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博打と懺悔と生活魔法
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「私は、剣士か戦士と組みたかったのよ、何でこうなったのかしらね。あなたのスキルと関係有るのかしら?
それと… 自分で宿はとってね。」
何か全て読まれてるみたいだ。
ラビが微笑みを送って来た。もう彼女の元には戻れない。エリエールは宿六暮らしを見透かしていたのか。
「今日は、ここ迄で解散して、明日朝また会おう。」
質問には答えずに、話を変えた。
ちょっと、スキルで惚れさせてとかズルかったとは思うが、女の勘って もうスキルレベルだ。
騙してる訳じゃあないんだ。あの娘にとっても得になるはずだと自分に言いわけをした。
エリエールと別れてから、軍資金稼ぎにギルドとはまた別の酒場に行き、カードゲームを始めた。
これ迄は、悪目立ちしたくないので、適当に負けたりしてたが、今日はガッツリ稼がして貰った。
神様、そして運の精霊ルー ありがとう
相手の持ち金を全て巻き上げてしまった
「最後にもうひと勝負だ 俺はこの剣をかける」
目の前の剣士はすごい気迫をぶつけてくる。
「でも、そりゃまずいんじゃ。
剣さえ有れば、あんたはモンスター倒して稼げるんだろ。その剣を失うかもしれないんだぞ!」
「ふん!人の心配などしてる場合か!
お前は、俺の負け分を全部賭けろ!
勝ち逃げは許さない。 嫌だと言うなら…」
予想はしてたが、大勝ちするとろくな事がない
今にも斬りかかるぞ と剣に手をかけてるじゃん
「わかった。わかった。わかりました。やりましょう。」
ルー運を一つ使ってくれ!
「ルールルルー 容赦無いわね
今日は、わざと負けたりしないのね」
「考えがあるんだ」
勝負はもちろん、俺が勝って
「ちくしょう 持ってけ!」となり
相手は剣を投げてよこした。
彼は大きくため息をつくと「又 やっちまった」と独り言をつき。酒場から出て行った。
俺は彼の後を追い、二人だけになったタイミングで
「俺はロイだ、君は?」
「エリックだ。
なんなんだ、お前!ついてくんなよ!
お前の顔なんか見たくねぇ。殴るぞ!」
「ほらよ」
俺は剣をエリックに投げて渡した
「何だよバカにしてるのか!
賭けは俺の負けだ!
これはもうお前の物だ!」
「いや エリック。君の剣はちゃんとここに有るよ。」
腰にさした剣に手をかけて見せる。
「何? そんなわけないだろ。自分の剣だ、触っただけでわかる。鞘の柄も、剣の刃こぼれも。間違いない、これは俺の剣だ!」
「こっちが君の剣だよ。君が持ってるのは、俺の能力で作ったコピーさ。
コピーでも性能はオリジナルとまったく変わらないから、今まで通りに使ってくれ。
一つだけ剣を渡す条件として、俺のこの能力は、他言無用でたのむ」
「他言無用 それだけでいいのか?
俺にばかり都合のいい条件のようだが」
「ははは でも金は返さねえよ。またな」
エリックに背を向けた
「ルールルルー 善行により運ポイント一つ増えます🎵」
そうだ!つまらないと言われた男が、面白い人生をこれから、歩むんだ!
懐が温まったので、これで安宿に泊まれる。
ラビには、世話になったなあ、罪な男だよな
まさか俺がこんな生き方をするなんてな
つまらない男って、前世で妻に捨てられたヤツにこんなスキルか……
面白いことを神様は考えるなぁ
宿にチェックインする頃には、もう疲れが限界だ、昨夜はラビと…でほとんど寝てないし、今日は今日で色々合った。
ベッドに倒れこむと、すぐに
ピコン
神様メモが来た合図だ!
めんどくさいから、明日にでも見ればいいか。
ピコンピコン
やっぱ、どうしてもすぐ見ろってか?
「エリエールは、大化けするぞ スキルにエリートもあって、魔法は全属性持ってるレアだ」
へえ~ ラビの人をみる目は凄いな
ラビの事を考えたら、未練がましい思いが沸いてきて、気がつくと涙が出ていた。
俺じゃあ、ラビを幸せに出来ない。俺は能力で縛って彼女を食い物にしたヒモ男だ。
別れるのが、ラビにとって一番いい事なんだ。
自分にいい聞かせて、眠りについた。
翌朝、ギルドの開く時間に行くと、すでにエリエールが、待っていた。
「所で、君の戦闘力とか、教えてくれない?」
「戦闘?バッカじゃないの?私は戦わないわよ」
「火の玉を打つとか、風で切り裂くとか、雷を落とすとか、水で、土でとか無いの?」
「説明するより、見せた方が早そうね」
そう言うと、エリエールは、手の上に火の玉を作り出してそれを投げた。
それを見て周囲でざわつく人もいたが、火の玉は1メートルを過ぎたあたりから、徐々に小さくなり消えて行った。
「まあ、他の魔法もだいたいこんな感じよ。
バイトで、生活魔法は色々使ってたから、得意よ」
「生活魔法って?」
「魔法を生活に役立てるのよ。そんなことも知らないの?
火の魔法に風の魔法をブレンドして、髪を乾かしたり。
水の魔法で汚れた服を綺麗にしたりするの
こうしてね クリーン!」
「ロイ あなたちょっと臭かったから、綺麗にしてあげたわ」
「あ ありがとう。確かにさっぱりしてる。
所で、何で昨日は壁際でずっと立ってたんだ
よってくヤツ皆に声も出さずに首振ってたろ」
「だって!みんな臭いんだもん!汗臭くて、男臭くて!だからはじっこで、自分の周りに微風で防いでたのよ」
戦闘ってことでは、使えないか
はぁ~
俺も戦闘向きじゃないし
おー神様
面白がってんな~
アンタには、娯楽でも、こっちは生死がかかってるんだ!
ピコン
「そこを何とかするんだな」
それと… 自分で宿はとってね。」
何か全て読まれてるみたいだ。
ラビが微笑みを送って来た。もう彼女の元には戻れない。エリエールは宿六暮らしを見透かしていたのか。
「今日は、ここ迄で解散して、明日朝また会おう。」
質問には答えずに、話を変えた。
ちょっと、スキルで惚れさせてとかズルかったとは思うが、女の勘って もうスキルレベルだ。
騙してる訳じゃあないんだ。あの娘にとっても得になるはずだと自分に言いわけをした。
エリエールと別れてから、軍資金稼ぎにギルドとはまた別の酒場に行き、カードゲームを始めた。
これ迄は、悪目立ちしたくないので、適当に負けたりしてたが、今日はガッツリ稼がして貰った。
神様、そして運の精霊ルー ありがとう
相手の持ち金を全て巻き上げてしまった
「最後にもうひと勝負だ 俺はこの剣をかける」
目の前の剣士はすごい気迫をぶつけてくる。
「でも、そりゃまずいんじゃ。
剣さえ有れば、あんたはモンスター倒して稼げるんだろ。その剣を失うかもしれないんだぞ!」
「ふん!人の心配などしてる場合か!
お前は、俺の負け分を全部賭けろ!
勝ち逃げは許さない。 嫌だと言うなら…」
予想はしてたが、大勝ちするとろくな事がない
今にも斬りかかるぞ と剣に手をかけてるじゃん
「わかった。わかった。わかりました。やりましょう。」
ルー運を一つ使ってくれ!
「ルールルルー 容赦無いわね
今日は、わざと負けたりしないのね」
「考えがあるんだ」
勝負はもちろん、俺が勝って
「ちくしょう 持ってけ!」となり
相手は剣を投げてよこした。
彼は大きくため息をつくと「又 やっちまった」と独り言をつき。酒場から出て行った。
俺は彼の後を追い、二人だけになったタイミングで
「俺はロイだ、君は?」
「エリックだ。
なんなんだ、お前!ついてくんなよ!
