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第二章
骨抜き
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「つまり、俺たちには倒せない相手だって言うのかよ!」
「無理ね」
「無理よ」
「無理に決まってるわ!
ね~~」
「ね~~」
「ね~~」
「しかしね。ぼくらにもプライドってもんが有るから。
女子たちが勝った相手にぼくらが勝てないって決めつけられても、単純には認められないよ。
何か特別な訳でもあるの?」
「ユリウス。
それは聞かないでよ
ウンって言ってくれないかしら。」
「ごめん。キャロライナ
やっぱり納得できないよ」
しばらく 気まずい沈黙が続いたが、キャロライナが口をきった。
「エロいのよ!ボスキャラが」
テイルとジーナもそれに続けて
「そうね。ルークは鼻血で出血多量ね」
「カイトやユリウスも冷静を装っても、鼻血ブーだろうね」
「えっ えっ ボスキャラって女なの?
どんな女性なの?
モンスターじゃないの?」
「ほぼほぼ ほとんど裸の三十路の大女よ」
「アハハハハ そんなことを気にしてたのか
ぼくら、この帝国の戦士をみくびってるのかい?
そんなことで、篭絡されるわけないよ」
「ユリウス まじで
ルークも耐えられると思ってるの?」
「もちろんさ、ルークは帝国の優秀な騎士だよ。負けるはずないだろう。
なぁ ルーク」
「当然さ、俺の盾は揺るがない」
「ハハハ、まあルークはまだしも、俺とユリウスが居るんだ、心配する必要はないだろ」
「おいおい そんな疑り深いジト目で見なくても、………
相手は三十路の大女なんでしょ、大丈夫だよ。
興味ナッシングだから平気平気、問題ナシさ」
「男ってバカね。もういいわ、どうしても見たいんでしょう。
ジーナ 全員で行って終りにしましょう。」
「キャロライナがそう言うならまあ仕方ないかな
テイルはどう?」
「多分、私たちの想像通りの事が起きると思うわ。
でも、ジーナがいれば、対処出来ない事も無いから、連れて行っても、いいかな。」
こうして、2つのパーティ全員で中ボスの部屋に、入ることになった。
◇
「オカ スミコだよー
おや?今度は男を連れて来たね。
サービスするよ~
ブリッジからの~~
M字開脚!
起き上がっての~~~
乳首ビーム」
女子の想像通り、男3人は鼻血を垂らして、くの字に前かがみになって、スミコを見ている。
「ほれ わが足の指をお舐め、そして名を明かすのじゃ」
「ユリウスです」
「カイトでございます」
「ルークです」
「ユリウス カイト ルーク そなたらは わが下僕じゃ
わが花園も蜜が溢れておる。
どうじゃ 見たいだろう?見たいだろう?
見たかったら、小娘どもを蹂躙するのじゃ!」
「ユリウスー しっかりして!
あなたなら、あげてもいいけど、こんなのはイヤよ
ダメよ ダメダメ」
「ルークもカイトもダメよ、そんな所膨らませて………二人同時は、ちょつと、私も初めてだし……」
「おーい
ジーナさんの所は、誰もこないのかなぁ~」
「フフフ。おこちゃまは、ママのオッパイでもしゃぶるかい?」
「もう めんどくさいなぁ」
ジーナは、スミコの首を切り飛ばした
「カ・イ・カ・ン」
「ふっ またつまらぬものを斬ってしまった」
「ふぉんなに にゃぐらなくても……」
「その腑抜けた顔を、元に戻すの手伝ってあげてるのよ
そこ!足を崩さない」
3人の男は、正座した状態で殴られている。
「ごめんなひゃい
ゆるひて」
ビシッ!
「誰が口をきいていいって許した? ああっ!」
キャロライナの手にはスミコのムチが握られていた。
「キャロライナ、ソロソロ許してあげなよ。
こうなるのは、わかってたんだし。
もう気が済んだでしょ」
「は~い ジーナ
わかったわ。
あなた達、ジーナに感謝なさい。
私はまだ許してないからね」
キャロライナは、ムチでビシッっと床を叩いた。
「それじゃあ 一旦引上げましょう」
女3人の後をトボトボと男たちはついて歩き、ボス部屋の奥の転移ゲートから一気に地上に出た。
「ねぇジーナ あのスミコの服、これで4着手に入ったわよね」
「そうね」
「その4着を材料にして、マトモな服を、一着作れないかしら」
「そうね、あのままじゃ、外は歩けないわね。
『錬金』と『裁縫』スキルの両方があれば、出来るかも」
「そうよね~ でも、そんな人居るわけないわよね。『錬金』と『裁縫』かぁ」
「何日か有れば、私がそのスキル手に入れるわ。
どちらか片方でも、まず持ってる人の探索からね。」
「えっ ジーナ?
手に入れるって、そんなことまで出来るんだ。
さすが大賢者ね。」
「うん 私の『転移』『イベントリ』だってテイルが持ってるのをコピーさせてもらったのよ」
「ああ、そうか、そうだったわね。
私の『炎の剣士』もコピーする?」
「折角だけど、遠慮するわ」
「何でよ」
「子どもの体で裸になっても………」
「そうね。私みたいにナイスバディじゃないとだめね」
「無理ね」
「無理よ」
「無理に決まってるわ!
ね~~」
「ね~~」
「ね~~」
「しかしね。ぼくらにもプライドってもんが有るから。
女子たちが勝った相手にぼくらが勝てないって決めつけられても、単純には認められないよ。
何か特別な訳でもあるの?」
「ユリウス。
それは聞かないでよ
ウンって言ってくれないかしら。」
「ごめん。キャロライナ
やっぱり納得できないよ」
しばらく 気まずい沈黙が続いたが、キャロライナが口をきった。
「エロいのよ!ボスキャラが」
テイルとジーナもそれに続けて
「そうね。ルークは鼻血で出血多量ね」
「カイトやユリウスも冷静を装っても、鼻血ブーだろうね」
「えっ えっ ボスキャラって女なの?
どんな女性なの?
モンスターじゃないの?」
「ほぼほぼ ほとんど裸の三十路の大女よ」
「アハハハハ そんなことを気にしてたのか
ぼくら、この帝国の戦士をみくびってるのかい?
そんなことで、篭絡されるわけないよ」
「ユリウス まじで
ルークも耐えられると思ってるの?」
「もちろんさ、ルークは帝国の優秀な騎士だよ。負けるはずないだろう。
なぁ ルーク」
「当然さ、俺の盾は揺るがない」
「ハハハ、まあルークはまだしも、俺とユリウスが居るんだ、心配する必要はないだろ」
「おいおい そんな疑り深いジト目で見なくても、………
相手は三十路の大女なんでしょ、大丈夫だよ。
興味ナッシングだから平気平気、問題ナシさ」
「男ってバカね。もういいわ、どうしても見たいんでしょう。
ジーナ 全員で行って終りにしましょう。」
「キャロライナがそう言うならまあ仕方ないかな
テイルはどう?」
「多分、私たちの想像通りの事が起きると思うわ。
でも、ジーナがいれば、対処出来ない事も無いから、連れて行っても、いいかな。」
こうして、2つのパーティ全員で中ボスの部屋に、入ることになった。
◇
「オカ スミコだよー
おや?今度は男を連れて来たね。
サービスするよ~
ブリッジからの~~
M字開脚!
起き上がっての~~~
乳首ビーム」
女子の想像通り、男3人は鼻血を垂らして、くの字に前かがみになって、スミコを見ている。
「ほれ わが足の指をお舐め、そして名を明かすのじゃ」
「ユリウスです」
「カイトでございます」
「ルークです」
「ユリウス カイト ルーク そなたらは わが下僕じゃ
わが花園も蜜が溢れておる。
どうじゃ 見たいだろう?見たいだろう?
見たかったら、小娘どもを蹂躙するのじゃ!」
「ユリウスー しっかりして!
あなたなら、あげてもいいけど、こんなのはイヤよ
ダメよ ダメダメ」
「ルークもカイトもダメよ、そんな所膨らませて………二人同時は、ちょつと、私も初めてだし……」
「おーい
ジーナさんの所は、誰もこないのかなぁ~」
「フフフ。おこちゃまは、ママのオッパイでもしゃぶるかい?」
「もう めんどくさいなぁ」
ジーナは、スミコの首を切り飛ばした
「カ・イ・カ・ン」
「ふっ またつまらぬものを斬ってしまった」
「ふぉんなに にゃぐらなくても……」
「その腑抜けた顔を、元に戻すの手伝ってあげてるのよ
そこ!足を崩さない」
3人の男は、正座した状態で殴られている。
「ごめんなひゃい
ゆるひて」
ビシッ!
「誰が口をきいていいって許した? ああっ!」
キャロライナの手にはスミコのムチが握られていた。
「キャロライナ、ソロソロ許してあげなよ。
こうなるのは、わかってたんだし。
もう気が済んだでしょ」
「は~い ジーナ
わかったわ。
あなた達、ジーナに感謝なさい。
私はまだ許してないからね」
キャロライナは、ムチでビシッっと床を叩いた。
「それじゃあ 一旦引上げましょう」
女3人の後をトボトボと男たちはついて歩き、ボス部屋の奥の転移ゲートから一気に地上に出た。
「ねぇジーナ あのスミコの服、これで4着手に入ったわよね」
「そうね」
「その4着を材料にして、マトモな服を、一着作れないかしら」
「そうね、あのままじゃ、外は歩けないわね。
『錬金』と『裁縫』スキルの両方があれば、出来るかも」
「そうよね~ でも、そんな人居るわけないわよね。『錬金』と『裁縫』かぁ」
「何日か有れば、私がそのスキル手に入れるわ。
どちらか片方でも、まず持ってる人の探索からね。」
「えっ ジーナ?
手に入れるって、そんなことまで出来るんだ。
さすが大賢者ね。」
「うん 私の『転移』『イベントリ』だってテイルが持ってるのをコピーさせてもらったのよ」
「ああ、そうか、そうだったわね。
私の『炎の剣士』もコピーする?」
「折角だけど、遠慮するわ」
「何でよ」
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「そうね。私みたいにナイスバディじゃないとだめね」
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