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第1章
オークの◯◯◯
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クリスとララは、ダンジョン『魔の森』下層の循環を始めた。
朝食後クリスの瞬間移動で下層に飛ぶ。
魔物狩りをして、瞬間移動で部屋に戻り、ルーシーさんのランチを食べる。
昼食後また下層に飛んで魔物を狩って、夕方には部屋に戻って、その後ギルドに行ってマインさんの所で換金の繰り返しだ。
そうして半月程経った夕食時。
2人が食事をしながら、そろそろダンジョンボスを倒そうかと相談していると、ルーシーさんがやって来た。
「あんたらさぁ ここしばらくの所部屋にこもりっきりで何してるんだい。
どれだけ蓄えが有るか知らないけど、いい若いもんがそれじゃあ駄目だよ
お天道様が出てる時間は働くんだよ。
いいかい わかったかい」
(ララ ぼくたち部屋から瞬間移動しているからずっと部屋に居ると思われてるんだね)
(瞬間移動のことは話せないよねどうする)
「黙ってないで返事は」
「えっ ああ はい」
「歯切れが悪いねぇ。ちゃんと返事もできないのかい」
「「はい」」
「できるじゃないか。明日からちゃんと働くんだよ」
「「はい」」
ルーシーさんの説教は、ここで終わり、彼女は満足げに戻って行った。
「ランチには、戻って来ない方がいいわね。」
「それもそうだけど、『行ってきます』と『ただいま』の挨拶もして、出入りしなきゃ」
2人は、黙ってしばらく考え込んだ
「そうだ。この手があるわ。」
ララは、はたと手を打った。
「なに なに 教えて」
「クリス あなた飛べるわよね。トワエさんみたいに。」
「えっ うん 多分だけど」
「わたしも一緒に飛べるかな。そしたら部屋の窓から出入りしてたことにすればいいでしょ」
「そっか~ その手が」
「バカ 声が大きいわよ」
「あー バカって言ったー」
「いいから、部屋に戻るわよ」
クリスとララは、「「ごちそうさま」」とルーシーに声を掛けてから部屋に戻った。
部屋に戻ると直ぐ、ララが窓を全開にした。
「ララ ここ2階だよ。初めてなんだからいきなりそんな。」
「バカね ダンジョンに行って練習よ
窓から出たことにするなら、窓開けとかないとダメでしょ」
「あー またバカって言ったー」
「いちいちそこ拾わないの。
さっさと行きましょう」
ララは、いつものようにクリスの腕に組みついた。
クリスは、ララの胸の感触にニヤつきながら瞬間移動をした。
ダンジョン下層に2人が降り立つと一陣の風が吹いた。
「うわっ いやーん」
ララのスカートがめくれ上がった。
「ララ 今日はイチゴパンツなんだ」
「バカ すけべクリス」
クリスの頬に手の跡がついた。
「ララ 酷いよ叩くなんてー」
「私のスカートめくったじゃない」
「ぼくじゃないよ」
「うそ クリスが魔法でやったんでしょ」
「違うよ、本当にぼくはやってないよ」
「ふぅ~ん でもわたしのパンツ見たんだから有罪」
ララは胸の前で手をクロスして☓印をしている。
「そりゃないよ~」
「さぁさぁ飛ぶ練習しなさいよ。」
「ちょっと待ってよ、順番にやらないと
トワエさんが見せてくれたのって、ちゃんとやりやすい順番に思えるんだ。」
「適当な言い訳して、私のスカートをめくりたいんでしょ」
「今日は、もういいよ。」
「なによそれ」
「イチゴは、もう見たし」
「知らない」
ララはプイッと後ろ向きになった。
「ララ 空気砲やるから見ててよ」
「やだ」
「チェっ 怒りんぼ」
「ふん」
クリスは、近くの草むらに向かって『空気砲』を撃ってみた。
ララのそばの草が次々寝かされては起き上がっていく。
(一応成功したみたいだな)
「クーリースー」
ララの目がおこ 三角になってる
(えっ ぼく なにか悪いことしたの)
