35 / 45
35 月色の贈り物
しおりを挟む
◇
私室でお茶を味わっていると、公爵が姿を現した。
涼やかな美貌を曇らせ、内心の不安がだだ漏れになっている。
「陛下から“私的なお茶の席”に招かれたというのは本当か」
「はい。もうお返事しました」
形のよい眉が懸念を宿して、わずかに寄せられる。
皇族からの私的な誘い――それは「友人として認められた証」でもある。
ただ、公爵は女帝の目的が友好ではないことを察しているようだ。
「陛下の私的な招待は建前だ。『公爵夫人が大聖女に急接近している』という噂が広まっている。彼女は大聖女の啓示が悪用されることを警戒し、アルージュを呼び出したのだろう」
「はい。そうなるようにと、私が猊下にお願いして噂を広めてもらいました」
「……なに?」
「“別派閥の者が大聖女に近づいている”と聞けば、陛下は見過ごせないでしょう?」
「危険すぎる。俺が護衛する」
言うと思った。
でも、女帝もそこは織り込み済みなのだろう。
「陛下の温室に入れるのは、女性だけです」
「……」
短く息をついた公爵の視線が、私の手元へ落ちた。
エトワールのブレスレットと、大司教からいただいたハンカチに気づき、目を細める。
「なら、せめて明日は俺と過ごせ」
◇
翌日。
私は公爵にエスコートされ、公爵領の中心街にある宝飾店を訪れた。
扉が開かれると、数多の宝石があちこちで煌めいている。
「陛下のもとへ同行できない以上、せめてアルージュにふさわしい装飾品は俺が整えよう」
帝国では、私的なお茶会で“家族の絆を示す品”を身につけるのが習わしだ。
(私は形式上、三大派閥の公爵の妻だしね)
別派閥の頂点、女帝に会うとなれば、公爵も警戒するのだろう。
私たちは店の奥へと進む。
希少な宝石が散りばめられた髪飾り、さらに金糸の編まれたドレスと、公爵は迷いなく選んでいく。
店員は目を輝かせ、侍女は増え続ける品に右往左往している。
「今日は、黄系の色が多いですね」
「ああ。俺の色で飾られたお前が見たい」
公爵は完璧な美貌でさらりと言う。
店員と侍女がそろって固まり、頬を赤らめた。
(女帝とのお茶も社交のひとつとはいえ、仕事人間の公爵がここまで熱心だなんて……驚かれるのも無理ないわ)
その後も煌めく品々が次々と積まれていく。
(こういう状況、いまだに慣れないわ)
前の結婚では贈り物とは無縁で、むしろラウルドには、父の遺産を勝手に使い込まれる始末だった。
(でも、今の結婚なら……お父様、どう思うのかしら?)
そっと顔を上げると、鏡の中の自分が目に入り、ハッとした。
(こんなに飾られて、女帝の前に出るの!?)
「あ、あの旦那様。もう十分では?」
「俺は足りない。お前に贈る理由を毎日探している」
(毎日!?)
どんなモチベーションで動いているのか、さっぱりわからないんだけど。
「でも、以前からも、たくさんいただいていますし」
「エトワールからはブレスレットを。猊下からはハンカチを贈られていただろう」
「はい」
「俺以外の者の贈り物を大事にしている」
「そうですけど」
「……妬かせるな」
拗ねたような言い方に、思わず口をあんぐりと開ける。
(なんでそうなるの!? 息子と祖父の贈り物よ。普通に嬉しいでしょ!)
◇
帰り道、馬車の中で公爵と並んで座る。
彼は贈り物だけでなく、私が女帝とのお茶会へ向かうための護衛や馬車の手配まで、すべて整えてくれていた。
正直、かなり負担が軽くなった。
「旦那様、ありがとうございました。本当に助かりました」
「ああ。お前のためだから」
当然のように言いながら、公爵は首にかけていた銀の鎖を取り出した。
公爵家の家紋が刻まれた、月色のペンダントだ。
服の下に隠れていて気づかなかったけれど、ずっと身につけていたのだろう。
「必ず着けて行け」
公爵は私の首元へ手を伸ばし、留め金を掛ける。
ひやりとした石が胸元に触れた。
「でも、旦那様がずっと着けていた品では?」
「だから渡す。エトワールの瞳もいいが、この色も好きになれ」
ペンダントと同じ色の眼差しに見つめられ、私は頷いた。
「はい。私、嫌いな色はありませんから。好きですよ」
何気なく答えた瞬間、公爵が不意を突かれたように目を見開いた。
(え?)
「……大丈夫ですか? 顔が赤――」
言い終わる前に、ぐいっと強く抱き寄せられる。
(ちょ、息っ! 息ができない!!)
横を向いて必死に息を吸う。
耳に当たる彼の胸から、早鐘のような鼓動が伝わってくる。
(これって、もしかして……)
その意味を考えてしまうと、私まで胸の奥がドキドキしてきて、思わず聞いた。
「犬化しそう?」
「違う」
それ以上は言わず、公爵は馬車が邸に着くまで、私を離そうとしなかった。
◇
女帝から私的なお茶の席に招かれた、当日。
跳ね橋が上がる低い音が、皇城の壁に重く響き渡った。
私の乗る馬車は皇城奥の離れ、女帝の待つ温室へと向かう。
(深呼吸よアルージュ。昨夜イメトレを三十回したんだから。準備は万全!)
温室の扉が閉まると、鳥のさえずりも途切れた。
湿った温気が肌を包み、土と花の甘やかな香りが一気に押し寄せる。
「よく来た、アルージュ夫人」
女帝は深い緑のドレスをまとい、金の髪をきっちりと結い上げていた。
(彼女が、大聖女様の母……)
黒い瞳は凛としたつり目で、大聖女と同じ色素と気品が漂っている。
しかしそこに宿る威厳は、まさに国を背負う者の眼差しだった。
「ソレーヌ女帝陛下、本日は――」
「堅苦しい挨拶は抜きだ。私はあなたに興味がある。だから友として招いたが……」
言葉が、ふっと途切れた。
女帝の視線が私の胸元に落ち、かすかに目を見開く。
そこには公爵から贈られた品――月色に輝くペンダントがある。
私室でお茶を味わっていると、公爵が姿を現した。
涼やかな美貌を曇らせ、内心の不安がだだ漏れになっている。
「陛下から“私的なお茶の席”に招かれたというのは本当か」
「はい。もうお返事しました」
形のよい眉が懸念を宿して、わずかに寄せられる。
皇族からの私的な誘い――それは「友人として認められた証」でもある。
ただ、公爵は女帝の目的が友好ではないことを察しているようだ。
「陛下の私的な招待は建前だ。『公爵夫人が大聖女に急接近している』という噂が広まっている。彼女は大聖女の啓示が悪用されることを警戒し、アルージュを呼び出したのだろう」
「はい。そうなるようにと、私が猊下にお願いして噂を広めてもらいました」
「……なに?」
「“別派閥の者が大聖女に近づいている”と聞けば、陛下は見過ごせないでしょう?」
「危険すぎる。俺が護衛する」
言うと思った。
でも、女帝もそこは織り込み済みなのだろう。
「陛下の温室に入れるのは、女性だけです」
「……」
短く息をついた公爵の視線が、私の手元へ落ちた。
エトワールのブレスレットと、大司教からいただいたハンカチに気づき、目を細める。
「なら、せめて明日は俺と過ごせ」
◇
翌日。
私は公爵にエスコートされ、公爵領の中心街にある宝飾店を訪れた。
扉が開かれると、数多の宝石があちこちで煌めいている。
「陛下のもとへ同行できない以上、せめてアルージュにふさわしい装飾品は俺が整えよう」
帝国では、私的なお茶会で“家族の絆を示す品”を身につけるのが習わしだ。
(私は形式上、三大派閥の公爵の妻だしね)
別派閥の頂点、女帝に会うとなれば、公爵も警戒するのだろう。
私たちは店の奥へと進む。
希少な宝石が散りばめられた髪飾り、さらに金糸の編まれたドレスと、公爵は迷いなく選んでいく。
店員は目を輝かせ、侍女は増え続ける品に右往左往している。
「今日は、黄系の色が多いですね」
「ああ。俺の色で飾られたお前が見たい」
公爵は完璧な美貌でさらりと言う。
店員と侍女がそろって固まり、頬を赤らめた。
(女帝とのお茶も社交のひとつとはいえ、仕事人間の公爵がここまで熱心だなんて……驚かれるのも無理ないわ)
その後も煌めく品々が次々と積まれていく。
(こういう状況、いまだに慣れないわ)
前の結婚では贈り物とは無縁で、むしろラウルドには、父の遺産を勝手に使い込まれる始末だった。
(でも、今の結婚なら……お父様、どう思うのかしら?)
