3 / 3
なんかキャラ紹介的な何かパート3
しおりを挟む
「た、たすけて~、ねぇっ下僕助けなさいよっ」
「知るかバカって、お、おい止めてくれぇ。ちょいちょいなんで俺の体おいっ、今すぐ命令止めろおいっ、テメェ後で覚えとけよっ」
「あ、あぁっ、きゃあこっち来たじゃないの早く早く」
「く、クソうぜぇ。おいおい、ちょっと狼さん僕なんか食べても美味しくないです、あいつあいつ食べてくれ頼むから」
「な、何言ってんのよあんたとっとと私の壁になりなさいっ、ねぇ早く」
あぁ、もういつだったかオレが部屋でポテチ食べてゴロゴロしてたのは。
早く、日本に帰りてぇ……。
☆
「てかさぁ、どうなの勝手に人を異世界に召喚した挙句部屋のものどんどん売っていくとか、バカなの?ねぇ?」
「だってぇ、お金がぁもぉう無いんだぁもん♡」
うっわ、こいつくっそ腹立つ。
「そんで、人のもの勝手に売ったのか」
「う・ん♡」
「はぁぁぁ、それ窃盗だぞ!窃盗!」
「?どーゆうこと?」
「つーまーり、あんたは泥棒だってことだよ!」
疲れる。こいつここまでバカだったとはバカと天才は紙一重とか言うけどあれは嘘だな嘘。
「う~ん、自分の下僕の所有物だしつまり、自分の所有物ってことでしょ?」
おい、つまりの使い方がおかしいぞ。てか、なんだそのジャイ◯ン的思考は。
「まぁ、売っちゃったものは仕方ないじゃない」
「まぁ、百歩譲って売ったことはよしとしよう。その金は今どこだ」
「……」
「おい」
「なんでしょう、私決して悪気があった訳じゃないのあそこで美人になる壺なんてのを売っていたのが悪いの」
「うん、その壺ちょっと見せてもらおうか」
「いやよ、何するつもり」
「た……」
「た?」
「たたき割るんだよお!」
「いやぁぁぁぁ!」
こ、こいつ、こんな効果もクソもない壺を本気で守ろうとしてやがる……やっぱりバカだな。
「あーもーわかった壺のことは許してやるから、それで、どうすんだよこれから」
「あー、どうしましょうかね」
「「………………」」
「あっ、あそこに新種のUFOが!」
「おい、そんな手に引っかかると思うなよ」
「……どうする?」
「……」
「ねぇ?ねえってば!無視しないでよ!」
「いや、マジでどうすんだよ……金ももうないんだろ」
「そんな急にガチトーンにならないでよ!そうだっ、働けばいいじゃない」
「俺、魔法使えない上に大して取り柄もなにもないんだが」
「そ、そうだモンスター倒せばいいのよ!モンスター倒せばたくさんのお金が手に入るわ!」
「モンスターねぇ……、あの狼みたいなやつだろ?無理無理。アレよりレベル下げたとしても負ける気しかしねぇ」
「?、一番この国で弱いのさっきの春ウルフなんだけど……」
「仕方ない……働くか……」
「なんか……ごめん……」
「それで?いい就職先とかってあるのか?」
「えっとね、ここって始まりの町っていう初心者向けの町から訳あって結構離れているのよ」
「だから、そこまで歩かなきゃならないってか?」
「そうそう、その通り」
「そんくらい我慢するよ。で、お前もいくんだろ?」
「えぇ~っと、私はその、あの~忙しいといいますかなんというか」
「いくんだろ?」
「あぁもう!分かりましたよ!行けばいいんでしょ行けば」
「うっし、そうと決まれば早速行ってみるか」
「仕方ないですねぇ」
それは、俺らが始まりの町へ向かう途中のことだった。
ガルルルルルルルル
「あ~、狼さん御機嫌よう」
うん、俺のセカンドライフいきなり……
オワタ/(^o^)\
「知るかバカって、お、おい止めてくれぇ。ちょいちょいなんで俺の体おいっ、今すぐ命令止めろおいっ、テメェ後で覚えとけよっ」
「あ、あぁっ、きゃあこっち来たじゃないの早く早く」
「く、クソうぜぇ。おいおい、ちょっと狼さん僕なんか食べても美味しくないです、あいつあいつ食べてくれ頼むから」
「な、何言ってんのよあんたとっとと私の壁になりなさいっ、ねぇ早く」
あぁ、もういつだったかオレが部屋でポテチ食べてゴロゴロしてたのは。
早く、日本に帰りてぇ……。
☆
「てかさぁ、どうなの勝手に人を異世界に召喚した挙句部屋のものどんどん売っていくとか、バカなの?ねぇ?」
「だってぇ、お金がぁもぉう無いんだぁもん♡」
うっわ、こいつくっそ腹立つ。
「そんで、人のもの勝手に売ったのか」
「う・ん♡」
「はぁぁぁ、それ窃盗だぞ!窃盗!」
「?どーゆうこと?」
「つーまーり、あんたは泥棒だってことだよ!」
疲れる。こいつここまでバカだったとはバカと天才は紙一重とか言うけどあれは嘘だな嘘。
「う~ん、自分の下僕の所有物だしつまり、自分の所有物ってことでしょ?」
おい、つまりの使い方がおかしいぞ。てか、なんだそのジャイ◯ン的思考は。
「まぁ、売っちゃったものは仕方ないじゃない」
「まぁ、百歩譲って売ったことはよしとしよう。その金は今どこだ」
「……」
「おい」
「なんでしょう、私決して悪気があった訳じゃないのあそこで美人になる壺なんてのを売っていたのが悪いの」
「うん、その壺ちょっと見せてもらおうか」
「いやよ、何するつもり」
「た……」
「た?」
「たたき割るんだよお!」
「いやぁぁぁぁ!」
こ、こいつ、こんな効果もクソもない壺を本気で守ろうとしてやがる……やっぱりバカだな。
「あーもーわかった壺のことは許してやるから、それで、どうすんだよこれから」
「あー、どうしましょうかね」
「「………………」」
「あっ、あそこに新種のUFOが!」
「おい、そんな手に引っかかると思うなよ」
「……どうする?」
「……」
「ねぇ?ねえってば!無視しないでよ!」
「いや、マジでどうすんだよ……金ももうないんだろ」
「そんな急にガチトーンにならないでよ!そうだっ、働けばいいじゃない」
「俺、魔法使えない上に大して取り柄もなにもないんだが」
「そ、そうだモンスター倒せばいいのよ!モンスター倒せばたくさんのお金が手に入るわ!」
「モンスターねぇ……、あの狼みたいなやつだろ?無理無理。アレよりレベル下げたとしても負ける気しかしねぇ」
「?、一番この国で弱いのさっきの春ウルフなんだけど……」
「仕方ない……働くか……」
「なんか……ごめん……」
「それで?いい就職先とかってあるのか?」
「えっとね、ここって始まりの町っていう初心者向けの町から訳あって結構離れているのよ」
「だから、そこまで歩かなきゃならないってか?」
「そうそう、その通り」
「そんくらい我慢するよ。で、お前もいくんだろ?」
「えぇ~っと、私はその、あの~忙しいといいますかなんというか」
「いくんだろ?」
「あぁもう!分かりましたよ!行けばいいんでしょ行けば」
「うっし、そうと決まれば早速行ってみるか」
「仕方ないですねぇ」
それは、俺らが始まりの町へ向かう途中のことだった。
ガルルルルルルルル
「あ~、狼さん御機嫌よう」
うん、俺のセカンドライフいきなり……
オワタ/(^o^)\
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる