エクソシストの呪い

risk

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訓練回(1)

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俺は階段下の扉を開けて下にある扉の南京錠を渡された鍵で開けた。
開けると下は階段になっていた。
降りると4Km4Km6mの部屋になっていた。
「デカ。」
俺はとりあえず上半身の服を脱いだ。
もちろん下着は着た状態でだ。
俺は、とりあえず座禅をした。
俺はこれから、アマテラスの使い方を教えていくつもりだ。
今やっていることは緑の炎の認識をすることだ。
最近はクトゥルフ神話の力のほうが強すぎて使ってなかったからな。
緑の炎の認識はものすごく落ち着いてイメージしないとわからない。
「アマテラス、顕現できるか?」
この声に呼応して、俺の目の前に光の柱が降りてきた。
「呼んだかのう?」
「ああ、呼んだよ。アマテラスこれからアマテラスの力を教えたいから手伝ってほしい。」
「なるほど、あの少女か。」
「そ。」
「わかりやした。少し手伝ってあげやしょう」
俺等は(半分神と神一人)で伝達方法を考えていた。
それから30分後。
「ごめ~ん。待たせた!」
「だいじょうぶ、だいじょうぶ。じゃ、やろっか。」
「はい!」
気合入ってんねー
「それじゃ、まずは座禅!行ってみよー」
「どして?」
「緑の炎の認識にはすごく集中するんだ。だから座禅。」
「なるへそ」
するとすぐに座禅した。
「ストーップ!ハイ座布団」
「あ、ありがと。」
再び座布団をひいて座禅をする。
「そしたら、体の中にろうそくを思い浮かべて。」
「ん」
「そのろうそくに火を灯して」
「ん」
「その火を体全体にじわじわ来るようにイメージして」
「ん」
「アマテラス確認」
「わかっておる」
アマテラスが彼女の顔を覗く。
その後こちらを向いた。首を左右に振っている。
だめだったか。
「はい。一回終わり!」
「はあああああああああ」
仕方ない一回殺すか。
「天羅さん。悪いけど死んで。」
「へ?」
俺は速攻で体全体に緑の炎を回して、わざと殺気をすごい量まとわせて手刀で彼女の首めがけて出した。
彼女は防御の構えを取った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
”天羅ちゃんサイド!”
キリアがこっちに殺気をまとってこっちに来た。
殺気は死神との戦闘のときにピリピリした感覚があったからすぐにこれが殺気だとわかった。
今回はそれのとは話にならない。足がすくむ。私は。どうするどうするどうするどうすると考えていたら、体の中であったかいものが体の中で発生した。
私は、生存本能が働いて防御の姿勢を取った。
そして、防いだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「出来たじゃん。緑の炎」
俺の手刀は彼女の腕で止まっている。しかもえぐってない。皮膚で止まっている。
「へ?どういうこと?」
「つまり、キリアの坊主はあんたにその感覚をつけさせるためにわざと殺気を足がすくむレベルで殺そうとしたってわけなのよ」
「ごめんね。」
「キリアくんのばかあああああ」
俺の胸をポコポコ殴っている。
「そしたら、今度はその状態を0.1秒以内に出せるようにすること。」
「分かった。」
「感覚を忘れたらいつでも言ってくれ。すぐに殺気、普通の人の40倍レベルの手刀をお見舞いしてあげるから。」
「・・・作業に取り掛かります。」
「アマテラス。頼んだよ。」
「わかったのじゃ」
さて、俺はクトゥルフ神話とギリシャ神話の力を練習するか。
まずはクトゥルフ神話だな。
俺は右腕をハスターに変えた。
俺は異空間から的を出した。
たしか、死神戦のとき魔力だけでセルをしようとしたら遠距離攻撃になっていたんだよね。
もう一回やってみるか。
俺は、あのときと同じようにやってみた。
すると黒い球体は出来たけど。ハスターの使ってたような吸引力はなかった。
そして、俺は右腕を的に向けて発射してみると的をえぐり取って行った。そして、的をえぐり取ったら霧散した。
対象に触れたら霧散するのか。追尾するのかな?
俺はまた異空間からまた異空間を取り出した。
そして俺は的の真正面ではなくわざと少し左に向いてやってみた。
結果は失敗。真正面に発射された。俺はとりあえずすぐに壁を修復して考察した。
追尾はしない。一直線に行く。なんかのラインを引いたらどうだろう。
俺は殺気と同じように少し左に向いてやってみた。だが、今回はあるものをイメージした。それは、レールだ。
魔力で見えない糸を出してそれにさっきのを発射したら沿うように曲がって当たった。
成功!次は数を増やせるか。
結果、成功であり失敗。理由は威力が落ちちゃう代わりにいっぱい作れるよってことだった。
それでも直径30cmから10cmになって数がだいたい30~40みたいな感じだから牽制用や雑魚戦とかで使えるかも。
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