そっと顔を上げると、鏡の中の自分が目に入り、ハッとした。
(こんなに飾られて、女帝の前に出るの!?)
「あ、あの旦那様。もう十分では?」
「俺は足りない。お前に贈る理由を毎日探している」
(毎日!?)
どんなモチベーションで動いているのか、さっぱりわからないんだけど。
「でも、以前からも、たくさんいただいていますし」
「エトワールからはブレスレットを。猊下からはハンカチを贈られていただろう」
「はい」
「俺以外の者の贈り物を大事にしている」
「そうですけど」
「……妬かせるな」
拗ねたような言い方に、思わず口をあんぐりと開ける。
(なんでそうなるの!? 息子と祖父の贈り物よ。普通に嬉しいでしょ!)
◇
帰り道、馬車の中で公爵と並んで座る。
彼は贈り物だけでなく、私が女帝とのお茶会へ向かうための護衛や馬車の手配まで、すべて整えてくれていた。
正直、かなり負担が軽くなった。
「旦那様、ありがとうございました。本当に助かりました」
「ああ。お前のためだから」
当然のように言いながら、公爵は首にかけていた銀の鎖を取り出した。
公爵家の家紋が刻まれた、月色のペンダントだ。
服の下に隠れていて気づかなかったけれど、ずっと身につけていたのだろう。
「必ず着けて行け」
公爵は私の首元へ手を伸ばし、留め金を掛ける。
ひやりとした石が胸元に触れた。
「でも、旦那様がずっと着けていた品では?」
「だから渡す。エトワールの瞳もいいが、この色も好きになれ」
ペンダントと同じ色の眼差しに見つめられ、私は頷いた。
「はい。私、嫌いな色はありませんから。好きですよ」
何気なく答えた瞬間、公爵が不意を突かれたように目を見開いた。
(え?)
「……大丈夫ですか? 顔が赤――」
言い終わる前に、ぐいっと強く抱き寄せられる。
(ちょ、息っ! 息ができない!!)
横を向いて必死に息を吸う。
耳に当たる彼の胸から、早鐘のような鼓動が伝わってくる。
(これって、もしかして……)
その意味を考えてしまうと、私まで胸の奥がドキドキしてきて、思わず聞いた。
「犬化しそう?」
「違う」
それ以上は言わず、公爵は馬車が邸に着くまで、私を離そうとしなかった。
◇
女帝から私的なお茶の席に招かれた、当日。
跳ね橋が上がる低い音が、皇城の壁に重く響き渡った。
私の乗る馬車は皇城奥の離れ、女帝の待つ温室へと向かう。
(深呼吸よアルージュ。昨夜イメトレを三十回したんだから。準備は万全!)
