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第三章
養女
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「ねぇ王様!私のどこが好き?」
「そうだな、ここだろ。ここも。あとここもだ!」
「いや~ん くすぐった~い~
もう一回って、おねだりしちゃおうかなぁ~」
「おお よいとも、よいとも、ほれ、元気にしておくれフウリン」
「ねぇ王様 私のこと養女にしてくれないかしら。」
「それじゃあ、ワシは娘を抱いてることになるのか?」
「それはいいのよ、私お姫様になりたいだけなの。綺麗な服を着て、外国の王子たちにチヤホヤされたいわ」
「ワシの腕の中だけじゃあ不満か?」
「あら?元気になったわ♥」
「上に おいで」
「や~よ お願い聞いてくれないと」
「おい おい そんなにしごくと、わ わかった。
養女だな。
手を止めてくれ!
お前の中で果てさせておくれ。」
王様は、私が大統領その人だとは知らない。
大統領は未だベールのままだ。
ヘンリー王子には顔が割れていたけど、彼とも魅惑を使ってベッドを共にして、そのへんの私とリタに関する記憶は消してある。
国の改革は順調に進んでいる。
干ばつで、困っている農民に、灌漑や道路工事の公共事業で収入を与え、教育無償化で識字率は5割を越えた。
中央のアカデミーには、平民出身者も入学して来ている。
大統領権限を五大臣の集団指導体制に移した。
スピード感は、欠けても独裁者を生み出すよりは良いと思ったからだ。
文化面でも、貴族のお抱えで生活していた芸術家たちを、芸術専門学校を創設して、講師等に迎えた。
スポーツ面は、剣術、格闘術以外にも陸上競技などの大会を開催し振興に努めた。
王は私を手放したくないようで、抵抗したけれど
私とリタのリサーチで、ベストマッチングの女を見つけて、身代わりにした。
もちろん彼女としては、それ迄の境遇からして、夢のような事だ。
後は、これといった権限もなくなった大統領をどうやって辞めるか、そして王家の養女となる為の理由づけだけが残った。
コールソンの計らいで、王宮で爆発が起きた。
音と煙は派手だが、威力は殆ど無い花火みたいなものだ。
大統領暗殺!
国中にニュースが駆け巡った。
武力により王政を倒した者が、武力によって葬られたのだ。
王宮御墨付商人の私とリタは、大統領が私腹を肥やしている所を、たまたま見つけた。
正義感から5大臣に報告をし、王とも臣をつくし信頼を得ていた商人だ。
金品が大統領に届くその日を狙い、大統領の一派を爆破で一層したのだ
私たちの作り上げたフェイクニュースは、国の内外を駆け抜けた。
これを機に、王政復古を願う元貴族達と、現職5大臣との権力闘争から、内戦が一触即発の事態になった。
「フウリン様 このまま何もしないんですか?」
「道筋はつけたわ。この先を選ぶのは、私じゃあないわ。
これまで、私の思うようにしたけど、そろそろ自分たちで考えられるレベルだと思うわ。」
実際、元貴族たちにつき従う者は少なかった。
元近衛兵のコールソンたちの裏工作もあって、体制はそのまま維持された。
「リタ ちょっと荒療治だったけど、私たちは開放されて、この国の道筋もついたわね」
「えっ フウリン様、それでこんな猿芝居したんですか?」
「リタ、言葉に気をつけなさい」
「痛い 痛い ごめんなさ~~い」
「私でも、猿芝居は傷つくし…」
「ズルいですよ~ 『お前はパートナー』とか言っておいて
気にくわないと、すぐお仕置きは ホント マジで頭 痛いんですよ~」
「そうだな、たまには可愛がってあげるわね。
服を脱いでおいで」
「フウリンさまぁ~ リタ来ましたよ~」
「リタ ゴメンね 王様と約束してたの忘れてた。
また今度ね」
「えーーー もう ぐっしょりしてるのにぃ
格闘技選手との予定、私は断ったんですよ
師匠~ フウリンさまぁ~」
「格闘技選手って?」
「ヘラクレスですよ」
「彼を落としたの?」
「魅惑で簡単でしたよ」
「あの上腕二頭筋はいいな」
「譲りましょうか?」
「いいの?でも王様が」
「何を言ってるんですか、その為の従者のリタですよ」
「リタ、恩にきるよ。
王様もリタなら文句ないと思うわ。
マッチョの胸筋!濡る~」
「フウリンさまぁ~ ヘラクレスどうでした?
見せて下さいよ~」
「アイツとんだ食わせ者だったのよ。助平な王様にしとけばよかったわ。」
「えーーー あの上腕二頭筋とか、セクシーな胸に抱かれたんじゃ無いんですか」
「アイツは、私のおっぱいよりも腹筋に興味がある人よ。女としては、残念だったわ。
どうやってトレーニングしてるのかとか、食事制限方法とか、組手の方法とか、そんなことばかり聞かれて。
それに 彼氏が居るんだって!
