25 / 61
旅へ
両親のなれそめ
しおりを挟む
「お母さん、お父さん、
お姉ちゃんが、男の子連れて帰ってきたよ」
父と母は二人して畑に出ていたが、あわてて帰って来た
私の顔を見るなり、父が母がハグしてきた、少しの間は我慢してたが
「恥ずかしいから」と言って離してもらった。
「お茶飲みながら話をしましょう」と居間に導かれた。
「まあまあ、掛けてくれ」
父が、いつも座る場所に座りながら、席に着くよう薦めてきた。
「初めてお目にかかります。ヨシヒコと申します。」
「ヨシヒコ君か、それでモニカとは、いったいどういう、」
「ヨシヒコ、ちゃんとあなたの身分とかまで話しなさいよ、勘違いされるでしょ」
「申し遅れました。
グリム王国、第三王子のヨシヒコです。
先日まで、養子となるべくグレンデル伯爵家で、お世話になっておりました。
この度、世界を我が目で見て回るために、モニカさんの供として、旅に出たところです」
「あわわわわ 王子様!
申し訳ございません。
粗末な所ですが、こちらにお掛け下さい」
父は慌てて椅子から立ち上がり、クッションをひっくり返している。
「いや、すみませんが、このままでお願いします。
この旅では、私は伯爵家令嬢のモニカさんのお供です。」
「いや、そうも…」
「お父様、ヨシヒコの言う通りにして」
「モニカ!王子様を呼び捨てなど失礼な!」
「この旅の間は、王子は、私の従者なの、お願いします。わかって下さい」
「あなた、王子様やモニカを困らせないで、そのまま席についたら」
母の一言で、父は落ち着きを取り戻し席に座った。
「お母様に伺いたい話があります」
「どうして、身分を隠してたのか?でしょう。
王子様が身分を隠すのと同じよ
田舎の村で、庶民と同じ暮らしをするのに、肩書きは邪魔なの。
人によっては、毛嫌いしたりするし。身代金目当ての盗賊に拐われる可能性もあるわ。
何かと色眼鏡で見られたら、友だちもできないわ」
「お父様も貴族だったんですか?」
「俺は、近衛師団のただの団員だよ。貴族じゃ無い」
「団長よ!
あなた!誤魔化さないの」
「駆け落ちしたの?」
「匿ったんだ」
「ヘンデル伯爵が、私を望んだの。
私、伯爵家の娘として、望まれたらどの方の元へも嫁ぐつもりだったわ。
でも、あの方とお会いして
眉太い、毛深い、ゴツイ、脂ぎってる、体臭キツそうで、とても無理だと思ったの、それでお父様、あなたのお爺様にお願いしたの」
「俺は、王様から内内に、メアリーを匿うように、命令されたんだ」
「普通に断ることはできなかったの?」
「伯爵家同士が遺恨を残すことは、国にとっても良くないことなのは分かるわよね
私は山賊に襲われて、そのまま行方不明と言うことになってたの。」
「それで?
最近になって、私が急に伯爵の孫ですって、表に出たらつじつまが会わないのじゃ」
その後は、でっち上げストーリーよ
「山賊から、近衛師団長のロベルトが助け出してくれたことにしたの。
だけどその時私は既に山賊によって傷物にされてた。
私は自らの死を望んだが、ロベルトに止められた。
私はグレンデル伯爵に、穢れてしまったことを詫び、結婚を辞退したの。
伯爵は、私に貴族社会に戻らないことを条件に、辞退を許してくれたの」
「あなたは、間違いなくロベルトと私の子だけど、表向きは私と山賊の不遇の子としたのよ」
「お父様と一緒になった訳は?」
「一つ屋根の下に居たのよ
お父様イケメンでしょ
胸板も厚くてセクシーで
貴族たちのジャガイモとは、全然違うでしょ
私から、誘ったのよ❤️断られても何度もね」
「モニカは、王子様が見つかってよかったわね。」
「お母様、ヨシヒコとはそんな仲ではありません!」
「あら?そうなの?残念ね
モニカのお色気が足りないのね」
「ぼくは、好きですよ」
「やめてよ、また話がややこしくなるじゃない」
お姉ちゃんが、男の子連れて帰ってきたよ」
父と母は二人して畑に出ていたが、あわてて帰って来た
私の顔を見るなり、父が母がハグしてきた、少しの間は我慢してたが
「恥ずかしいから」と言って離してもらった。
「お茶飲みながら話をしましょう」と居間に導かれた。
「まあまあ、掛けてくれ」
父が、いつも座る場所に座りながら、席に着くよう薦めてきた。
「初めてお目にかかります。ヨシヒコと申します。」
「ヨシヒコ君か、それでモニカとは、いったいどういう、」
「ヨシヒコ、ちゃんとあなたの身分とかまで話しなさいよ、勘違いされるでしょ」
「申し遅れました。
グリム王国、第三王子のヨシヒコです。
先日まで、養子となるべくグレンデル伯爵家で、お世話になっておりました。
この度、世界を我が目で見て回るために、モニカさんの供として、旅に出たところです」
「あわわわわ 王子様!