温室の扉が閉まると、鳥のさえずりも途切れた。
湿った温気が肌を包み、土と花の甘やかな香りが一気に押し寄せる。
「よく来た、アルージュ夫人」
女帝は深い緑のドレスをまとい、金の髪をきっちりと結い上げていた。
(彼女が、大聖女様の母……)
黒い瞳は凛としたつり目で、大聖女と同じ色素と気品が漂っている。
しかしそこに宿る威厳は、まさに国を背負う者の眼差しだった。
「ソレーヌ女帝陛下、本日は――」
「堅苦しい挨拶は抜きだ。私はあなたに興味がある。だから友として招いたが……」
言葉が、ふっと途切れた。
女帝の視線が私の胸元に落ち、かすかに目を見開く。
そこには公爵から贈られた品――月色に輝くペンダントがある。
553
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢は調理場に左遷されましたが、激ウマご飯で氷の魔公爵様を餌付けしてしまったようです~「もう離さない」って、胃袋の話ですか?~
咲月ねむと
恋愛
「君のような地味な女は、王太子妃にふさわしくない。辺境の『魔公爵』のもとへ嫁げ!」
卒業パーティーで婚約破棄を突きつけられた悪役令嬢レティシア。
しかし、前世で日本人調理師だった彼女にとって、堅苦しい王妃教育から解放されることはご褒美でしかなかった。
「これで好きな料理が作れる!」
ウキウキで辺境へ向かった彼女を待っていたのは、荒れ果てた別邸と「氷の魔公爵」と恐れられるジルベール公爵。
冷酷無慈悲と噂される彼だったが――その正体は、ただの「極度の偏食家で、常に空腹で不機嫌なだけ」だった!?
レティシアが作る『肉汁溢れるハンバーグ』『とろとろオムライス』『伝説のプリン』に公爵の胃袋は即陥落。
「君の料理なしでは生きられない」
「一生そばにいてくれ」
と求愛されるが、色気より食い気のレティシアは「最高の就職先ゲット!」と勘違いして……?
一方、レティシアを追放した王太子たちは、王宮の食事が不味くなりすぎて絶望の淵に。今さら「戻ってきてくれ」と言われても、もう遅いです!
美味しいご飯で幸せを掴む、空腹厳禁の異世界クッキング・ファンタジー!
捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。
蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。
これで、貴方も私も自由です。
……だから、もういいですよね?
私も、自由にして……。
5年後。
私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、
親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、
今日も幸せに子育てをしています。
だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。
私のことは忘れて……。
これは、すれ違いの末に離れ離れになった夫婦の物語。
再会したとき、二人が選ぶのは「離婚」か、それとも「再構築」か。
妻を一途に想い続ける夫と、
その想いを一ミリも知らない妻。
――攻防戦の幕が、いま上がる。
『婚約破棄された悪役令嬢ですが、嫁ぎ先で“連れ子三人”の母になりました ~三人の「ママ」が聞けるまで、私は絶対に逃げません~』
放浪人
恋愛
「母はいりません」と拒絶された悪役令嬢が、最強の“ママ”になるまでの物語。
「君のような可愛げのない女は、王妃にふさわしくない」
身に覚えのない罪で婚約破棄され、“悪役令嬢”の汚名を着せられたクラリス。 彼女が新たに嫁いだのは、北方の辺境を守る「氷の公爵」ことレオンハルト・フォン・グレイフだった。
冷え切った屋敷で彼女を待っていたのは、無表情な夫と、心に傷を負った三人の連れ子たち。 「僕たちに、母はいりません」 初対面で突きつけられた三つの拒絶。しかし、クラリスは諦めなかった。
「称号はいりません。私が欲しいのは――あなたたち三人の『ママ』になれる日だけです」
得意の生活魔法『灯(ともしび)』で凍えた部屋を温め、『鎮(しずめ)』の歌で夜泣きを癒やし、家政手腕で荒れた食卓を立て直す。 クラリスの献身的な愛情は、頑なだった子供たちの心を解きほぐし、やがて不器用な夫の氷の心さえも熱く溶かしていく。
