二度目の人生は魔法使い

烏帽子 博

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チャイ国

魔人

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「あの水帝 魔人よ、人には無いはずの「核」がある」

手の上に乗せて、みんなに見せた

「これを壊さないと、再生するかもしれないわ」

「どうやって、その「核」を壊すの?」ミトにきかれた

「私にも今はわからないわ、あの爆発でも、ちゃんとこれは残っていたから。取り敢えずこうして封じ込めて、調べないと」

「ホイ大尉、雷帝の所に連れていって!
そこに炎帝もいるはずよ」

「この先の部屋がそうです。
すみません、私はここまででよろしいでしょうか?」
ホイ大尉が恐る恐る聞いてきた

「駄目よ、罠があるんでしょ
あなたがドアを開けるのよ」

「滅相もない。罠なんて私は知りません。
あの方たちの強さは、計り知れないので、そんな必要は無いでしょう。
私は巻き込まれたく無いだけです。」

「わかったわ。とにかく、ドアボーイやんなさいよ!」

ホイ大尉は、ドアをノックした。
「失礼します。ホイです。
お客様をお連れしました。」

「入れ!」中から声がした

ホイ大尉がドアを開けて私たちを導き入れた。

「炎の囲みを抜けてきたか。
大したものだ。
それで、まだ死にたいのか?
それともこちらにつくか?」

「なに寝ぼけたこと言ってるのよ、あんたたちは、もう、おしまい。
泣いて頼んでも、許さないから」

「みんなここで待ってて」
私は一歩前にでた。

炎が竜のようになり襲い掛かってきた。
「コンパウンド」
一瞬で炎の竜は消えた。

私の手からは、水の竜が生まれ、炎帝を襲う。
続けて水牢で閉じ込める。

炎帝が魔力を高めて、水牢の水が沸き出す。

「僕がやるよ」ヨシヒコが前に出た。
水牢の中に手を突っ込み、炎帝に触れる。

炎帝の魔力は、ヨシヒコに吸い尽くされ、彼の体は一瞬陶器のようになり、やがてひび割れて砕け散った。

ヨシヒコの手には、炎帝の「核」があった。

「うわぁー 相手の魔力を吸い尽くすなんて、すご~~い」
ミトがギャルっぽく騒いだ。

「お前が、雷帝か?」ヨシヒコはそこに横になってる男に話しかけた。

「お前は、光の皇子か。
魔人に勝ち目はないな」

男は目を閉じた。

「アナライズ」
雷帝を調べると、「核」の周りを白い物がおおっていて、魔力を閉じ込めている。

ヨシヒコが、彼に振れるとすぐに、「核」とその白い物だけになった。

「勝った!勝ったのよ!」
ミトが喜んで、スケさんカクさんとハイタッチをしようとした

その時、ヨシヒコが「核」の周りの白い物に触れると、ヨシヒコの体が光り出した。

雷帝の「核」が消滅した。
続いて炎帝の「核」も消滅した。
「モニカ、それも」

私は水帝の「核」を光の皇子に渡した。

光の皇子の手の上で、水帝の「核」も消滅した

「光の皇子様だ、光の皇子様が我らを救いに現れたんだ」
ホイ大尉が、ひざまづいて、胸の前で手を合わせて、涙ぐんで見ている。

光の皇子の光が消えた。
元の姿のヨシヒコがそこに微笑んでいた。

その後、6将軍の姿を探したが、どこにも見つからなかった。

ヨシヒコ曰く
「帝たちの力により、人間を魔人化したのが、将軍だと思う。
「核」を消すとこの部屋以外の魔人の気配も消えた。」そうだ。

ホイ大尉が、3帝の敗北と消滅をふれてまわった。

レジスタンス「自由の光」たちが宮殿に招き入れられて、軍は武装解除となった。

「ミトのシナリオ通りね。レジスタンスの臨時政権までは。
つぎは、グリムから平和維持軍引っ張って来るのよね」

「私たちは、情報部員の立場として、一度国に戻るつもりよ。
ホイさんコウロウさんの意見を聞いてから、上に話はするけど、軍の派遣は、私の判断じゃないから。
バカな人が上にいたら、この国の混乱に乗じて、攻め入ろうとするかも知れない。
あなたの役目は、しばらくは、この国の強さをアピールすることね。
光の皇子を使って」

「嫌だよ、何で僕が「建国宣言」しなきゃいけないの?
折角旅が始められたのに、そんなことしたら、またここで閉じ込められちゃうだろ」
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