「50kg以上はデブ」と好きな人に言われ、こじらせた女のそれから

国湖奈津

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枕1

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「誕生日プレゼント何がいいですか?」


明日は先輩の誕生日だ。

ただいま土曜日の夜。
仕事の後、先輩の家で一緒にご飯を食べている。

プレゼント何がいいだろうと数日悩んだけれど、もう本人に聞いてしまうのが一番早いよねということで、私はストレートに聞いてしまうことにした。



「んー。なんでもいいよ」

「『何でもいい』が一番困るんです。とにかく思いついたのを言ってください。なんでもいいので」

「じゃあ枕?」


!?

私は動揺を隠せない。枕って枕ってあの枕?

枕営業とか、鬼枕とか、初回枕のあの?

その枕でいいならいくらでもします。任せてください。

待て。落ち着いて。
先輩がその意味でこの単語使う訳ないよ。

たぶん夜寝るとき頭の下に置いてあるあれのことだ。たぶんそう。



「ま、まままま枕ですか?」

「最近朝起きた時体痛くてな。だから寝具変えてみようかなと」

先輩は真っ赤になって挙動不審な私に怪訝そうな顔を向けた。

やっぱりそっちの枕だったか。

ほっとしたような、残念なような。

「了解しました。じゃあ、明日一緒に寝具見に行きましょう」



先輩が食器を洗ってくれるというので、私はリビングのソファでタブレットを使い近くの寝具専門店を探したり、よさそうな枕の口コミやメーカーをチェックする作業をしていた。

一言に枕と言っても形も中身もいろいろ違うので面白い。



先輩は食器洗いを終えたらしく、デザートに買ったイチゴをもってきてくれた。

イチゴをつまみ食いしていたらしく、先輩は口をもぐもぐさせながら隣に座った。

「私にもイチゴ食べさせてください」

と言って私が口を開くと先輩の顔が近づいてきて、キスをされた。

こっちは口を開いていたので、すぐにヌルっと舌が入ってきた。

舌を絡められ吸われる。

本物のイチゴの味がした。

上顎をなめられると背筋にゾクゾクとしたしびれが走り、それだけで下肢の間が濡れるのが自分でもわかった。



息も絶え絶えになるほど口腔をむさぼられ、私は先輩にのしかかられるままソファに崩れた。

持っていたタブレットは私の手からすり抜け、絨毯の上に落ちた。

両手を先輩の背中に回す。

「遅くなるとお前寝るし、今から抱く。いいな」



私がうなずくと再び口づけられ、先輩の大きな手が私のセーターの下に入り込んだ。

ブラの上から胸を揉まれると、キュッと胸の先が立ち上がった。

ブラをよけて取り出された胸の先端をグリグリと押しつぶされる。

手がブラの中に入ってきて、指の間に乳首を挟むようにしながら胸全体をもまれた。

気持ちよさに身もだえてしまう。

私はブラのホックを外し、セーターと一緒に脱いだ。

裸の胸に先輩が唇を寄せ、舌を這わせる。

乳首にしゃぶりつき、口内で転がすようにしている。

胸を愛撫しながらも、手はどんどん下に下がっていく。

スカートの中に手が入り込み、下着の上から私の秘部をなぞった。

割れ目に沿って指が何度も上下する。

割れ目の上の花芽に指が触れると、ジンとしたしびれが腰に響いた。

少し強めにこすられてクチュッという音がした。


「お前濡らしすぎ」

嬉しそうに先輩が言った。

音が聞こえていたみたいで、恥ずかしい。

自分でも、下着が濡れている自覚がある。

先輩は下着の中に手を入れて、割れ目を直に愛撫し始めた。

蜜が絡んだ指で、にゅるにゅると割れ目を行ったり来たりさせている。

指先が軽く花芽に触れるたび、体に電流が走る。

指の動きがどんどん早くなっていって、クチュクチュという音が響いた。

緩やかな快感に身を任せていると、先輩は花芽だけを集中していじり始めた。

「お前、クリ好きだな。軽く触れるだけでびくびくして、とろとろですっげぇエロい」

先輩はそう言うと、濡れた指先で花芽の中の秘玉を小刻みに刺激し始めた。


「アッ 好き、大好き」

正直に告白する。

すると余裕の表情で秘処をいじっていた先輩が、ふと呆けたような顔をした。

どうしたのだろうか。

先輩の顔を見たいけれど、強烈な快感が襲ってきて目を閉じる。

快感を追いかける以外、何もできなくなる。

クチクチとした粘着質な音が響き、腰にジンジンと快感がたまっていく。

「アッ 先輩 イク 、 イッチャ アー」

私は中に指すら入れられていないのに、イってしまった。

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