これは、不遇な悪役令嬢が「最強の母」となり、家族を脅かす元婚約者や魔獣たちを華麗に撃退し、最愛の家族から「ママ」と呼ばれるその日までを綴った物語。
愛のない結婚をした継母に転生したようなので、天使のような息子を溺愛します
美杉日和。(旧美杉。)
恋愛
目が覚めると私は昔読んでいた本の中の登場人物、公爵家の後妻となった元王女ビオラに転生していた。
人嫌いの公爵は、王家によって組まれた前妻もビオラのことも毛嫌いしており、何をするのも全て別。二人の結婚には愛情の欠片もなく、ビオラは使用人たちにすら相手にされぬ生活を送っていた。
それでもめげずにこの家にしがみついていたのは、ビオラが公爵のことが本当に好きだったから。しかしその想いは報われることなどなく彼女は消え、私がこの体に入ってしまったらしい。
嫌われ者のビオラに転生し、この先どうしようかと考えあぐねていると、この物語の主人公であるルカが声をかけてきた。物語の中で悲惨な幼少期を過ごし、闇落ち予定のルカは純粋なまなざしで自分を見ている。天使のような可愛らしさと優しさに、気づけば彼を救って本物の家族になりたいと考える様に。
二人一緒ならばもう孤独ではないと、私はルカとの絆を深めていく。
するといつしか私を取り巻く周りの人々の目も、変わり始めるのだったーー
【完結】記憶喪失の令嬢は無自覚のうちに周囲をタラシ込む。
ゆらゆらぎ
恋愛
王国の筆頭公爵家であるヴェルガム家の長女であるティアルーナは食事に混ぜられていた遅延性の毒に苦しめられ、生死を彷徨い…そして目覚めた時には何もかもをキレイさっぱり忘れていた。
毒によって記憶を失った令嬢が使用人や両親、婚約者や兄を無自覚のうちにタラシ込むお話です。
婚約破棄で悪役令嬢を辞めたので、今日から素で生きます。
黒猫かの
恋愛
「エリー・オルブライト! 貴様との婚約を破棄する!」
豪華絢爛な夜会で、ウィルフレッド王子から突きつけられた非情な宣告。
しかし、公爵令嬢エリーの心境は……「よっしゃあ! やっと喋れるわ!!」だった。
「貧相な小娘」と罵った第一王子へ。番(つがい)は貴方ではなく、国王陛下(お父様)でした
しえろ あい
恋愛
「お父様、わたくし、あの方と目が合った瞬間、分かってしまったのです」
十六歳のデビュタントの夜、ルーセント侯爵令嬢フェリシアを待っていたのは、残酷な罵倒だった。第一王子カシウスは、可憐な白いドレスを纏った彼女を「貧相な小娘」と呼び、己の番(つがい)であることを真っ向から否定する。
会場に響く冷笑と、愛用の刺繍に込めた自信さえ打ち砕くような屈辱。しかし、絶望の淵に立たされた彼女を見つめていたのは、王子ではなく、圧倒的な威厳を放つ「ある男」だった。
魂を焦がすような熱い視線が重なり、静まり返る謁見の間。この出会いが、王室を揺るがす大事件の幕開けになるとは、まだ誰も知らない。自身の価値を否定された少女が、真実の愛によって世界で最も幸福な王妃へと駆け上がる、逆転溺愛ストーリー。
※小説家になろう様にも投稿しています※
嫌われ皇后は子供が可愛すぎて皇帝陛下に構っている時間なんてありません。
しあ
恋愛
目が覚めるとお腹が痛い!
声が出せないくらいの激痛。
この痛み、覚えがある…!
「ルビア様、赤ちゃんに酸素を送るためにゆっくり呼吸をしてください!もうすぐですよ!」
やっぱり!
忘れてたけど、お産の痛みだ!
だけどどうして…?
私はもう子供が産めないからだだったのに…。
そんなことより、赤ちゃんを無事に産まないと!
指示に従ってやっと生まれた赤ちゃんはすごく可愛い。だけど、どう見ても日本人じゃない。
どうやら私は、わがままで嫌われ者の皇后に憑依転生したようです。だけど、赤ちゃんをお世話するのに忙しいので、構ってもらわなくて結構です。
なのに、どうして私を嫌ってる皇帝が部屋に訪れてくるんですか!?しかも毎回イラッとするとこを言ってくるし…。
本当になんなの!?あなたに構っている時間なんてないんですけど!
※視点がちょくちょく変わります。
ガバガバ設定、なんちゃって知識で書いてます。
エールを送って下さりありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる