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第十一部
三章-4
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魔物の死骸で血まみれになった場所で、ウァラヌが腕を組んでいた。
〝ここにユバンラダケが居たのは、間違いないようだけど……ん?〟
地面をよく見れば、数人分の足跡と、血を踏んだ足跡が一緒になって、同じ方向へと進んでいた。
左手を複雑に動かしながら屈み込み、地面の足跡に触れる。
〝ランド・コールに、天竜の姫。それに人間? ユバンラダケと一緒に……そっち?〟
足跡を目で追ったウァラヌは、慎重にあとを追い始めた。血臭と腐臭が漂ってくるが、それはユバンラダケたちが斃した魔物のもの――と結論付けていた。
枝葉を掻き分けながら進んでいると、急に古い砦が姿を見せた。驚きはしたが、魔術を得意とする者特有の思考から、即座に状況を分析し始めた。
〝なにかの結界に囲まれているみたいね。血臭はここから――〟
出入り口に目を向けたとき、中から激しく戦う音が聞こえてきた。
警戒しながら中を覗き込むと、銀髪の青年とウィンキーが激戦を繰り広げていた。炎の剣を振って戦う青年――ユバンラダケは果敢に斬り込むが、鋭い爪や長い尾に翻弄され、致命傷を与えられない。
〝なにを手こずってるんだい。そんな魔界の獣なんかに〟
ウァラヌは複雑な印を組んだ左手から、瘴気の矢を撃ち出した。
横合いから魔術の一撃を受けたウィンキーは、大きく仰け反った。
〝ウァラヌ――〟
〝こんなところで、遊んでるんじゃないよ。さっさと斃しな〟
ウァラヌの叱責に〝間違いない〟と呟きながら小さく頷くと、ユバンラダケはウィンキーへと斬りかかった。
*
俺たちは階段を登り、砦の三階へと出た。
一階と二階の空気には血臭が混じっていたが、三階は外壁が崩れているお陰か、空気が淀んでいなかった。
微かな風を感じた俺の真正面に、異形と化したゴガルンの姿があった。
「ランド……」
そのゴガルンの左側の壁際には、ハイム老王が砂地に腰を降ろしていた。囚われの身ではあったが、拷問などは受けてないようだ。
魔剣を抜き払った俺に、ゴガルンは歯を剥いた。
「ランド……思っていたより、早いご帰還だなぁ。まさか、そっちから来るとは思っていなかったぜ」
「そうかよ。ハイム老王を攫って、人質のつもりか? 俺と真正面から戦いのが怖くなったのかよ」
「そんなわけがねぇだろ! 奴は、てめえが逃げねぇようにするための人質だ! てめぇなんか、一騎打ちで充分だ」
「ああ……今度こそ徹底的に砕いてやるから、覚悟しろ」
俺が魔剣を抜剣しかけたとき、後ろから甲冑を着込んだゲルシュが前へと出てきた。
すでに長剣を抜いていたゲルシュは、ゴガルンに切っ先を向けた。
「老王殿下を誘拐し、王国を脅かすなど言語道断っ! 我が剣にて成敗してくれる!!」
やや芝居がかった仕草のゲルシュは、長剣を垂直に構えた。
「待てっ!」
レティシアの制止も聞かず、ゲルシュはゴガルンへと駆け出した。俺も遅れて駆け出したが――よりによって、ゴガルンが先に動いた。
凶悪な笑みを浮かべながら、両腕が一回り以上も膨れあがった。
「糞親父が、今さらっ!!」
ゴガルンは間合いの外から、拳を振った。
目に見えぬ圧力――〈遠当て〉だ――が、ゲルシュに向けて放たれた。肌に伝わる余波が、この〈遠当て〉が一撃でゲルシュを吹っ飛ばすほどの威力だと伝えていた。
これは――ヤバイ。
俺はゲルシュの前に出ようとしたが、どう考えても間に合わない。
ダメだと思った直後、ゲルシュの前方に魔力障壁が張り巡らされた。〈遠当て〉の直撃を受けた魔力障壁が、大きく歪んだ。
瘴気の混じった魔力が周囲に散ったものの、それ以上は魔力障壁が保たなかった。
砕け散った魔力障壁を突き抜け、威力の軽減された〈遠当て〉がゲルシュの胴体に衝突した。
「ぐがぁっ!」
かなりの衝撃を受けたらしく、ゲルシュはその場で崩れ落ちた。威力が減ってこの威力だったのなら、障壁がなければゲルシュは死んでいただろう。
ゲルシュを救ったのは、リリンの魔術だ。
恐らくはゲルシュが俺の前に出たと同時に、魔術の詠唱を始めていたようだ。これもリリンの〈計算能力〉の賜物だろう。
俺が倒れたゲルシュを抜くと、ゴガルンの手に瘴気の刃が生じていた。この刃は、魔剣や神糸では防げない。
俺は瘴気の刃に対抗するため、《異能》を使った。
どこか清涼さのある力が、魔剣ビクトーの刀身を包み込む。俺の魔剣と瘴気の刃が、かち合った。
その途端、俺の《異能》の刃と瘴気の刃が、打ち消しあった。まったく音がしないことに違和感を覚えたが、それこそ瘴気の刃に実体がないことの証左だ。
「チッ――うぜぇ力だ!」
ゴガルンは袈裟斬りに振り切った魔剣を避けながら、再び右手の中に瘴気の剣を作り出した。
俺も再び、魔剣を《異能》の刃で包み込む。
再び真正面から斬り合う――とするところで、俺の背後から小さな火球と光条がゴガルンへと撃ち出された。
レティシアとセラの《スキル》らしいが、そのあとに背後から眩い光が溢れだした。
瑠胡の竜語魔術だと理解した俺は、慌てて振り返った。
「瑠胡、それは拙い! 砦が崩れてしまします!」
「ですが……ランド。わたくしは、それ以上《異能》を使うのは危険やもしれません。厭な予感がするのです。なにかが起きる前に、早く斃してしまわなくては……」
「瓦礫がハイム老王の上に落ちるのは拙いです。ゴガルンは俺に任せて、まずはハイム老王を救い出して下さい」
俺の指示に、セラは瑠胡を促した。レティシアは攻撃を続けていたが、今のゴガルンには通用しなかった。
剛毛に覆われた腕が、すべての火球を防いでいた。セラの熱線も効果は薄かったのか、火傷の痕すら残っていない。
俺が魔剣を構え直す前で、ゴガルンは白い杖を振りかざした。
「俺の力を吸い、出でよ我が下僕っ!!」
ゴガルンの背後で、大きな《門》が開いた。
漆黒の《門》から出てきたのは、数体のオークたちだ。豚鼻を持つゴブリンといった風貌の魔物だが、数に物を言わせる戦法を得意とするが、殆どはゴブリンよりも臆病で、非力だ。
オークたちはゴガルンが杖の先端を向けた、ハイム老王へと駆け出した。
「させん!」
レティシアを先頭に、セラもオークへと向かって行った。瑠胡は俺をジッと見つめてから、神糸の袖を伸ばしてハイム老王の身体を護った。
リリンも俺へを援護しようと唱えていた魔術の対象を、オークへと切り替えていた。
その様子を横目に、俺はゴガルンと真正面から向き合った。無言での睨み合いが数秒ほど続き、俺たちは同時に動いた。
俺の《異能》の刃と瘴気の剣が何度も打ち合い、その度に消滅した。そして互いに刀身を再構築し、再び斬りつけ合った。
ゴガルンと斬り結びながら俺自身、剣技での勝負に拘るのか不思議だった。《スキル》やほかの《異能》を使えば、もっと楽に勝てるかもしれないのに。
こんなこと、訓練兵時代から続いて――と、そこまで考えたとき、俺はようやく合点がいった。
最終試験の際、俺たちの勝負はつかず終いだ。
メイオール村での勝負は、確かに決着がついた。だが村への攻撃があったり、瑠胡の助太刀だあったりと、一対一の勝負とは言い難いところがある。
今このとき、これこそ最終試験と同じ――どうやら俺は、ゴガルンと一騎打ちでの決着をつけたがっているらしい。
――真正面から、砕いてやるぜ。
俺の中で、訓練兵時代の気持ちが蘇ってきた。つまり、『こいつにだけは、絶対に負けねぇ』ということだ。
何度目かになるが、お互いの刃が消滅した。
ゴガルンは苛立たしげに舌打ちをすると、俺を睨めつけた。
「しつこいな、てめぇは! 俺は、神に選ばれた《ダブルスキル》だっ!! すべてを手に入れる権利があるんだよ!」
「また《ダブルスキルかよ》」
俺はゴガルンの下らない自尊心に、怒りを覚えた。それこそが、こいつに蛮行を許す要員だと気付いたからだ。
互いに刃を構築したあと、俺は魔剣を構えながら、軽蔑を込めて告げた。
「……いつまでも、そんな偶然の産物を誇示するんじゃねえよ。くだらねぇ」
「てめえ……俺の力を偶然って言ったかッ!?」
怒りに身を任せたゴガルンが、俺に瘴気の刃を振り下ろしてきた。それを切っ掛けに、俺たちは再び斬り合った。
剣と剣の応酬が十数回ほど続いたあと、ゴガルンは壁際まで跳んだ。
「フッ!!」
短い気合いとともに拳が突き出された。俺は反射的に、左拳を突き出して〈遠当て〉を放った。
俺とゴガルンのほぼ中間から衝撃音が響き、空気が震えた。俺とゴガルンの〈遠当て〉が衝突した余波のせいだ。
剣技は、ほぼ互角――だが、ゴガルンが《スキル》を使ってきた以上は、残念だが俺も本気を出さねばならない。
遠距離攻撃の流れ弾で、誰かを傷つかせるわけにはいかない……からだ。
気乗りしないまま意識を集中し、頭の中で線を描きながら、力を解放した。〈断裁の風〉――破壊の力がゴガルンへと向かう。
不可視の力が、ゴガルンの四肢を貫いた。
「ぐっ――!!」
両腕両脚を貫かれ、ゴガルンは跪いた。かなり深い傷を負わせたはずだから、まともに戦うのは無理だろう。
俺は魔剣を手に、ゴガルンを睨めつけた。
「てめぇの負けだ」
「くっそ――」
悔しそうに顔を顰めたゴガルンに、魔剣を構えた。一番危険な両腕や翼を、使えなくするためだ。《異能》の刃を使いすぎて、もう魔力も尽きかけている。
まずは右腕から――と魔剣を振り上げた俺の前に、テレサが駆け込んできた。
「お願いします! 兄さんを殺さないで下さい」
「テレサ、どいてくれ。まだ危険だ!」
「イヤです……兄さんを殺さないで、下さい。さっきの傷で、もう動けそうにないじゃありませんか。これ以上、傷つけなくてもいいじゃないですか!」
両手を大きく広げ、テレサは必死になった顔で訴えてきた。
だが、それは戦いの経験が少ない者の意見だ。四肢に傷を負ったが、ゴガルンはまだ意識を保っている。それに〈筋力増強〉を使えば、片腕くらいなら動かせる可能性が残っている。
「ゴガルンは、まだ戦える。危ないから、そこを退いてくれ」
「イヤです! これ以上は、兄さんが死んでしまう……もう、止めて下さい」
テレサの両手が、俺の右手を押さえてきた。
俺の視線が彼女の手に向いた直後、テレサの背後で影が動いた。振り上げた血まみれの右手には、瘴気の剣が握られていた。
「危ない――!」
俺がテレサを右へと押そうとした直後、ゴガルンの瘴気の剣が突き出された。
瘴気の刃がテレサの右の横腹を掠め、そのあとで俺の腹部へと突き刺さった。熱を持つ激痛と下半身へと流れる熱い鮮血。
「あああああああああっ!」
俺はあまりの苦痛に耐えきれず、叫び声をあげていた。
床に倒れる直前に、漆黒の翼を広げたゴガルンの嘲笑が聞こえた。
「はっはっはぁーっ!! テレサ、よくやった!」
翼を羽ばたかせたゴガルンに、一匹の蝙蝠が近寄った。
〝やり方は下の下だが、これで契約は果たされた。約束通り、あんたに不死をくれてやろうじゃないか〟
「そうかい。それじゃあ頼むぜ」
〝ああ。それじゃあ、ついて来な〟
蝙蝠の先導で、ゴガルンは崩れた壁から、砦の外へ飛び出していった。その進行方向から、どうやら北へ向かったらしい。
「兄さん――兄さん!」
横腹から血を流しながら、地面にへたり込んだテレサはゴガルンを呼び続けた。それに混ざって、悲鳴に似た声が聞こえてきた。
「ランド――っ!!」
「ランド!」
悲鳴混じりの瑠胡とセラの声が響く中、俺は意識を保つだけで精一杯だった。
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本作を読んで頂き、誠にありがとうございます!
わたなべ ゆたか です。
ランド君負傷。そして水入りな回。死亡でなくとも、動けないほどの手傷でもいいって契約でしたので。ゴガルンは新たな力を目指す――という感じです。
ちなみに中の人もこの火曜日、仕事中に指を怪我しまして。タイイング中に指が痛いこと痛いこと。意図せず、キャラとシンクロ状態なんですが、嬉しくともなんともないです労災でないかな。
ちなみに怪我は、指先をちょいと切りました。今は傷パット系を貼ってます。
労災で休めないかなぁ。
少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
次回もよろしくお願いします!
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