ララは両手をグーにしてズンズンとクリスに向かって歩いてくる。
「何も私のこと的にしなくてもいいじゃない」
「的になんてしてないよ。実際当たって無いでしょ」
「たまたま外したんじゃ無くて?」
「大好きなララのこと的にするわけないじゃないか」
(ズッキューーン)
「それで、次は『かまいたち』だっけ」
「あれ?機嫌直ったの」
「私の服切り裂くのは無しよ。」
「もう、信用ないなぁ そんなことしないよ。」
「あっ」
ララの探知にオークが引っかかった。
「いたね 的になるやつ」
ほぼ同時にクリスも気づいた。
「斥候かな ソロだし、ちょうど良さそうね」
ララの同意で、2人は行動を開始した。
2人が接近するとオークは逃げだした。
しかしクリスやララは、あっという間に追いつく。
そしてララは余裕で先回りして剣を構えた。
仕方なく立ち止まったオークには焦りの表情が見える。
ついさっき迄オークの手に有った弓が無くなっている。
クリスがマジックトークで
(ララ 『かまいたち』オークに撃ちたいから
射線から逃げてね)
(了解 いつでもどうぞ)
クリスが右に回り込む
オークもクリスの動きに気づいたのか、左に逃げようとした。
(クリス 早く撃って)
クリスの手から『かまいたち』が発射された。
ララは、それを確認してから余裕で回避行動をとった。
『かまいたち』は、下草を刈りながら進みオークの背中に命中して霧散した。
オークの体は切り刻まれ、全身傷だらけだがまだ軽症だ。
『突風』
かまいたちで既にボロボロだったオークの腰蓑が舞い飛んだ。
「キヤー」ララが悲鳴をあげた。
ララの視線はオークの下半身をとらえていた。
(ララ大丈夫 どうしたの)
クリスはマジックトークをララにおくった。
ララは、両手で顔を覆っているが、指の間からオークをガン見している
(凄く大きいわ。体が大きいから、あそこも大きいのかな。クリスのはどうかしら)
ララは、無意識でクリスに返信してしまった。
(えっ ぼくのなに)
ララは、マジックトークを送ってしまったことに気づいた。
(はわわわわ 次 いいから次のやりなさいよ)
『暴風』でオークを木に叩きつけて
『竜巻』でその体を宙に巻き上げた
オークは地面に叩きつけられながらも、まだ息がある。
クリスは、小石を拾って魔力を纏わせる。
小石は、クリスの手を離れグングン加速し、オークの胸を貫いた。
オークは、魔石を残して、消えた。
「全く変なもの乙女に見せないでよ」
ララのつぶやきは、クリスには届かなかった。
「えっ 今なんか言った」
「なんでもない」
ララはオークの魔石をクリスの方に蹴り飛ばした。
朝食後クリスの瞬間移動で下層に飛ぶ。
魔物狩りをして、瞬間移動で部屋に戻り、ルーシーさんのランチを食べる。
昼食後また下層に飛んで魔物を狩って、夕方には部屋に戻って、その後ギルドに行ってマインさんの所で換金の繰り返しだ。
そうして半月程経った夕食時。
2人が食事をしながら、そろそろダンジョンボスを倒そうかと相談していると、ルーシーさんがやって来た。
「あんたらさぁ ここしばらくの所部屋にこもりっきりで何してるんだい。
どれだけ蓄えが有るか知らないけど、いい若いもんがそれじゃあ駄目だよ
お天道様が出てる時間は働くんだよ。
いいかい わかったかい」
(ララ ぼくたち部屋から瞬間移動しているからずっと部屋に居ると思われてるんだね)
(瞬間移動のことは話せないよねどうする)
「黙ってないで返事は」
「えっ ああ はい」
「歯切れが悪いねぇ。ちゃんと返事もできないのかい」
「「はい」」
「できるじゃないか。明日からちゃんと働くんだよ」
「「はい」」
ルーシーさんの説教は、ここで終わり、彼女は満足げに戻って行った。
「ランチには、戻って来ない方がいいわね。」
「それもそうだけど、『行ってきます』と『ただいま』の挨拶もして、出入りしなきゃ」
2人は、黙ってしばらく考え込んだ
