遊び人ロイはハーレムスキル

烏帽子 博

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エリの金さん

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クリネによると、「水の杖」というエルフの宝が、カンタとその子分に盗まれたそうだ。
「水の杖」は森に降る雨を調製し、土砂災害から守ったり、平地を干ばつにならないようにするもので、いつも祭壇に祭られていたそうだ。

その日は、月に1度「水の杖」を祭壇から下ろして、川の水に浸ける「川の流れのように」という儀式があって、クリネックスが担当だったそうだ。

いつもは「見えないベール」をかけて行うのが、うっかり忘れてしまい。カンタ
たちに見られてしまった。
慌てたクリネックスは、杖を放して川に流してしまった。そこをカンタに拾われ奪われてしまった。

エルフは、幻術と回復は、得意だが戦闘力は無いため、奪い返す事が出来なくて困っていたそうだ。

「それで、カンタの根城は、わかってるの」

「はい、森の縁に沿って1日歩いたあたりに、祠が有ってその中にアジトが有ります。その近くは魔物もよく出てきます」

「わかった、それで「水の杖」を取り返したらどうすればいい」

「森の入口から1km程中に入って行くと、霧に覆われた湖が有ります。
そこで、この笛を吹いて下さい。
私がお迎えに参ります。」

クリネックスと一旦別れて、薬草を買いに道具屋にいった。

ラビがイメチェンだと言って
レースのビスチェを買い
ミーナは踊り子の服を買った
エリエールも黒のランジェリーにガーターベルトにピンヒール

三人とも ほぼほぼ裸だ
俺はラビに下着もつけるよう懇願した

「じゃ出発だー」

「魔物片付けながらいくの、めんどくさいわよね」とラビが言い出すと

「私は杖に乗って飛んでくから、なんでもいいわよ」とエリエールがこたえた

「ミーナも歩くのめんどくさいにゃん
皆で、ロイの絨毯に乗るにゃん」

そんなわけで、何の魔物とも会わずに祠の入口まで着いた。

祠の中はダンジョンになっていた
最初の分岐に来たときに、念のため
「ルー 運を一つ使ってくれ」

「ルールルルー お久しぶりね❤️」

俺は木の枝を使って、倒れた方向に行くことにした

帰り道が解るようミーナに爪で壁に傷をつけるよう指示した。

ミーナが「確実にはマーキングなのにゃ でもミーナ恥ずかしいにゃ」

「みんな見ないようにするから、それも頼むよ」

「お互い裸なんか、散々見てるじゃないか、なにを今さら恥ずかしがってる」とラビが言うと

「マーキングは、恥ずかしいのにゃ
お願いにゃ~」

「ラビ、後ろ向いてあげようよ」

「見てるからにゃ 振り向いたらだめだからにゃ!」

ダンジョン内では何度か魔物がでてきたが、3人が戦う出番を決めて、全て一人瞬殺した。
もう三人ともに、めちゃくちゃな強さだ。

ダンジョン歳奥には小部屋が合った
ラビがドアをノックして
「カンタさん いる~?」と声をかける。

ドアが開き「何だお前たち!今日は女呼んでるなんて聞いてないぞ」

そりゃそう思うよなぁ、子分その1
エロ目で女たちを見てる

「さぁ行きましょう」「いくのにゃ」
半裸の女に挟まれて歩かされてる

隣の部屋のドアを開けると
「親分、すみません、この女たちが、親分に会わせろと」ガチッと両脇を固められてる 子分その1 が口をきった

エリエールが、ずいっと前に出て
「あんたが カンタ?」

「そうだ、俺がカンタだ! ご奉仕に来たのかい? だったら今は用なしだ。」

エリエールは、いつの間にか取り出したムチで床を、パシンと叩いて
「あんたのやったことは、ずるっとまるっとお見通しだ!川でエルフから杖をかすめ取っただろうが。それをこっちによこしな。素直によこせば、お尻ペンペンで許してやる」と言って、床をもう一度ムチで叩いた

「威勢のいいお嬢さんだなぁ、そのムチで叩こうってか、俺はそっちの趣味は無いぜ、それに、いきなりやって来て「杖をよこせ」はないだろう、金出すから譲ってとか、体で払うとかないのか?
渡さなきゃ殺すのか?それじゃあそっちが盗賊だろ。
俺は確かに川で杖を拾ったが、返して欲しいとも、何とも言わずにエルフは消えたんだ。
まっとうな盗賊にエルフが宝物をくれたと思って、今も祭壇作って、大切に飾って有るんだ。」

「な! アンタ意外といいヤツだな」
おいおいエリ、丸め込まれてるぞ!
どうするんだ?

エリはブラの紐をずらすと片方のおっぱいを出して半身になった
「お前らの悪事はこのおっぱい桜が見届けた。
おしらすで、同じことが言えるかな」

「ロイ こいつらふんじばって 奉行所にいくぞ」

論破されてキャラ変わったな

カンタは無抵抗で捕まり、子分も抵抗しないので、放置した

「何か変な展開だなぁ」
「エリちゃんが張り切ったからな」
「ミーナ退屈だったにゃん」

後ろ手に縛ったカンタを絨毯に乗せ
エルフの里に向かった。

エリエールは、考えがあるそうで先に飛んでいった。

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