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伯爵令嬢
第三王子と侍女
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伯爵様は、私を屋敷のみんなに紹介したのち、人払いをした。
私と二人になると
「モニカ、会いたかったぞ、もう16だな、16年この日を待っておったのだ。」
「伯爵様、ありがとうございます。それでも私はまだ、ことのしだいがのみ込めません」
「こっちにおいで、モニカ、伯爵様ではなく、お爺様と呼んでおくれ」
伯爵様は、私にハグしてから、頭をくしゃくしゃに撫でた。
「本当に伯爵様が私のお爺様なのですか?」
「もちろんだとも。お前の持ってきた手紙の一通は、間違いなくメアリーの手じゃ、読んでみよ」
差し出された手紙は、確かに懐かしい母の筆跡だ。
内容は主に私をよろしく頼むと言ったことだ。
女スパイの線はやっぱり無かったけど、いきなり伯爵家の令嬢は予定外だ。
豪華な天涯つきベッドの有る部屋に連れていかれた。
ここがこれからの住まいになるらしい。
「私が当伯爵家の侍女頭ツボネです。これからモニカ様のお世話は、この すず に担当させます」
「すず と申します。よろしくお願いいたします」
「こちらこそよろしくね、すずちゃん」
「すず と呼び捨てでお願いします」
私がやりたかったのは、シンデレラみたいに、庶民、しかも継母や連れ子にいじめられてる所から、王子様に見初められて救われるストーリー。
伯爵家スタートは、王子様と最初から近い?
王子?
さっきの悪ガキ、「殿下」とか言われてた?
「無礼者」とか偉そうに言ってたわよね
まさかね~
女神様どんなストーリー、私にさせるのかしら?
そう、例えば、社交界に入って、田舎者扱いされて、いじめられるんだきっと。
最初は、私のことをかばってくれた王子様もいつかは、私をいじめる人に翻弄されて、私は追放されるの。
それから、いじめっ子はだんだん本性を表して、権力を手に入れて王子も手にかけようとするの。
でも王子は、一人の侍女によって救われるの。
その侍女は、実はかつて自分が追放した令嬢で、王子は真実の愛に目覚めるの。
二人は力を合わせて、いじめっ子を王宮から追放して、無事結ばれて、その後死が二人を分かつまで仲睦まじく暮らしましたとさ。
うん。これで行こう!」
「すず!すず! どこにいるの? すず!」
「はい、お嬢様」
「一体どこに行ってたの?
よんだらすぐ来てよ。私の世話係りでしょ。鈴つけるわよ」
あ!私 悪徳令嬢路線?
ちょっと嫌われものセリフ言っちゃったかな?
すずは、慌てて来たみたいで、服が乱れてた。
スカートに干し草が着いてて、髪が乱れてて、ブラウスのボタンかけ違えてて
首すじを気にしてる。
「ちょっと来なさい」私は、そばにきた彼女の髪をかきあげてみたら
それがあった。
いきなり試練だ
大目に見てあげるべきか
侍女頭に言うべきか
どっちが正解かわからない
決めた!見なかったことにする。
でも、秘密を知ってることは伝えておこう。後でゆする!いや協力してもらう為にも。
「相手は誰?」耳元でささやいた。
すずはびっくりして目を見開いている。
「他の誰にも言わないから。秘密は守るわ、安心して」
どうせ若い庭師とかだろうと、たかをくくっていたら
「ヨシヒコ様です」
「はあ?」あのガキィ!
パワハラ➕セクハラ
許せ無いわ。
「お前 無理やり小屋に連れ込まれたのか?」
あのガキのことだ「言うこと聞かないと、クビにする」とか言ってことにおよんだんだ。きっと!
「いいえ 私がお誘いしました」
「えっ?!」
「たまには、外でするのも、お好きかなぁと思いまして」
「すず の方から誘った?」
「はい。もちろんそうです」
「ヨシヒコが、好きなのか?」
「まぁ 可愛い所はありますが、好きってことは、無いですね」
「ヨシヒコとお前の関係は、他に誰か知ってるのか」
「侍女頭のツボネさんほか、侍女たちは、だいたい知ってるかと」
「それで、何でそうなったの?」
「何で?ですか?
なるべくして、かなぁ」
すず は、あっけらかんとしてる。
それから、詳しく話を聞く事にした。
この世界では、屋敷に侍女とかメイドとしてあがることは、性的なお世話が当然なこととして含まれるらしい。
すず は、まだ歳は若いが、屋敷にあがる前に、体験はすでにあったそうだ。
ヨシヒコの世話係りになり、しばらくは遊び相手をしてたそうだ。
すず は、ヨシヒコが大人の身体になるのを待っていて。
先月やっと精通が来て、それからは、毎日のように関係を持ってたそうだ。
すず は、私の世話係りになったので、ヨシヒコには、他の侍女があてがわれた。
すず は、他の侍女にヨシヒコをとられたく無いので、納屋に誘った……
「好きでもなくて、何でそこまでするの」
「決まってるじゃ無いですか?
お手付きに子どもができたら、側室になれるんですよ。
一生楽に生きられるんですよ
子どもができなくても、部下の方の側室とかになれる事が多いんです。
私がこのお屋敷にあがることが決まった時には、そりゃもう両親は、喜んで
「ひょっとしたら、未来の王様を産むことになるかも」って言ってました」
私と二人になると
「モニカ、会いたかったぞ、もう16だな、16年この日を待っておったのだ。」
「伯爵様、ありがとうございます。それでも私はまだ、ことのしだいがのみ込めません」
「こっちにおいで、モニカ、伯爵様ではなく、お爺様と呼んでおくれ」
伯爵様は、私にハグしてから、頭をくしゃくしゃに撫でた。
「本当に伯爵様が私のお爺様なのですか?」
「もちろんだとも。お前の持ってきた手紙の一通は、間違いなくメアリーの手じゃ、読んでみよ」
差し出された手紙は、確かに懐かしい母の筆跡だ。
内容は主に私をよろしく頼むと言ったことだ。
女スパイの線はやっぱり無かったけど、いきなり伯爵家の令嬢は予定外だ。
豪華な天涯つきベッドの有る部屋に連れていかれた。
ここがこれからの住まいになるらしい。
「私が当伯爵家の侍女頭ツボネです。これからモニカ様のお世話は、この すず に担当させます」
「すず と申します。よろしくお願いいたします」
「こちらこそよろしくね、すずちゃん」
「すず と呼び捨てでお願いします」
私がやりたかったのは、シンデレラみたいに、庶民、しかも継母や連れ子にいじめられてる所から、王子様に見初められて救われるストーリー。
伯爵家スタートは、王子様と最初から近い?
王子?
さっきの悪ガキ、「殿下」とか言われてた?
「無礼者」とか偉そうに言ってたわよね
まさかね~
女神様どんなストーリー、私にさせるのかしら?
そう、例えば、社交界に入って、田舎者扱いされて、いじめられるんだきっと。
最初は、私のことをかばってくれた王子様もいつかは、私をいじめる人に翻弄されて、私は追放されるの。
それから、いじめっ子はだんだん本性を表して、権力を手に入れて王子も手にかけようとするの。
でも王子は、一人の侍女によって救われるの。
その侍女は、実はかつて自分が追放した令嬢で、王子は真実の愛に目覚めるの。
二人は力を合わせて、いじめっ子を王宮から追放して、無事結ばれて、その後死が二人を分かつまで仲睦まじく暮らしましたとさ。
うん。これで行こう!」
「すず!すず! どこにいるの? すず!」
「はい、お嬢様」
「一体どこに行ってたの?
よんだらすぐ来てよ。私の世話係りでしょ。鈴つけるわよ」
あ!私 悪徳令嬢路線?
ちょっと嫌われものセリフ言っちゃったかな?
すずは、慌てて来たみたいで、服が乱れてた。
スカートに干し草が着いてて、髪が乱れてて、ブラウスのボタンかけ違えてて
首すじを気にしてる。
「ちょっと来なさい」私は、そばにきた彼女の髪をかきあげてみたら
それがあった。
いきなり試練だ
大目に見てあげるべきか
侍女頭に言うべきか
どっちが正解かわからない
決めた!見なかったことにする。
でも、秘密を知ってることは伝えておこう。後でゆする!いや協力してもらう為にも。
「相手は誰?」耳元でささやいた。
すずはびっくりして目を見開いている。
「他の誰にも言わないから。秘密は守るわ、安心して」
どうせ若い庭師とかだろうと、たかをくくっていたら
「ヨシヒコ様です」
「はあ?」あのガキィ!
パワハラ➕セクハラ
許せ無いわ。
「お前 無理やり小屋に連れ込まれたのか?」
あのガキのことだ「言うこと聞かないと、クビにする」とか言ってことにおよんだんだ。きっと!
「いいえ 私がお誘いしました」
「えっ?!」
「たまには、外でするのも、お好きかなぁと思いまして」
「すず の方から誘った?」
「はい。もちろんそうです」
「ヨシヒコが、好きなのか?」
「まぁ 可愛い所はありますが、好きってことは、無いですね」
「ヨシヒコとお前の関係は、他に誰か知ってるのか」
「侍女頭のツボネさんほか、侍女たちは、だいたい知ってるかと」
「それで、何でそうなったの?」
「何で?ですか?
なるべくして、かなぁ」
すず は、あっけらかんとしてる。
それから、詳しく話を聞く事にした。
この世界では、屋敷に侍女とかメイドとしてあがることは、性的なお世話が当然なこととして含まれるらしい。
すず は、まだ歳は若いが、屋敷にあがる前に、体験はすでにあったそうだ。
ヨシヒコの世話係りになり、しばらくは遊び相手をしてたそうだ。
すず は、ヨシヒコが大人の身体になるのを待っていて。
先月やっと精通が来て、それからは、毎日のように関係を持ってたそうだ。
すず は、私の世話係りになったので、ヨシヒコには、他の侍女があてがわれた。
すず は、他の侍女にヨシヒコをとられたく無いので、納屋に誘った……
「好きでもなくて、何でそこまでするの」
「決まってるじゃ無いですか?
お手付きに子どもができたら、側室になれるんですよ。
一生楽に生きられるんですよ
子どもができなくても、部下の方の側室とかになれる事が多いんです。
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