遊び人ロイはハーレムスキル

烏帽子 博

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殺せ

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ミニスカ軍服のラビ
「ロイ、今日の相手は私だ
前に言ったように、ロイの「気」の大きさは、私たちの比じゃない。
ミーナとの勝負に勝った時点で、私より戦闘能力は高いはずだ。
しかし、実戦では何が起きるかわからないぞ。」


合図も何も無いまま
ラビは、いきなり俺の首に剣を突き立ててきた。
身体強化と「気」を纏っていたから、ダメージはなかった。
次の瞬間砂塵をあげて、姿が見えなくなった。

ラビの気配を感じて、振り返ろうとした時に、背中に強い痛みを感じた。
ラビの剣が貫通して胸から突き出ているのを見て、意識を失くした。



復活して立ち上がると、ラビは正面に立っている。
剣撃の「気」が飛んでくる。
俺は「気」を盾にして受け止めようとした。
ラビの「気」は盾に当たる寸前、左右ふたてに別れて、盾を回り込み俺に炸裂した。
次の瞬間脇腹をバッサリ斬られ、俺は倒れた。


復活して立ち上がる
今回もラビは正面に立っている

ラビより先に「気」を撃つ
ラビが撃ち返して2つの「気」は爆発して消える
ラビが飛び上がると、ほぼ同時に俺も飛び上がった。

空中でつばぜり合いをニ合したがキックを腹にくらい、背中が丸くなった所を刀の束で、叩かれた。
俺は地面に落ちたが、それを追うように、「気」の雨が落ちてくる。
俺は「気」のドームを作ると、バリバリと音をたてて爆発している
音が止んで爆煙が薄れると
頭上にどでかい「気」の玉ができている。
ヤバい!と上に意識がいったとき。
突然現れたラビにバッサリと胴を斬られ、倒れた。

再び復活して立ち上がると
先程のどでかい「気」の玉がそのまま頭上に浮いている。
ラビが左手を腰にあて、右の人差し指をクィックィッと曲げて、こっちに来いと合図してくる。
ブーストをかけた上で、腕の「気」も増やす。
目前で、ラビの姿が残像だと気づいた。横に跳ねると、やはりラビが斬りかかって来ていた。
上に浮いている玉を気にしながら、左右にコースを変えて走り回りながらラビを探す。
ラビを見つけた。
仕留めるのではなく、足止めや目眩ましのつもりで、「気」の玉を連発して撃ち続けて追う、あたりは砂塵でもうもうだ。
ラビが飛び上がった
俺も飛び上がった
そこに、あのでかい玉があった。
俺は、バラバラに飛び散った。

俺は復活と同時に飛び上がった。
これまでより分厚く「気」を纏った
そしてもっと厚く、しかも蜘蛛が巣を張るように、どこに何が来ても気づけるように。

ラビの「気」を感じた。
これまで目で追っていたのと違う感覚がある。
すぐに先回りを考えながら、飛び回る。
アチコチに「気」のトラップが有るが、当たってもダメージは無いので気にせずラビの事だけを追う。

ラビのスピードにも慣れてきた。
もう速さ負けもしない。
捕まえられると思った時に、ラビが斬りつけてきた。上に払うと、横に薙いできた、今度は受け止めて、剣を握った。
俺は蹴りを予想してたが、そうではなかった。
剣先から、細く強く集束された「気」が発射され、一点を突いてきた。
俺の纏った分厚い膜も突き破った。
ラビはそのまま剣を押し込み、俺はまた絶命した。

次に俺が復活した時
「それがロイの本気か?
本気で私を殺しにきてるか?
少しずつ上達は、しているが、私の攻めの受け方だけだな。
やられたら、本当に死ぬと思って、私を殺しに来い!」

見抜かれてる。
ラビは、俺の大切な人だ。殺すって気持ちになりきれて無いのを、読まれてる。
だけど、ここまでしてくれたラビ相手の戦いに、全力で行かなきゃ失礼だ!

俺は一気に「気」を膨らませた。

「そうこなくちゃ」ラビも「気」を膨らませた。

勝負は一瞬でついた。
ラビの打ち込む剣を無視して、俺はパンチを撃ち込んだ

「それでいい」と一言残して、ラビが倒れた。



「ねぇロイ エリにしたみたいに
「気」の波長私に合わせて、混ぜてみて」

その夜のラビは、やはりいつもと違っていた。

「やっぱり いい 凄い
私のことが 一番好きって 言って!」

「ラビが一番 うっ イク!」

「一番何?」

「おっぱいがデカイ」

「ロイのバカ!」

あぶねぇー
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