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私は、リルビィさんの案内でレオード様の部屋の前まで来ていた。
彼に、一夫多妻制のことを聞くのだ。
「失礼」
「む……リルビィか?」
「ミレイア様を、連れて来た」
「そうか、入ってもらって構わないぞ」
リルビィさんが戸を叩くと、中から彼の声が聞こえてきた。
私は、少し緊張していた。結構、聞きにくいことを聞くからだ。
「失礼します」
「ミレイアさん、どうかしましたか?」
休んでいたのか、レオード様からはいつものような威厳が感じられなかった。
そんな時に訪ねてしまったことは、少し申し訳ない。
だが、私としてもこれは死活問題なのだ。後回しにできるようなことではないのである。
「休んでいる所、申し訳ありません。実は、レオード様に聞きたいことがあるのです」
「聞きたいこと?」
「ええ、その……先程、窓から国王様と奥様方を見たのです。それで、少し気になることがあって……」
「父上と……母上達を?」
私の言葉に、レオード様は目を丸くしていた。
どうやら、大体のことは理解してもらえたようだ。
ただ、私もきちんと言葉にしておかなければならない。今後のことも考えて、こういうことははっきりと言えるようになっておくべきだろう。
「獅子の獣人は、一夫多妻制なのですよね? リルビィさんから聞きました」
「え、ええ……」
「それで、私はどうなるのですか? 正妻となるのか、側室になるのか、色々と聞いておきたいのです」
「なるほど、そういうことでしたか……」
レオード様は、少し悲しそうな顔をしていた。
もしかして、私が怒っていると思っているのだろうか。
別に、私は彼に怒っている訳ではない。ただ、確認したかっただけなのだ。
しかし、思い切って言ったため、語気は強くなっていたような気がする。もしそれで勘違いさせてしまっていたなら、申し訳ない。
「……どうやら、あなたを不安にさせてしまったようですね」
「え?」
「そのことは、きちんと説明しておくべきでした。本当に、申し訳ありません」
「い、いえ……」
レオード様は、私に対して謝ってきた。
しおらしくなった彼は、少し可愛らしい。そう思ったため、私はなんだかほっこりとしてしまった。
だが、そんな風に穏やかな気持ちでいる場合ではない。今は、真剣な話をしているのだ。和やかな雰囲気でいると、色々とおかしくなってしまう。
「……どうかしましたか?」
「え? いえ、なんでもありません……」
レオード様も、私の様子をおかしく思っていた。
やはり、このような雰囲気では駄目だったようだ。
ただ、そのおかげで落ち着けたことも確かである。これなら、冷静に彼と話ができるだろう。
彼に、一夫多妻制のことを聞くのだ。
「失礼」
「む……リルビィか?」
「ミレイア様を、連れて来た」
「そうか、入ってもらって構わないぞ」
リルビィさんが戸を叩くと、中から彼の声が聞こえてきた。
私は、少し緊張していた。結構、聞きにくいことを聞くからだ。
「失礼します」
「ミレイアさん、どうかしましたか?」
休んでいたのか、レオード様からはいつものような威厳が感じられなかった。
そんな時に訪ねてしまったことは、少し申し訳ない。
だが、私としてもこれは死活問題なのだ。後回しにできるようなことではないのである。
「休んでいる所、申し訳ありません。実は、レオード様に聞きたいことがあるのです」
「聞きたいこと?」
「ええ、その……先程、窓から国王様と奥様方を見たのです。それで、少し気になることがあって……」
「父上と……母上達を?」
私の言葉に、レオード様は目を丸くしていた。
どうやら、大体のことは理解してもらえたようだ。
ただ、私もきちんと言葉にしておかなければならない。今後のことも考えて、こういうことははっきりと言えるようになっておくべきだろう。
「獅子の獣人は、一夫多妻制なのですよね? リルビィさんから聞きました」
「え、ええ……」
「それで、私はどうなるのですか? 正妻となるのか、側室になるのか、色々と聞いておきたいのです」
「なるほど、そういうことでしたか……」
レオード様は、少し悲しそうな顔をしていた。
もしかして、私が怒っていると思っているのだろうか。
別に、私は彼に怒っている訳ではない。ただ、確認したかっただけなのだ。
しかし、思い切って言ったため、語気は強くなっていたような気がする。もしそれで勘違いさせてしまっていたなら、申し訳ない。
「……どうやら、あなたを不安にさせてしまったようですね」
「え?」
「そのことは、きちんと説明しておくべきでした。本当に、申し訳ありません」
「い、いえ……」
レオード様は、私に対して謝ってきた。
しおらしくなった彼は、少し可愛らしい。そう思ったため、私はなんだかほっこりとしてしまった。
だが、そんな風に穏やかな気持ちでいる場合ではない。今は、真剣な話をしているのだ。和やかな雰囲気でいると、色々とおかしくなってしまう。
「……どうかしましたか?」
「え? いえ、なんでもありません……」
レオード様も、私の様子をおかしく思っていた。
やはり、このような雰囲気では駄目だったようだ。
ただ、そのおかげで落ち着けたことも確かである。これなら、冷静に彼と話ができるだろう。
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