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美咲ルート
ブラコン姉妹は、天使だろうか? 美咲√(24)
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俺と美咲がやって来たデパートには、様々な施設が設けられている。その施設の中で、最も家族連れに役立つ施設は屋上に設けられている施設だろう。簡易的ではあるが、遊具や子供用のゲームや観覧車がある。規模は小さくても、それなりに楽しめるので家族や恋人同士が訪れる事が多いという噂だ。
「……(まぁ俺は初めて来たけどな、ここ)」
そう思いつつも、俺は腕にくっ付く美咲の方に視線を向けた。そこには年相応な反応を示している様子で、瞳をキラキラさせながら観覧車を見ていた。
「(お、お兄様とこんな場所に来る事が出来るとは!!美羽には悪いですが、ここは遠慮なくお兄様に迫るチャンス!!そしてあの観覧車の中で、私はお兄様と……ぐへ、ぐへへ、ひひひひひ)」
何だろうか。不気味な笑みを浮かべているのは、俺の気のせいだろうか。いや、気のせいだという事にしておこう。女の子を詮索するのは失礼に値する可能性があるし、あまり気にしないようにしよう。そうした方が良いと、何かが俺にそう告げている気がする。
「……てか、結構お客さんが居るんだな」
「こ、こほん。そのようですね。お兄様がここを指定するとは、正直意外です。お兄様は人がたくさん居る場所は苦手ですもんね」
「まぁな」
「それでお兄様、どれで遊ぶんですか?もう夕方になり掛けてますし、そろそろ帰らないと美羽が死んだ魚のように待ってる可能性は高いですよ?」
「あぁ、美羽は料理はてんで駄目だもんな。俺も美咲も居なかったら、お菓子ばかり食べそうだな」
「そこら辺はご安心を。お菓子は全て隠しましたから、美羽では見つける事は出来ませんよ」
フフン、と鼻を鳴らす美咲。確かに美羽はお菓子好きで、見つけた時にはお腹が許す限り……いや、美咲が怒らない限り食べ続けるのが美羽なのである。そんな美羽の事を俺よりも熟知している美咲の事だが、何処に隠したのだろうかと俺も考えてしまう。
キッチンに隠す事はしないと思うし、美咲と美羽の部屋は一緒だから隠さないだろう。だとすると屋根裏部屋か……あぁ、俺の部屋もあるのか。でも美咲が勝手に俺の部屋に入るとは思えないし……聞いてみるか。
「なぁ、そのお菓子は何処に隠したんだ?」
「ふふん、お兄様の部屋です」
「あぁ、そう」
俺の信頼を返せ。そう言いたいの我慢しながら、可愛い妹のやる事と思って流す事にした。
「それでお兄様、もう一度聞きますけど……何で遊ぶんですか?」
「あぁ、こっちだ」
俺はそれだけ言ってから美咲の手を取り、屋上の奥にある小さい観覧車に向かった。俺の行動に驚いた表情を浮かべた美咲だったが、すぐに握り返して口角を上げて言った。
「強引なお兄様も、私は好きですよ♪」
「そりゃどうも。ではどうぞ、お嬢様」
俺は観覧車のゴンドラの中に入り、美咲へと手を伸ばしてそう言った。気恥ずかしかったのか、微かに頬を赤く染めながら美咲は俺の手を取って言うのである。
「ありがとうございます、私の王子様」
「……(まぁ俺は初めて来たけどな、ここ)」
そう思いつつも、俺は腕にくっ付く美咲の方に視線を向けた。そこには年相応な反応を示している様子で、瞳をキラキラさせながら観覧車を見ていた。
「(お、お兄様とこんな場所に来る事が出来るとは!!美羽には悪いですが、ここは遠慮なくお兄様に迫るチャンス!!そしてあの観覧車の中で、私はお兄様と……ぐへ、ぐへへ、ひひひひひ)」
何だろうか。不気味な笑みを浮かべているのは、俺の気のせいだろうか。いや、気のせいだという事にしておこう。女の子を詮索するのは失礼に値する可能性があるし、あまり気にしないようにしよう。そうした方が良いと、何かが俺にそう告げている気がする。
「……てか、結構お客さんが居るんだな」
「こ、こほん。そのようですね。お兄様がここを指定するとは、正直意外です。お兄様は人がたくさん居る場所は苦手ですもんね」
「まぁな」
「それでお兄様、どれで遊ぶんですか?もう夕方になり掛けてますし、そろそろ帰らないと美羽が死んだ魚のように待ってる可能性は高いですよ?」
「あぁ、美羽は料理はてんで駄目だもんな。俺も美咲も居なかったら、お菓子ばかり食べそうだな」
「そこら辺はご安心を。お菓子は全て隠しましたから、美羽では見つける事は出来ませんよ」
フフン、と鼻を鳴らす美咲。確かに美羽はお菓子好きで、見つけた時にはお腹が許す限り……いや、美咲が怒らない限り食べ続けるのが美羽なのである。そんな美羽の事を俺よりも熟知している美咲の事だが、何処に隠したのだろうかと俺も考えてしまう。
キッチンに隠す事はしないと思うし、美咲と美羽の部屋は一緒だから隠さないだろう。だとすると屋根裏部屋か……あぁ、俺の部屋もあるのか。でも美咲が勝手に俺の部屋に入るとは思えないし……聞いてみるか。
「なぁ、そのお菓子は何処に隠したんだ?」
「ふふん、お兄様の部屋です」
「あぁ、そう」
俺の信頼を返せ。そう言いたいの我慢しながら、可愛い妹のやる事と思って流す事にした。
「それでお兄様、もう一度聞きますけど……何で遊ぶんですか?」
「あぁ、こっちだ」
俺はそれだけ言ってから美咲の手を取り、屋上の奥にある小さい観覧車に向かった。俺の行動に驚いた表情を浮かべた美咲だったが、すぐに握り返して口角を上げて言った。
「強引なお兄様も、私は好きですよ♪」
「そりゃどうも。ではどうぞ、お嬢様」
俺は観覧車のゴンドラの中に入り、美咲へと手を伸ばしてそう言った。気恥ずかしかったのか、微かに頬を赤く染めながら美咲は俺の手を取って言うのである。
「ありがとうございます、私の王子様」
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