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俺の欲望の話(R18-)
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未だねだるように鳴いているコロを腕に抱いた妻は、扉から俺の部屋を覗いて、ひどく驚いた顔をした。
「修司さん、ベッドがないって、本当だったんですか?」
「えっ!?そうなんです。君に嘘なんかつかない。」
惨めったらしく床に寝ているのを知られて、恥ずかしいような、みじめなような、なんとも言えない気持ちになっていたのに、妻はほっとしたように笑った。
「なあんだ、私が寝室を一緒にしようって言ったのに引いて断ったわけじゃないんですね?」
妻はそんなことを言って、コロを俺の部屋に向かって優しく下ろした。
「そ、んな、引くだなんて、なぜ?」
俯いた妻の髪がさらりと流れて、それを抑えて耳にかける仕草がやけに扇情的で、胸がどくりと音を立てた。
「じゃあ、私の部屋で寝ませんか。お嫌でなければ・・・・・・。」
彼女に誤解させて恥をかかせたことと、今の奥ゆかしい物言いに、とても否とは言えなくて、彼女の後をついて部屋を出た。コロがちょろちょろと不思議そうに俺の足元をついてくる。
すぐ隣の彼女の部屋は、扉を開いた瞬間から甘い彼女の香りがして、まるで別世界みたいだった。
妻が白いベッドに腰を下ろすのを、ぼんやりと見ていた。ワンピースタイプの寝着が僅かに捲れて足が見え、それだけで勃起しそうになる。あわてて仕事のことを考える。
彼女に招かれて入るベッドは柔らかで暖かくて、濃密な彼女の匂いがして、体を寄せてくる彼女の感触も相まって、もう堪えることは不可能だった。
「修司さん、あの、なんでベッドのこと・・・・・・。」
「ああ、初めに香織さんにベッドを持ち込んだ方がいいか聞いた時、君が頷いたから、やっぱり僕みたいな年上の男とセックスするのは気が進まないのかと思って、それ以上はとてもその話題を出せなかったし、僕のベッドはもう処分してしまっていたから、もうこのままでいいかとおもってしまったんだ。」
ぽつぽつと話しながら、我ながらなんて言葉の足りないことかと思う。
俺の伸ばした腕の上に妻が頭を乗せる。
その甘やかな重みが幸福で、体の奥が例えようのない幸福に満たされる感覚があった。
そのまま彼女を抱きしめて、彼女にも抱き締められて、俺たちの体はぴったりと密着した。
最大に勃起しているそれはきっと彼女にも当たっているだろう。恥ずかしい気持ちと、盛大に見せつけたいような、変な気持ちが入り混じって、激しく混乱した。
妻が困ったように僅かに顔を上げる。
唇がすぐそこにあって、呼吸が共有されるほどの位置だ。そのまま吸い寄せられるように唇を重ね、俺が舌を滑り込ませても彼女は嫌がらなかった。
ベッドで抱き合ったまま舌を絡めていると、たまらなく興奮して、勃起が苦しかった。
興奮のあまり脳がくらくらして息が上がり気持ちが良くてたまらなくて、俺は妻と舌を絡めて彼女を抱きしめたままたったそれだけで射精した。
「あっ、う、ぅ、ふ」
吐精した瞬間は快感と興奮で訳が分からなくて、でも一瞬で血の気が引いた。
俺の体はびくびくと痙攣し、妻は口内を犯されて呆然と上気した顔でこちらを見上げている。
「あ、すいませ、僕はやっぱり部屋で寝ます。」
逃げるように妻の部屋を出て、自室へ戻り着替えを取り、バスルームへ向かった。
汚れた下着を脱ぐと、惨めすぎて涙さえ出そうになる。
それはとてもぬるいシャワーで洗い流せるわけもなく、
いい歳をして妻に配慮もできていなかったばかりか醜態を晒してしまって、もう居た堪れなかった。
堪え性のない俺の下半身は、まだみっともなく勃起したままだ。それを彼女の匂いと柔らかさを思い出しながら手のひらで包んで扱くと、気持ちよさとは別のところで涙が溢れた。
「ふ、香織さ、」
もう俺は彼女が好きで、可愛くて、どこかおかしいのかもしれない。
「修司さん、ベッドがないって、本当だったんですか?」
「えっ!?そうなんです。君に嘘なんかつかない。」
惨めったらしく床に寝ているのを知られて、恥ずかしいような、みじめなような、なんとも言えない気持ちになっていたのに、妻はほっとしたように笑った。
「なあんだ、私が寝室を一緒にしようって言ったのに引いて断ったわけじゃないんですね?」
妻はそんなことを言って、コロを俺の部屋に向かって優しく下ろした。
「そ、んな、引くだなんて、なぜ?」
俯いた妻の髪がさらりと流れて、それを抑えて耳にかける仕草がやけに扇情的で、胸がどくりと音を立てた。
「じゃあ、私の部屋で寝ませんか。お嫌でなければ・・・・・・。」
彼女に誤解させて恥をかかせたことと、今の奥ゆかしい物言いに、とても否とは言えなくて、彼女の後をついて部屋を出た。コロがちょろちょろと不思議そうに俺の足元をついてくる。
すぐ隣の彼女の部屋は、扉を開いた瞬間から甘い彼女の香りがして、まるで別世界みたいだった。
妻が白いベッドに腰を下ろすのを、ぼんやりと見ていた。ワンピースタイプの寝着が僅かに捲れて足が見え、それだけで勃起しそうになる。あわてて仕事のことを考える。
彼女に招かれて入るベッドは柔らかで暖かくて、濃密な彼女の匂いがして、体を寄せてくる彼女の感触も相まって、もう堪えることは不可能だった。
「修司さん、あの、なんでベッドのこと・・・・・・。」
「ああ、初めに香織さんにベッドを持ち込んだ方がいいか聞いた時、君が頷いたから、やっぱり僕みたいな年上の男とセックスするのは気が進まないのかと思って、それ以上はとてもその話題を出せなかったし、僕のベッドはもう処分してしまっていたから、もうこのままでいいかとおもってしまったんだ。」
ぽつぽつと話しながら、我ながらなんて言葉の足りないことかと思う。
俺の伸ばした腕の上に妻が頭を乗せる。
その甘やかな重みが幸福で、体の奥が例えようのない幸福に満たされる感覚があった。
そのまま彼女を抱きしめて、彼女にも抱き締められて、俺たちの体はぴったりと密着した。
最大に勃起しているそれはきっと彼女にも当たっているだろう。恥ずかしい気持ちと、盛大に見せつけたいような、変な気持ちが入り混じって、激しく混乱した。
妻が困ったように僅かに顔を上げる。
唇がすぐそこにあって、呼吸が共有されるほどの位置だ。そのまま吸い寄せられるように唇を重ね、俺が舌を滑り込ませても彼女は嫌がらなかった。
ベッドで抱き合ったまま舌を絡めていると、たまらなく興奮して、勃起が苦しかった。
興奮のあまり脳がくらくらして息が上がり気持ちが良くてたまらなくて、俺は妻と舌を絡めて彼女を抱きしめたままたったそれだけで射精した。
「あっ、う、ぅ、ふ」
吐精した瞬間は快感と興奮で訳が分からなくて、でも一瞬で血の気が引いた。
俺の体はびくびくと痙攣し、妻は口内を犯されて呆然と上気した顔でこちらを見上げている。
「あ、すいませ、僕はやっぱり部屋で寝ます。」
逃げるように妻の部屋を出て、自室へ戻り着替えを取り、バスルームへ向かった。
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それはとてもぬるいシャワーで洗い流せるわけもなく、
いい歳をして妻に配慮もできていなかったばかりか醜態を晒してしまって、もう居た堪れなかった。
堪え性のない俺の下半身は、まだみっともなく勃起したままだ。それを彼女の匂いと柔らかさを思い出しながら手のひらで包んで扱くと、気持ちよさとは別のところで涙が溢れた。
「ふ、香織さ、」
もう俺は彼女が好きで、可愛くて、どこかおかしいのかもしれない。
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