恋は相手を堕とすゲームらしい。

かいわれ

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想定外の出会いはあるらしい。

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8話
キーンコーンカーンコーン
「はいじゃあ今日はここまで明日はコンパスを持ってきてください号令!」
「気をつけ!礼!ありがとうございました!」
四時間が終わった
今日はテラスのベンチで飯でも食おうか
2階のベンチにはカップルしかいないが部活棟のテラスのベンチには高確率で誰もいない
ドアを開け外を見ると今にも風に流されてしまいそうな黒ロングの髪が見えた
「めずらしいねこのテラスにくる人がいるなんてね」
「そうねゲーム友達に言われるまでテラスでお弁当を食べようなんて考えなかった」
「この学校以外にもこういうテラスがある学校があるなんてね、隣座っても良い?」
「離れたら良いわよ」
ったく…ガードの固い女だな
「はいはい…てか弁当うまそうだな」
「料理は好きなのよ…」
「へえ~あ、その春巻きおいしそー」
「っ…!」
「どうしたの?」
「なんでも無いわ…ただ私の幼馴染も春巻きが好きだったなあって思ってね」
なんだ覚えているじゃないか
でも俺は正体を明かさない
「へえ俺も春巻き好きなんだ♪」
「そう言えば新沼さんって兄弟いるの?」
「ううん、私は一人っ子なの」
そんな他愛の無い会話を続けた
キーンコーンカーンコーン
「予鈴だ」
「じゃあ私は先に教室に戻らせてもらうわ」
「え?一緒に戻ろうよ」
「いやよ変な噂でも流れたら嫌だし」
「そ、そうかじゃあな」
だめだ堕とすどころか教室でも一緒に話せない何か弱みは無いのかな
「そう言えば子供の頃から瑞稀は食べ物が好きだったな」
ニヤリ
良いことを思いついた
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