申し訳ございません。
粗末な所ですが、こちらにお掛け下さい」
父は慌てて椅子から立ち上がり、クッションをひっくり返している。
「いや、すみませんが、このままでお願いします。
この旅では、私は伯爵家令嬢のモニカさんのお供です。」
「いや、そうも…」
「お父様、ヨシヒコの言う通りにして」
「モニカ!王子様を呼び捨てなど失礼な!」
「この旅の間は、王子は、私の従者なの、お願いします。わかって下さい」
「あなた、王子様やモニカを困らせないで、そのまま席についたら」
母の一言で、父は落ち着きを取り戻し席に座った。
「お母様に伺いたい話があります」
「どうして、身分を隠してたのか?でしょう。
王子様が身分を隠すのと同じよ
田舎の村で、庶民と同じ暮らしをするのに、肩書きは邪魔なの。
人によっては、毛嫌いしたりするし。身代金目当ての盗賊に拐われる可能性もあるわ。
何かと色眼鏡で見られたら、友だちもできないわ」
「お父様も貴族だったんですか?」
「俺は、近衛師団のただの団員だよ。貴族じゃ無い」
「団長よ!
あなた!誤魔化さないの」
「駆け落ちしたの?」
「匿ったんだ」
「ヘンデル伯爵が、私を望んだの。
私、伯爵家の娘として、望まれたらどの方の元へも嫁ぐつもりだったわ。
でも、あの方とお会いして
眉太い、毛深い、ゴツイ、脂ぎってる、体臭キツそうで、とても無理だと思ったの、それでお父様、あなたのお爺様にお願いしたの」
「俺は、王様から内内に、メアリーを匿うように、命令されたんだ」
「普通に断ることはできなかったの?」
「伯爵家同士が遺恨を残すことは、国にとっても良くないことなのは分かるわよね
私は山賊に襲われて、そのまま行方不明と言うことになってたの。」
「それで?
最近になって、私が急に伯爵の孫ですって、表に出たらつじつまが会わないのじゃ」
その後は、でっち上げストーリーよ
「山賊から、近衛師団長のロベルトが助け出してくれたことにしたの。
だけどその時私は既に山賊によって傷物にされてた。
私は自らの死を望んだが、ロベルトに止められた。
私はグレンデル伯爵に、穢れてしまったことを詫び、結婚を辞退したの。
伯爵は、私に貴族社会に戻らないことを条件に、辞退を許してくれたの」
「あなたは、間違いなくロベルトと私の子だけど、表向きは私と山賊の不遇の子としたのよ」
「お父様と一緒になった訳は?」
「一つ屋根の下に居たのよ
お父様イケメンでしょ
胸板も厚くてセクシーで
貴族たちのジャガイモとは、全然違うでしょ
私から、誘ったのよ❤️断られても何度もね」
「モニカは、王子様が見つかってよかったわね。」
「お母様、ヨシヒコとはそんな仲ではありません!」
「あら?そうなの?残念ね
モニカのお色気が足りないのね」
「ぼくは、好きですよ」
「やめてよ、また話がややこしくなるじゃない」
0
あなたにおすすめの小説
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
最強令嬢とは、1%のひらめきと99%の努力である
megane-san
ファンタジー
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けしてしまいました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまい……。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる