法を使うときは7割程度にしておこうと決める。
「参った! 魔法を解除してくれ!」
男性が叫び、審判の職員が試合終了の合図をする。
僕は魔力の供給を絶って火球を生み出して氷を溶いていった。
男性の足は凍傷になっている。ミスティがこちらに向かって走ってきた。感激して両手を広げて待っていると、素通りされた。
⋯⋯え?
思わず振り向くとミスティは男性に回復魔法をかけていた。
⋯⋯無詠唱で。あれほどダメだと言ったのに。
案の定、無詠唱での回復魔法で癒された傷を見て男性は困惑の表情だったけれど、ギルドの職員にならないかと勧誘していた。
周りにいた冒険者や職員も、ミスティが魔法を使えるとは思わなかったのか驚いていた。
場所は模擬戦場から受け付けに戻り、晴れてCランクスタートとなった。これでチマチマとした雑用依頼をせずに討伐依頼を受けられる。
ギルドを出る前に複数のパーティから声を掛けられたけれど、僕たちの力が異常だったときのことも考えてやんわりと断っておいた。
僕の魔法にも皆驚いていたからね。
その日を境に、僕は「氷の舞姫」と呼ばれるようになりミスティは「癒しの歌姫」と呼ばれるようになった。
ミスティは、詠唱すらしてないのにね⋯⋯歌姫だよ?おかしい。
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