魔法使いフウリン

烏帽子 博

文字の大きさ
39 / 69
第二章

贖罪

しおりを挟む
夕食後 私は、一人宿から抜け出し久しぶりにキンブルとの一夜を楽しんだ。

しかし、それでもまだなんか心の中にモヤモヤしたものが有って困った

アイツともすれば、このモヤモヤは消えるかなぁ
不安要素はいち早く取り去るのが大事ね。
私は昼間ボコボコにした男の元に行った。


「姐御、久しぶりですね。
相変わらず、いい女ですね。
今夜も3人ご用意すればいいですか?」

ちゃんと記憶消去は、できてるようだ、ちょっと前に私にボコられたのは、男のなかでは無かったことになってる。

「一人でいいわ」

「誰か指名したい奴が居ますか」

「あなたよ。」

「へっ! 俺ですか?」

「そうよ、今はあなたとシたいのよ。ねぇ、いいでしょ」

私は男の腕に胸が当たるように絡みついた。

「えっ も もちろんです。俺でよければ、一所懸命つとめます」

キンブルの次ってこともあり、その男との行為は、満足できるものでは無かった。
いつもは、自分の為にリードしているが、今回は男のしたいように任せた。
どうしたらこの人をより満足させられるのか。
そう考えて男と寝るのは初めてだった。

2回目の後
「姐御。すみません、俺はもう………」

「いいのよ。でもちょっと待って」

私は、思いつく色々なサービスを男に施した。

「姐御。凄いです。あ~
やっぱり、もう一回入れてもいいですか?」

「無理しなくてもいいのよ」

結局なんとか3回目まで、漕ぎ着けた。

「どう?よかった?」

「はい、最高でした。もう他の女とはしたくないです」

「素敵な褒め言葉ね。最後に私からのプレゼントを受けとって」

おっぱいを男の口にに押し付け、乳首を咥えさせ、そこから魔力を流し込んだ。

「姐御。体が温かいです。こんなの初めてです。」

「それが私の、魔力よ。覚えておいてね。
そうだ、あなたの名前きいてなかったわね。教えて」

「銀次です。兄貴たちは銀公とか銀の字とか呼びます」

「じゃあ、銀ちゃん。又ね」

私は銀次から体を離し、部屋を後にした

銀次といた部屋の上空を一度旋回して、心の中で呟いた

ー ごめんね銀ちゃん。これで許してね。ー

罪悪感から逃れる自己満足欲しさに銀次に抱かれたが、虚しさはまだ残った。

それでも
ー 自分本位な行為とは、また別で、相手に尽くすのも悪くないわね ー
心の中で呟き、皆の待つ「マンマのスープ」に戻った。


「師匠、おかえりなさい。
久しぶりのキンブルさん、よかったですか?」

「ああ 勿論、さぁさぁベッドに行ってリタ。後で運ぶのは、面倒だから」

リタは、裸になってベッドで待機している。
魔力を注ぎ込み、リタが恍惚状態になった所で、私は部屋を出て、マリアたちの部屋を訪ねた。

「フウリンさん、どうしたの?こんな時間に」

「ごめんなさい、いい所邪魔したかしら?」

マリアは、ぱぁ~っと顔を赤らめた

「フウリンさんか?入ってもらいなよ」
パンツ一丁のヒューリが顔を出した。

「そんな格好で出て来ないでよ」マリアはヒューリをたしなめた。

「ゴメンゴメン。でもフウリンさんだぜ、恥ずかしがる相手じゃないだろ」

「これだから男はデリカシーが無いって言われるのよ。
私が、恥ずかしいの」

「まあまあ 痴話喧嘩は、後にしてもらって、いいかしら。
今はちょっと、マリアに頼みがあって」

「なんですか、頼みって」

私は、マリアの両方の手を自分の胸に導いた。
「この状態で、さっきの神聖力を使って、私のことを癒してみて」

マリアの触れている所から、次第に体が暖かく包まれてゆく。
私が魔力をマリアに流し入れようとしたときは反発したのに、その逆は可能な用だ。
しかし、ジンやビアンカから
魔力を流し込まれた時とは、明らかに違う。
体の中には入ってこようとしない、ただ暖かく包まれている感じだ。

「ああ そこ ハァハァ
もう らめぇ~」

「マリア!どうしたの?私は何もして無いわよ」

マリアは、私から手を離しても真赤になって、肩で息をしている

「フウリンさんが、昼間の男と……」

「それが見えたの?」

「見えたと言うより、自分が体験してるみたいでした。」

私は、銀次の精から取り込んだ魔力を、自分の中で探してみた。

なくなってる!マリアに吸い取られたみたいだ。

「フウリンさん。やっぱり本当は優しいんですね。
いきなり男の人殴り倒した時は驚いたけど、全部私の為にしたんですね。
しかも、後であんなことまでするとは」

「マリア やめてよ。具体的に言われると私だって恥ずかしいわ」

「それにしても、フウリンさんは、凄くえっちなんですね」

「私はマリアも十分えっちだと思うけどね、私は、これで部屋に戻るから、どうぞヒューリとの続きを楽しんでね。
おじゃまさまぁー」
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者

哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。 何も成し遂げることなく35年…… ついに前世の年齢を超えた。 ※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。 ※この小説は他サイトにも投稿しています。

転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする

ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。 リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。 これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜

奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。 パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。 健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。

処理中です...