♂同士にしか興味が無いんだとさ
とんだ食わせ者 というか 食えない男よ」
「へえー フウリン様の身体を欲しがらない男が居るなんて、世の中広いですね~
それで、別の人としてきたんですか?」
「勿論そうよ、たまたまマラソンの選手を見つけたんだけど、その人も あんまりだったわ。」
「どうしたんですか?」
「あの人ペース配分ばかり気にしてるのよ、スパートしたり、リズム刻んだり。
ちっともイケなかったわ。
2時間かけて一回よ、それだけでぐったりしてるのよ。
自分がイクとき『ゴーール』なんて叫ぶのよ。
こっちは興ざめよ。」
「それじゃあ、やっぱりリタが慰めてさしあげますね。」
「ふふふ ういやつめ。」
「そうだな、ここだろ。ここも。あとここもだ!」
「いや~ん くすぐった~い~
もう一回って、おねだりしちゃおうかなぁ~」
「おお よいとも、よいとも、ほれ、元気にしておくれフウリン」
「ねぇ王様 私のこと養女にしてくれないかしら。」
「それじゃあ、ワシは娘を抱いてることになるのか?」
「それはいいのよ、私お姫様になりたいだけなの。綺麗な服を着て、外国の王子たちにチヤホヤされたいわ」
「ワシの腕の中だけじゃあ不満か?」
「あら?元気になったわ♥」
「上に おいで」
「や~よ お願い聞いてくれないと」
「おい おい そんなにしごくと、わ わかった。
養女だな。
手を止めてくれ!
お前の中で果てさせておくれ。」
王様は、私が大統領その人だとは知らない。
大統領は未だベールのままだ。
ヘンリー王子には顔が割れていたけど、彼とも魅惑を使ってベッドを共にして、そのへんの私とリタに関する記憶は消してある。
国の改革は順調に進んでいる。
干ばつで、困っている農民に、灌漑や道路工事の公共事業で収入を与え、教育無償化で識字率は5割を越えた。
中央のアカデミーには、平民出身者も入学して来ている。
大統領権限を五大臣の集団指導体制に移した。
スピード感は、欠けても独裁者を生み出すよりは良いと思ったからだ。
文化面でも、貴族のお抱えで生活していた芸術家たちを、芸術専門学校を創設して、講師等に迎えた。
スポーツ面は、剣術、格闘術以外にも陸上競技などの大会を開催し振興に努めた。
王は私を手放したくないようで、抵抗したけれど
私とリタのリサーチで、ベストマッチングの女を見つけて、身代わりにした。
もちろん彼女としては、それ迄の境遇からして、夢のような事だ。
後は、これといった権限もなくなった大統領をどうやって辞めるか、そして王家の養女となる為の理由づけだけが残った。
コールソンの計らいで、王宮で爆発が起きた。
音と煙は派手だが、威力は殆ど無い花火みたいなものだ。
大統領暗殺!
国中にニュースが駆け巡った。
武力により王政を倒した者が、武力によって葬られたのだ。
王宮御墨付商人の私とリタは、大統領が私腹を肥やしている所を、たまたま見つけた。
正義感から5大臣に報告をし、王とも臣をつくし信頼を得ていた商人だ。
金品が大統領に届くその日を狙い、大統領の一派を爆破で一層したのだ
私たちの作り上げたフェイクニュースは、国の内外を駆け抜けた。
これを機に、王政復古を願う元貴族達と、現職5大臣との権力闘争から、内戦が一触即発の事態になった。
「フウリン様 このまま何もしないんですか?」
「道筋はつけたわ。この先を選ぶのは、私じゃあないわ。
これまで、私の思うようにしたけど、そろそろ自分たちで考えられるレベルだと思うわ。」
実際、元貴族たちにつき従う者は少なかった。
元近衛兵のコールソンたちの裏工作もあって、体制はそのまま維持された。
「リタ ちょっと荒療治だったけど、私たちは開放されて、この国の道筋もついたわね」
「えっ フウリン様、それでこんな猿芝居したんですか?」
「リタ、言葉に気をつけなさい」
「痛い 痛い ごめんなさ~~い」
「私でも、猿芝居は傷つくし…」
「ズルいですよ~ 『お前はパートナー』とか言っておいて
気にくわないと、すぐお仕置きは ホント マジで頭 痛いんですよ~」
「そうだな、たまには可愛がってあげるわね。
服を脱いでおいで」
「フウリンさまぁ~ リタ来ましたよ~」
「リタ ゴメンね 王様と約束してたの忘れてた。
また今度ね」
「えーーー もう ぐっしょりしてるのにぃ
格闘技選手との予定、私は断ったんですよ
師匠~ フウリンさまぁ~」
「格闘技選手って?」
「ヘラクレスですよ」
「彼を落としたの?」
「魅惑で簡単でしたよ」
「あの上腕二頭筋はいいな」
「譲りましょうか?」
「いいの?でも王様が」
「何を言ってるんですか、その為の従者のリタですよ」
「リタ、恩にきるよ。
王様もリタなら文句ないと思うわ。
マッチョの胸筋!濡る~」
「フウリンさまぁ~ ヘラクレスどうでした?
見せて下さいよ~」
「アイツとんだ食わせ者だったのよ。助平な王様にしとけばよかったわ。」
「えーーー あの上腕二頭筋とか、セクシーな胸に抱かれたんじゃ無いんですか」
「アイツは、私のおっぱいよりも腹筋に興味がある人よ。女としては、残念だったわ。
どうやってトレーニングしてるのかとか、食事制限方法とか、組手の方法とか、そんなことばかり聞かれて。
それに 彼氏が居るんだって!
♂同士にしか興味が無いんだとさ
とんだ食わせ者 というか 食えない男よ」
「へえー フウリン様の身体を欲しがらない男が居るなんて、世の中広いですね~
それで、別の人としてきたんですか?」
「勿論そうよ、たまたまマラソンの選手を見つけたんだけど、その人も あんまりだったわ。」
「どうしたんですか?」
「あの人ペース配分ばかり気にしてるのよ、スパートしたり、リズム刻んだり。
ちっともイケなかったわ。
2時間かけて一回よ、それだけでぐったりしてるのよ。
自分がイクとき『ゴーール』なんて叫ぶのよ。
こっちは興ざめよ。」
「それじゃあ、やっぱりリタが慰めてさしあげますね。」
「ふふふ ういやつめ。」
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