お前の顔なんか見たくねぇ。殴るぞ!」
「ほらよ」
俺は剣をエリックに投げて渡した
「何だよバカにしてるのか!
賭けは俺の負けだ!
これはもうお前の物だ!」
「いや エリック。君の剣はちゃんとここに有るよ。」
腰にさした剣に手をかけて見せる。
「何? そんなわけないだろ。自分の剣だ、触っただけでわかる。鞘の柄も、剣の刃こぼれも。間違いない、これは俺の剣だ!」
「こっちが君の剣だよ。君が持ってるのは、俺の能力で作ったコピーさ。
コピーでも性能はオリジナルとまったく変わらないから、今まで通りに使ってくれ。
一つだけ剣を渡す条件として、俺のこの能力は、他言無用でたのむ」
「他言無用 それだけでいいのか?
俺にばかり都合のいい条件のようだが」
「ははは でも金は返さねえよ。またな」
エリックに背を向けた
「ルールルルー 善行により運ポイント一つ増えます🎵」
そうだ!つまらないと言われた男が、面白い人生をこれから、歩むんだ!
懐が温まったので、これで安宿に泊まれる。
ラビには、世話になったなあ、罪な男だよな
まさか俺がこんな生き方をするなんてな
つまらない男って、前世で妻に捨てられたヤツにこんなスキルか……
面白いことを神様は考えるなぁ
宿にチェックインする頃には、もう疲れが限界だ、昨夜はラビと…でほとんど寝てないし、今日は今日で色々合った。
ベッドに倒れこむと、すぐに
ピコン
神様メモが来た合図だ!
めんどくさいから、明日にでも見ればいいか。
ピコンピコン
やっぱ、どうしてもすぐ見ろってか?
「エリエールは、大化けするぞ スキルにエリートもあって、魔法は全属性持ってるレアだ」
へえ~ ラビの人をみる目は凄いな
ラビの事を考えたら、未練がましい思いが沸いてきて、気がつくと涙が出ていた。
俺じゃあ、ラビを幸せに出来ない。俺は能力で縛って彼女を食い物にしたヒモ男だ。
別れるのが、ラビにとって一番いい事なんだ。
自分にいい聞かせて、眠りについた。
翌朝、ギルドの開く時間に行くと、すでにエリエールが、待っていた。
「所で、君の戦闘力とか、教えてくれない?」
「戦闘?バッカじゃないの?私は戦わないわよ」
「火の玉を打つとか、風で切り裂くとか、雷を落とすとか、水で、土でとか無いの?」
「説明するより、見せた方が早そうね」
そう言うと、エリエールは、手の上に火の玉を作り出してそれを投げた。
それを見て周囲でざわつく人もいたが、火の玉は1メートルを過ぎたあたりから、徐々に小さくなり消えて行った。
「まあ、他の魔法もだいたいこんな感じよ。
バイトで、生活魔法は色々使ってたから、得意よ」
「生活魔法って?」
「魔法を生活に役立てるのよ。そんなことも知らないの?
火の魔法に風の魔法をブレンドして、髪を乾かしたり。
水の魔法で汚れた服を綺麗にしたりするの
こうしてね クリーン!」
「ロイ あなたちょっと臭かったから、綺麗にしてあげたわ」
「あ ありがとう。確かにさっぱりしてる。
所で、何で昨日は壁際でずっと立ってたんだ
よってくヤツ皆に声も出さずに首振ってたろ」
「だって!みんな臭いんだもん!汗臭くて、男臭くて!だからはじっこで、自分の周りに微風で防いでたのよ」
戦闘ってことでは、使えないか
はぁ~
俺も戦闘向きじゃないし
おー神様
面白がってんな~
アンタには、娯楽でも、こっちは生死がかかってるんだ!
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