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私は、レオード様とともに、国王様と対面していた。
グルゼン様は、牢に入れられるらしい。かなり重い罰だが、色々な事情を考慮すると、それも仕方ないことだろう。
「さて、その話がそれで終わりなら、次はこちらの話に移らせてもらってよろしいでしょうか?」
「ええ、もちろんです」
そこで、レオード様が話を切り出した。
どうやら、彼からも国王様に話したいことがあったらしい。
その話の内容は、なんとなく察している。恐らく、私との婚約に関することなのではないだろうか。
「私は、こちらのミレイア・アスキード公爵令嬢と婚約することになりました。彼女を、リオネルダ王国に連れて行き、私の妻にしたいと思っています」
「そうですか……無事に、話がまとまったようで何よりです」
「いえ、元々、こちらが無理を言ったことです。色々とあなた方にもご迷惑をかけてしまいました。誠に申し訳ありませんでした。そして、ありがとうございます。あなた方のおかげで、私は最良の婚約者に出会うことができました」
レオード様の言葉に、私は驚いていた。
彼がこの国から婚約者を迎えるという話は、本人が言い出したことだったらしい。
その事情は、まったく知らなかった。てっきり、両国の国王が話し合った結果、そうなったのかと思っていたのだが、違ったようである。
だが、考えてみると、それはとてもしっくりきた。レオード様が自ら婚約者を見極めるために来たり、その場で即決断できたりしていたのは、彼が全権を握っていたからなのだ。
「こちらの愚息のせいとはいえ、彼女は一度婚約破棄をされています。それでも、構わないと判断されたのですね……」
「ええ、彼女は素晴らしい人物です。二つの国の友好を示すにあたって、彼女は相応しい人物です」
「そうですか……それなら、良かったです」
レオード様は、私を讃えてくれた。
彼の目的を聞いて、私は彼が私を婚約者にする理由を理解できてきた。
私は、獣人に対して怯えたりしない。そんな私は、二つの国の友好関係を示したい彼にとって、とても好ましいのだろう。
そのことが、私は嬉しかった。自分が、二つの国を繋げる役割を果たせるというのは、案外誇らしいものである。
「ミレイア殿、私からも、頼みます。あなたには、二つの国が友好的な関係を築けるように、尽力して頂きたいのです」
「わかりました。私も、精一杯やらせて頂きます」
「ありがとうございます」
国王様にまで、私は頼まれてしまった。
これは、責任重大である。思っていたよりもずっと、私と彼との婚約は重要なものだったようだ。
こうして、私は自身の役割を改めて理解するのだった。
グルゼン様は、牢に入れられるらしい。かなり重い罰だが、色々な事情を考慮すると、それも仕方ないことだろう。
「さて、その話がそれで終わりなら、次はこちらの話に移らせてもらってよろしいでしょうか?」
「ええ、もちろんです」
そこで、レオード様が話を切り出した。
どうやら、彼からも国王様に話したいことがあったらしい。
その話の内容は、なんとなく察している。恐らく、私との婚約に関することなのではないだろうか。
「私は、こちらのミレイア・アスキード公爵令嬢と婚約することになりました。彼女を、リオネルダ王国に連れて行き、私の妻にしたいと思っています」
「そうですか……無事に、話がまとまったようで何よりです」
「いえ、元々、こちらが無理を言ったことです。色々とあなた方にもご迷惑をかけてしまいました。誠に申し訳ありませんでした。そして、ありがとうございます。あなた方のおかげで、私は最良の婚約者に出会うことができました」
レオード様の言葉に、私は驚いていた。
彼がこの国から婚約者を迎えるという話は、本人が言い出したことだったらしい。
その事情は、まったく知らなかった。てっきり、両国の国王が話し合った結果、そうなったのかと思っていたのだが、違ったようである。
だが、考えてみると、それはとてもしっくりきた。レオード様が自ら婚約者を見極めるために来たり、その場で即決断できたりしていたのは、彼が全権を握っていたからなのだ。
「こちらの愚息のせいとはいえ、彼女は一度婚約破棄をされています。それでも、構わないと判断されたのですね……」
「ええ、彼女は素晴らしい人物です。二つの国の友好を示すにあたって、彼女は相応しい人物です」
「そうですか……それなら、良かったです」
レオード様は、私を讃えてくれた。
彼の目的を聞いて、私は彼が私を婚約者にする理由を理解できてきた。
私は、獣人に対して怯えたりしない。そんな私は、二つの国の友好関係を示したい彼にとって、とても好ましいのだろう。
そのことが、私は嬉しかった。自分が、二つの国を繋げる役割を果たせるというのは、案外誇らしいものである。
「ミレイア殿、私からも、頼みます。あなたには、二つの国が友好的な関係を築けるように、尽力して頂きたいのです」
「わかりました。私も、精一杯やらせて頂きます」
「ありがとうございます」
国王様にまで、私は頼まれてしまった。
これは、責任重大である。思っていたよりもずっと、私と彼との婚約は重要なものだったようだ。
こうして、私は自身の役割を改めて理解するのだった。
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