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第一〇部『軋轢が望む暗き魔術書』
二章-4
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「わたしを頼るなんて、わかってるじゃない」
俺が事情も踏まえて王都への同行を告げると、エリザベートは尊大な態度でほくそ笑んだ。
騎士団の食堂にエリザベートがいたのは、俺たちにとって都合が良かった。俺と瑠胡、セラの三人は、リリンに駐屯地の出口で見送ってもらい途中だった。
そこで俺たちは立ち話ではあるが、エリザベートに事情を説明し、王都への同行を伝えたというわけだ。
先の発言に対しての反応に困っていると、調子の上がったエリザベートは「ふふん」と鼻を鳴らした。
「なんてったって、わたしとユーキのペアは無敵よ! どんな問題だってドカンッて解決できるものね。フフン」
「ドカンの意味はわからないけどな。ただ今回、ユーキは同行しないぞ――って、イヤそうな顔をするなよ」
ユーキが来ないことを告げた途端に目を見広げ、しかし次の瞬間には三白眼となって、露骨に嫌悪感を剥き出しにしてきた。
腕を組み、完全に人を見下すような態度となったエリザベートが、俺を睨んできた。
「あんたが、そこまで愚かだったなんてね。前の一件を忘れたわけ? 馬鹿? 阿呆? うすらとんちきの無能?」
……そこまで言うか。
俺は溜息を吐いてから、改めて事情を説明することにした。
「さっきも言ったろ? 多分だけど俺とリリンの〈計算能力〉が、おまえが最適だって導き出したんだと思う。それをレティシアも察したから、エリザベートの同行が許可されたわけだ。ただ、騎士団も人員に余裕があるわけじゃねぇみたいだしな。ユーキが同行できないのは、仕方ないだろ」
「まったく……今度、団長にも話をしておかなければならないかしら」
団長であるレティシアの部屋のある方角を一瞥しながら、エリザベートは嘆息をした。
「それで? 今日にも出発するのかしら。まだ、荷造りもしていないようだれど」
「二、三日で出たいところだけどな。ちょいと問題ありだ」
「問題? そんなのいつものことでしょ。で、今回はなにがあるわけ?」
「リリンの命が狙われている。理由は、正直よくわからない。贄だから殺していい――って言ってたんだけどな。こんなの意味不明だ」
「ふぅん。それで、その命を狙っている――ええと、どこの誰なわけ?」
「ユバンっていう、魔剣持ちの傭兵だ。今は、どこかに潜んでると思う。逃げたのかもしれないが、確証はないしな」
「そ。そのユバンってのを、なんとかしてから出発するわけね。なるほど」
エリザベートは指をくるりと回しながら、俺たちに背を向けた。
「それじゃ、そっちはユーキと一緒に探してみるわ。村にいるあいだなら、構わないでしょ?」
「ああ。だけど、エリザベートたちには、リリンの警護を頼みたい。ユバンの捜索は、俺がやる」
「……一人でやるつもり? 無謀じゃないかしら」
「否定はしないけどな。ただ犠牲を出さないなら、これが最適なんだ……と思う。魔剣持ちである以上、魔剣がないと相手にもならないだろうしな」
剣技だけなら互角でも、武具が魔剣に耐えられない。
魔術で対抗するにせよ、あの速さでは詠唱を終える前に斬られてしまうだろう。だったら、魔剣を持つ俺だけで動いたほうがいい――と考えたわけだが。
そんな話は聞いてないという顔をした瑠胡とセラが、俺の左右から詰め寄ってきた。
「ランド、一人では危険です」
「瑠胡様の言うとおりです。三人で動くべきでしょう」
「瑠胡にセラ。気持ちは、嬉しいんですけどね。でも、相手の実力はかなりのものです。それに魔剣持ちですから、神糸の護りも当てには出来ません。二人は神殿で待っていて下さい」
俺の説得に納得しきれなかったのか、しばらく二人にごねられた。瑠胡とセラが折れたとき、もう五分ほど経っていた。
ただし交換条件として、二人は上空からの捜索をすることになった。上空なら、奇襲を受けることはないだろう。
ふと立ち止まっているエリザベートを見れば、眉を顰めていた。
俺たちの言動が、ユーキなどがいう『イチャイチャ』に見えたのかと思ったが、その目はリリンへと向けられていた。
「リリン? あなたねぇ。辛気くさい顔をしてるんじゃないわよ」
「辛気くさい……わたしが?」
首を傾げるリリンは、少し目を伏せってはいたが無表情に見えなくもない。
エリザベートは腕を組んで、睨むような目を向けた。
「そうよ。まるで、学院に入学したてのころのよう! あなたは……なにがあっても無表情でいなさいよ。まったく、似合わないったらないわ」
言葉の割に、口調は柔らかい。
エリザベートは俺たちから背を向けると、ユーキを探しに食堂から出て行った。
俺たちもリリンに見送られながら、駐屯地から出た。一度神殿へと戻る瑠胡とセラを送ってから、俺はユバンの捜索を開始した。
ただ、俺が神殿から出る直前に、瑠胡は少し表情を曇らせた。
「ランド、先ほどのリリン……なにか、感じませんでしたか?」
「いえ。少し元気がないとは思いましたけど。それとは、別のことですか?」
「ええ……ただ、気のせいかもしれません」
瑠胡があそこまで不安がるってことは、なにか察したのだろう。女性同士だから、心情とかの変調にも気付きやすい……のかもしれない。
昨晩のユバンの発言と、なにか関係があるというのは、考え過ぎかもな。
一人になった俺は、そのユバンの足取りへと頭を切り換えた。
とはいえ、行き先や潜伏先に心当たりはないし、現状ではなんの手掛かりもない。となれば、俺の持っている知識と経験、そして基本に立ち返るしかない。
俺は先ず、《白翼騎士団》の駐屯地へと戻った。
昨晩、ユバンが襲撃してきた方角と、逃げていった方角を思い出しながら、草が茂ってきた地面へと目を落とす。
地面には、僅かに草を踏んだ跡が残っている。昨晩のことだから、草は弾力で戻っている部分も多いが、地面には足跡が残っている。
周囲には騎士団の面々らしい足跡や、もちろん俺のヤツも残っている。だが……ユバンのものと思しき足跡は、俺だけじゃなくレティシアやリリンのものよりも浅かった。
鎧を身につけた騎士団の足跡ならまだしも、昨日のレティシアやリリンは平服やローブだ。
長剣や魔剣を持ち、軽装だが鎧を身につけていたユバンの足跡が、女性陣よりも浅いなんてことが、有り得るのか?
俺は片膝をついて地面を確かめながら、ユバンの足跡の軌跡を目で追った。
俺との立ち合いで、かなり無秩序になっていたが、逃走時の足跡は、大きく曲がるような軌跡を描きながら、森の中へと入っていく。
俺は精神を集中すると、精霊たちの声に耳を傾けた。
「この森の中に、人間はどこにいるか教えてくれ。ここから二キロン(約四キロメートル)の範囲でいい」
〝いないよ〟
〝近くに人間は、誰もいないよ〟
精霊たちの返答は、どれもユバンが森に潜んでいないというものだ。
すでに森の中から出てしまったのだとしたら、駐屯地にいるリリンを狙っている可能性が高い……か。
しかし、こんな昼間に駐屯地へ接近すれば目立つ。暗殺をするなら、日が暮れてから――真夜中というのが鉄板だろう。
キャットの様に〈隠行〉の《スキル》を使える可能性は、恐らくない。〈隠行〉が使えるなら、昨晩の襲撃で使っているはずだ。
だから、夜までどこかに潜んでいると踏んだし、その場所は森の中だと思ったんだがな。こうなると、どこにいるのかは見当がつかない。
となると……。
俺は地面にある足跡を見て、溜息を吐いた。どうやら、この足跡を順に追っていくしか、ユバンを追う手段はなさそうだ。
リリンの近くで待ち伏せてもいいが、敢えて危険を犯したくはない。瑠胡とセラの援護を待つべきかとも思ったが、時間勝負な今、ただ待っているのは愚策だ。
俺は足跡を辿るように、森の中へと入った。足跡は、森の奥へと続いている。しばらく歩いていると、前にゴブリンの集団と戦った場所まで来ていた。
そのときに《異能》で造った闘技場は、あのあとすぐに消してある。燃え残って朽ちた木々の中を歩いている途中で、足跡が途切れた。
周囲を探しても、ユバンの足跡らしい形跡は見つからない。
ここで、空でも飛んだっていうのか? それども――。
周囲を見回した俺は、白いもので目が止まった。焦げて朽ちたと思っていた近くの木に、白い傷が刻まれていた。焦げた樹皮の内側では、木部が無事に残っているようだ。
問題なのは、その傷だ。地面から二マーロン(約二メートル五〇センチ)ほどのところにある枝の根元に、まるで鋭利な爪を突き立てたような三つの傷痕が残っていた。
ゴブリンの残したものかとも思ったが、傷の断面は、まだ新しかった。
……かぎ爪でも使って、木に登ったのか?
木の枝を伝って移動したのか、傷のある木の枝を起点として、近くにある木の幹や枝に、大小の傷や足で踏んだような跡が残っていた。
そして、その方角は間違いなく、騎士団の駐屯地方面へと向かっている。
……しまった。
ユバンは間違いなく、リリンを暗殺するために駐屯地へと向かっている。俺が駆け出そうとしたとき、一枚の鱗が舞い降りてきた。
薄緑色の鱗は、恐らく瑠胡のものだろう。俺は手の平で鱗を受け止めると、そっと握り締めた。
〝ランド、銀髪の男が駐屯地に向かっています。急いで来て下さい〟
鱗から聞こえて来た瑠胡の声に、俺は小さく舌打ちをした。
この足跡は、囮だったってわけだ。リリンの援護を受けて逃げ出した状況を利用して、追跡者に対する時間稼ぎをしたってわけだ。
俺は首筋の鱗からドラゴンの翼を出すと、《白翼騎士団》の駐屯地へ向けて飛翔した。
*
「エリザベート、ユーキ!」
ドラゴンの翼を羽ばたかせながら、セラが駐屯地の中庭に舞い降りた。
駐屯地の周囲、そして中庭と巡回途中だった二人は、腰帯に鞘ごと細剣を差し込んでいるセラの切迫した表情にハッと顔を見合わせた。
ユーキはすぐに、腰から長剣を抜剣した。
「セラさん、どこから来ますか?」
「裏手の方角だ。リリの部屋が、そちらにあるだろう。今すぐ、こちらへ逃がせ」
「は、はい!」
「エリザベートも行け。通りすがりに会った者にも、報せておけよ。わたしは、ランドが来るまで時間を稼ぐ」
「わかってるわよ! 誰に言ってると思ってるの!?」
エリザベートの返事を聞きながら、セラは細剣を抜いた。ミスリルに封じられた魔力が、淡い光を放ち始めた。
ドラゴンの翼を広げて駐屯地の建物を飛び越えた。
駐屯地の壁際に舞い降りたセラは、ゆっくりと歩いてくるユバンに対し、細剣を構えた。
「ここから先は、騎士団の駐屯地だ。そのまま引き返せば良し。さもなくば――」
「……どうするつもりだ? あんたたちには、あんたたちの考えがあるんだろう。だが、こっちにもやるべきことがある。つまり、だ。その命令は、聞けないって話だ」
ユバンは背後から魔剣を引き抜くと、そのままセラへと駆け出した。
素早く間合いを詰めてきたユバンに、セラは細剣で斬りかかった。威力よりも速さを重視した、小振りな一撃だ。
その剣撃を、ユバンは軽く弾いた。
セラは素早く一歩下がると、細剣を構え直そうとした。
しかし、それよりも早くユバンの魔剣が、セラの手から細剣を叩き落とした。
「あ――」
「これで、終いだ!」
魔剣を振り上げた直後、ユバンは大きく後ろに跳んだ。
その直後、ユバンの居たところに魔力の矢が飛来する。
「セラさん!」
エリザベート、それにリリンを引き連れたユーキが、塀の角から駆け出してきた。
「来るな! リリンと一緒に避難しろ!!」
大声を張り上げるセラの横をすり抜け、ユバンがリリンの元へと駆け出した。
「――こいつは都合がいいってヤツだなぁっ!!」
魔剣を肩に担ぐようにして駆け出したユバンの前に、ユーキが立ちはだかった。
「行かせません、からぁ!」
ユーキは鋭い突きを放つ。手加減無し、切っ先が胸元に突き刺さる――その直前、ユバンの姿が消えた。
「――え?」
戸惑った一呼吸のあいだに、ユバンはユーキの頭上を飛び越えていた。
驚くべき身体能力に、ユーキは反応が遅れた。振り返ったときには、すでにユバンはリリンと数マーロン(一マーロンは約一メートル二五センチ)まで迫っていた。
リリンとエリザベートが詠唱をするのが見えたが、ユーキは直感から、それが間に合わないことを悟った。
周囲を見回しても、ランドの姿はどこにもない。
「二人とも、逃げてっ!!」
ユーキの叫びも虚しく、間合いに入ったユバンは魔剣を振り上げた。
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本作を読んで頂き、誠にありがとうございます!
わたなべ ゆたか です。
……海外では、こういう回の終わりをクリフハンガーというらしいですね。
ある意味では悪い見本的な、皮肉の混じった言い方っぽいです。
今回、この豆知識を書くために、こういう終わりを――ってわけではありません(汗
ええっとですね。ちょっとした調整のためだったりします。あと、長くなりそうでしたしね。
追記ですが、お気に入り170越え。ありがとうございます。ただただ、感謝です(ペコリ
少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
次回も宜しくお願いします!
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