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美咲ルート
ブラコン姉妹は、天使だろうか? 美咲√(25)
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「えっと、小鳥遊先輩……」
「はい、何でしょう」
「美羽、気になる事があるんだけど良いかな?」
「どうぞ。ボクに答えられる事であれば、いくらでも質問をしても大丈夫ですよ」
そう言う幽に対して、ジトっとした目を浮かべる美羽。そんな目を向ける美羽は、溜息混じりな声で幽に問い掛けた。
「じゃあ一つ聞くけど……どうして美羽たちまで観覧車に乗ってるの?」
「それは追跡していた結果です。ボクは別に良かったんですが、どこかの誰かさんが追跡を止めないって言ったので仕方なくこうしている訳ですよ」
「待って。それは遠回しに美羽の所為って言ってるよね!?言ってるよね!?」
「いやいや、そんな事言ってませんよ~。ボクは別に止めても良かったんですけどねぇ」
クスクスと笑みを浮かべる幽は、美羽にニヤ付いた視線を向けてそう言った。挑発したような笑みを浮かべる幽に対して、美羽はさらに深い溜息を吐いて言った。
「だって!流石にこれ以上はあの二人の世界にするべきじゃないかな!?せっかく割り切ってるのに追い討ちを仕掛けるなんて鬼畜だよ!鬼だよ!鬼畜だよっ!」
「何で鬼畜を2回言ったんですか。というか、さっきから気になっていた事があるんですけど聞いて良いですか?」
「ん、なに?」
「ボク、これでも一応先輩なんですけど?どうして1回も敬語を使おうとしないのですか?」
「……えぇ、今更?」
「明らかに嫌そうな顔をしないで下さい。他人に失礼ですよ」
「だって先輩ずっと敬語だし、美羽と同じ身長だし……それに」
「それに?」
「今の段階で、美羽が先輩に何を敬ったら良いか分かんない……から?」
――グサグサッ!
何かが刺さる音が、幽の脳裏で響き渡る。矢を受けたのか、槍を刺されたのか……それ程のダメージを受けながら、幽のヒットポイントが減っていく。そんなダメージを受けている幽を見つつも、美羽はゴンドラ越しに幸一たちが乗っているゴンドラを眺める。
「対面に座っているようですね。お兄さんの身体で良く見えませんね」
「美羽が言うのもなんだけど、これ以上は本当にプライバシーの侵害じゃないかな?」
「その言葉には納得ですが、台詞と行動が一致してませんよ」
「……だって気になる物は気になるじゃん!!!」
「開き直りましたね。まぁボクも結果が気になってるので、眺めるのは大いに付き合いますけどね」
そう言いながら、幽はポケットから携帯を取り出した。何やら操作をしている事が気になり、美羽はその携帯の画面を覗き込む。その画面はカメラモードとなっていて劇的瞬間を取ろうとする為なのか、と思う程にニヤニヤとした表情を浮かべる幽。
そんなニヤニヤとする幽に対して、「えー」と思いながら美羽も彼らへと視線を向ける。その向けられた視線には、様々なドキドキ感が分かる程に左右に揺れているのであった。
「はい、何でしょう」
「美羽、気になる事があるんだけど良いかな?」
「どうぞ。ボクに答えられる事であれば、いくらでも質問をしても大丈夫ですよ」
そう言う幽に対して、ジトっとした目を浮かべる美羽。そんな目を向ける美羽は、溜息混じりな声で幽に問い掛けた。
「じゃあ一つ聞くけど……どうして美羽たちまで観覧車に乗ってるの?」
「それは追跡していた結果です。ボクは別に良かったんですが、どこかの誰かさんが追跡を止めないって言ったので仕方なくこうしている訳ですよ」
「待って。それは遠回しに美羽の所為って言ってるよね!?言ってるよね!?」
「いやいや、そんな事言ってませんよ~。ボクは別に止めても良かったんですけどねぇ」
クスクスと笑みを浮かべる幽は、美羽にニヤ付いた視線を向けてそう言った。挑発したような笑みを浮かべる幽に対して、美羽はさらに深い溜息を吐いて言った。
「だって!流石にこれ以上はあの二人の世界にするべきじゃないかな!?せっかく割り切ってるのに追い討ちを仕掛けるなんて鬼畜だよ!鬼だよ!鬼畜だよっ!」
「何で鬼畜を2回言ったんですか。というか、さっきから気になっていた事があるんですけど聞いて良いですか?」
「ん、なに?」
「ボク、これでも一応先輩なんですけど?どうして1回も敬語を使おうとしないのですか?」
「……えぇ、今更?」
「明らかに嫌そうな顔をしないで下さい。他人に失礼ですよ」
「だって先輩ずっと敬語だし、美羽と同じ身長だし……それに」
「それに?」
「今の段階で、美羽が先輩に何を敬ったら良いか分かんない……から?」
――グサグサッ!
何かが刺さる音が、幽の脳裏で響き渡る。矢を受けたのか、槍を刺されたのか……それ程のダメージを受けながら、幽のヒットポイントが減っていく。そんなダメージを受けている幽を見つつも、美羽はゴンドラ越しに幸一たちが乗っているゴンドラを眺める。
「対面に座っているようですね。お兄さんの身体で良く見えませんね」
「美羽が言うのもなんだけど、これ以上は本当にプライバシーの侵害じゃないかな?」
「その言葉には納得ですが、台詞と行動が一致してませんよ」
「……だって気になる物は気になるじゃん!!!」
「開き直りましたね。まぁボクも結果が気になってるので、眺めるのは大いに付き合いますけどね」
そう言いながら、幽はポケットから携帯を取り出した。何やら操作をしている事が気になり、美羽はその携帯の画面を覗き込む。その画面はカメラモードとなっていて劇的瞬間を取ろうとする為なのか、と思う程にニヤニヤとした表情を浮かべる幽。
そんなニヤニヤとする幽に対して、「えー」と思いながら美羽も彼らへと視線を向ける。その向けられた視線には、様々なドキドキ感が分かる程に左右に揺れているのであった。
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