遊び人ロイはハーレムスキル

烏帽子 博

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セカンドステージ

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ダンジョンでの戦闘でもそうだが、スキルを使っての戦いは、さほど自分の体力は消耗しない。

ラビやミーナは、あのくらいなら、ぶっ続けで、いつまでもやれるそうだ

エリエールは、ほとんど観客だったから元気だ

ダンジョンからの帰り道
「そう言えば解説のラビさん、俺の前世の知識、どうやって調べたんだ。」

「ああ、あれな あれは神様からのギフトだ、ロイと別れてた時に、自分で慰め切れないから、神を恨んだんた。そしたら、暇潰しにどうぞって、これをくれたんだ!」

おっぱいに手を入れて出して見せたのは
「異世界古書店」と書かれた袋だった
その袋から日本のマンガを取り出して見せた。

「えー すごーい面白そう それ見せて~」
「私も見たいにゃん」

そういうことだったのか、でも鉄人28号ってのは未だしも、「ちょっちゅねー」はマンガじゃないのによく出てきたなぁ

エリがマンガ読みながら何かぶつぶつ言ってる。
「黄昏よりも昏きもの
血の流れより紅きもの…」

「止めろ お前魔法使いだろ!」

「ドラグスレイブ!」
ちゅドーン

「山が半分消えたにゃん」
「ほう 凄い破壊力だな」

「エリは今後音読禁止。そのマンガは、禁書に指定します。
危ない、危ない。」

「ミーナ お前も止めろそれは…」

ミーナは中腰になり、はすに構えて
「カメハメ ニャー」

ズドドド ドカァァァン

「山の残りが無くなったわね」
「破壊力的には、互角だな」

「ミーナも禁止、ヒーロー書物は禁書にします」

ギルドに討伐報告に行き、そのまま食事をすることにした。
周りの他の冒険者の話題は、ダンジョン近くの山が突然消えたことが主だ。

部屋に戻ってからも、賑やかだ
「順番決めるにゃ」
「じゃんけんがいいな」
「だめよそれ、ラビさんとミーナちゃんの動体視力と反射神経、ずるされても私分からないもん!」
「くじ引きにするにゃ」


「やったー 私一番」エリが服を脱ぎ始める
「二番か!」ラビも背中のジッパーを下ろしだす
「三番にゃん」ミーナは爪を噛んでる


おおおー 神様!
スキル 絶倫 スゲー
ベーダー卿が疲れ知らずだ。
戦闘では、お豆さん扱いだが、ベッドの上では、俺が主だ

「もう一周いくぞ!」
「五周して、まだ行くの、私パス1」とエリが言うと
「私もパスだ」とラビが続く
「最後のにゃんにゃんは、ミーナだにゃん」
「どうぞ どうぞ」


もう外はとっくに明るくなっていた。

「今日は無理」と皆に言われて、1日休養に当てた。


レベルアップに関しては、エリエールのエリートスキルのお陰で順調だ
エリートスキルは、経験値が10倍手に入るスキルで、パーティー全体に効果を発揮する。

一度のダンジョン探索でも皆ずいぶんレベルアップした。

翌日朝食の時
「ロイは、これからどうしていきたい?ダンジョンマスターか?一国の王か?
どんな道のりを考えている?」ラビが切り出した。

「奴隷制度を何とか無くしたいんだ!そりゃ王になれりゃ出来るだろうけど、国を相手にケンカ売るのは大変だしな」

「奴隷狩りを全部潰すのはどうにゃ」

「ミーナのそうしたい気持ちは解るわ。でもそれだと、冒険者同士で戦うことになるから、私たち犯罪者になっちゃうわ。そしたら、奴隷狩り以外の冒険者や、国の兵隊も敵に回すことになるわよ。止めといた方がいいわ。」
とエリエールが言う

ラビが
「自治区はどう?この国の中には、エルフの里やドワーフの里といった、正式には村としては認めてないが、ある程度の自治を認められている所がある
まずそこを見習って見たらどうだろう」

「ロイが、エルフって聞いた時に、嬉しそうな顔したにゃん。何人かさらって来れば、たまに休めるにゃん❤️」

「さらっちゃダメだろ!それにそんなに嬉しそうな顔なんか…」

「してたわ」
「してたな」
「してたにゃん」

「……なんもいえねぇ
所で エルフの里 行くにしても、どこに有るんだ?」

「誰も知らない場所って言うわよね」

「でも、山で遭難した人が、エルフに助けられて帰って来た話があるぞ」

「ミーナもその話聞いたことあるにゃん。西の大森林で、エルフが人族助けたってそうにゃ」
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