二度目の人生は魔法使い

烏帽子 博

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チャイ国

敵か味方か

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七日目の朝
ヨシヒコは、いつも通り何もなかったように起きてきた。

「今もみんなの魔力、預かってるままよね」

「うん、漏らしてないよ、赤ん坊じゃないから。ハハハ」

「冗談が言えるくらいなら安心ね」

ミト「今は一晩休んでフルパワーだから、そのまま預かってて」


「皆さんお待たせしました。
潜入の用意ができました。」

そこで顔を出したのが、ホイ大尉だ、そして死んだと思っていた少尉も。
「皆さんそう驚かないで下さいよ。お化けじゃありませんよ」

先日の戦闘は全てフェイクだったそうだ。
ホイ大尉以外にも、レジスタンス側に通じている軍人が他にもいるようだが、殆どお互いにはわからないそうだ。
賄賂や裏切りが常の国では、人を信じる事が難しいようだ。

ホイ大尉率いる隊が、レジスタンスの拠点を急襲し、私たちを救出したと言うストーリーだ。

ミトがそばにきて、耳打ちした「ここから先は、モニカ あなたがリーダーになって」

2日程で首都のクンルーについたが、私たちの行動は、最初の時のように制限された。
これも、トラブルなく入り込むには仕方ないかと思ったが、ミトはちょっと不満だったようだ。

炎帝、水帝の前に連れ出された。
「お前たちが、医者か?」

「はい、そうです。患者はどちらに?」

その時ホイ大尉が口をきった
「この者たちは、医療使節団ですが、刺客です。
即刻始末するのが賢明です」

二重スパイ?
そんなことはどうでもいい、いきなり戦闘モード突入だ。

「ワッハハハ、俺たちを殺しに来たのか、どのくらい戦えるのか、みてやるぞ」炎帝は笑っている

「お前一人で楽しむなよ、俺だって、運動不足だよ」水帝が文句をつけている。

「殺しちゃいけないんだよな。
治療もさせないと。」

「力加減が難しいな」

「ミカドさんたち、ずいぶん余裕ね
スケさんカクさんやっておしまいなさい」

「あっそれ私のセリフ」ミトさんの呟きと同時に、戦闘が始まった

スケさんの桁外れのサイクロンが水帝を襲う、それに続いてカクさんの落雷百連発が発動だ。
「効くー すげえよ、お前ら人間か?」
言葉とは裏腹に、ダメージは受けてないようだ。

ミトさんが作った、岩を私は津波を起こして炎帝にぶつける。
「大したもんだ、水帝と同じ技使えるとは。」
こちらもダメージは受けてない。

「水の槍」

スケさんカクさんが貫かれた。
ミトさんが、すぐ回復に走った。

「回復!見つけた🎵」
突然水槽が出現して、ミトさんは閉じ込められた。
中で呼吸ができずにジタバタしている。

ヨシヒコが飛び出して水槽に触れると、水槽が壊れて、当たりは水浸しだ。

ミトが飛び出して来て、ヨシヒコの方に駆け寄る。
水帝の剣がミトを後ろから貫いた
私とヨシヒコが水帝に剣を突き出す。
水帝は私の剣を受け止めながら、体をねじり、ヨシヒコが剣をかわす。
ミトはその間に自身に回復をかけている。
ヨシヒコを剣先が少しだけ水帝の脇腹をかすめていた。
ヨシヒコはその傷口めがけて、カクさんの魔力を流し込んだ

「何だこれは、気持ち悪い攻撃をしてくれるなぁ」

「カクさん あいつの中のあなたの魔力使って攻撃をしてください」

そんなこと出きるのか?

「雷撃MAX」

水帝は、一瞬全身硬直し、髪は逆立ち、身体が膨らみ、破裂した。

私はアナライズで「核」を見つけ、再生しないように魔力でおおった。

「水帝のヤツ、やられちまったのかよ。だせーなぁ」

炎帝は、そういい残すと部屋から出ていった。
そのとたんに、天井も床も壁も全てが燃え上がり、灼熱地獄だ。

私は水魔法で全員を囲った
「どうして私まで?」ついさっき裏切ったホイ大尉が聞いた

「あなた、強い方の味方なんでしょ。こっちが強い方よ!」

ヨシヒコは、みんなから預かった魔力を返している

「コンパウンド!」
炎は一瞬で消えた。

「何で先にそれをやらないのよ」
ミトが文句をつけた

「あんたたちを回復させる時間稼ぎ&奥の手は最後までだすなってミト あなたの教えよ❤️」

「それじゃあ、行くわよ。
ホイ大尉、案内宜しくね」
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