「そうだ。この手があるわ。」
ララは、はたと手を打った。
「なに なに 教えて」
「クリス あなた飛べるわよね。トワエさんみたいに。」
「えっ うん 多分だけど」
「わたしも一緒に飛べるかな。そしたら部屋の窓から出入りしてたことにすればいいでしょ」
「そっか~ その手が」
「バカ 声が大きいわよ」
「あー バカって言ったー」
「いいから、部屋に戻るわよ」
クリスとララは、「「ごちそうさま」」とルーシーに声を掛けてから部屋に戻った。
部屋に戻ると直ぐ、ララが窓を全開にした。
「ララ ここ2階だよ。初めてなんだからいきなりそんな。」
「バカね ダンジョンに行って練習よ
窓から出たことにするなら、窓開けとかないとダメでしょ」
「あー またバカって言ったー」
「いちいちそこ拾わないの。
さっさと行きましょう」
ララは、いつものようにクリスの腕に組みついた。
クリスは、ララの胸の感触にニヤつきながら瞬間移動をした。
ダンジョン下層に2人が降り立つと一陣の風が吹いた。
「うわっ いやーん」
ララのスカートがめくれ上がった。
「ララ 今日はイチゴパンツなんだ」
「バカ すけべクリス」
クリスの頬に手の跡がついた。
「ララ 酷いよ叩くなんてー」
「私のスカートめくったじゃない」
「ぼくじゃないよ」
「うそ クリスが魔法でやったんでしょ」
「違うよ、本当にぼくはやってないよ」
「ふぅ~ん でもわたしのパンツ見たんだから有罪」
ララは胸の前で手をクロスして☓印をしている。
「そりゃないよ~」
「さぁさぁ飛ぶ練習しなさいよ。」
「ちょっと待ってよ、順番にやらないと
トワエさんが見せてくれたのって、ちゃんとやりやすい順番に思えるんだ。」
「適当な言い訳して、私のスカートをめくりたいんでしょ」
「今日は、もういいよ。」
「なによそれ」
「イチゴは、もう見たし」
「知らない」
ララはプイッと後ろ向きになった。
「ララ 空気砲やるから見ててよ」
「やだ」
「チェっ 怒りんぼ」
「ふん」
クリスは、近くの草むらに向かって『空気砲』を撃ってみた。
ララのそばの草が次々寝かされては起き上がっていく。
(一応成功したみたいだな)
「クーリースー」
ララの目がおこ 三角になってる
(えっ ぼく なにか悪いことしたの)
ララは両手をグーにしてズンズンとクリスに向かって歩いてくる。
「何も私のこと的にしなくてもいいじゃない」
「的になんてしてないよ。実際当たって無いでしょ」
「たまたま外したんじゃ無くて?」
「大好きなララのこと的にするわけないじゃないか」
(ズッキューーン)
「それで、次は『かまいたち』だっけ」
「あれ?機嫌直ったの」
「私の服切り裂くのは無しよ。」
「もう、信用ないなぁ そんなことしないよ。」
「あっ」
ララの探知にオークが引っかかった。
「いたね 的になるやつ」
ほぼ同時にクリスも気づいた。
「斥候かな ソロだし、ちょうど良さそうね」
ララの同意で、2人は行動を開始した。
2人が接近するとオークは逃げだした。
しかしクリスやララは、あっという間に追いつく。
そしてララは余裕で先回りして剣を構えた。
仕方なく立ち止まったオークには焦りの表情が見える。
ついさっき迄オークの手に有った弓が無くなっている。
クリスがマジックトークで
(ララ 『かまいたち』オークに撃ちたいから
射線から逃げてね)
(了解 いつでもどうぞ)
クリスが右に回り込む
オークもクリスの動きに気づいたのか、左に逃げようとした。
(クリス 早く撃って)
クリスの手から『かまいたち』が発射された。
ララは、それを確認してから余裕で回避行動をとった。
『かまいたち』は、下草を刈りながら進みオークの背中に命中して霧散した。
オークの体は切り刻まれ、全身傷だらけだがまだ軽症だ。
『突風』
かまいたちで既にボロボロだったオークの腰蓑が舞い飛んだ。
「キヤー」ララが悲鳴をあげた。
ララの視線はオークの下半身をとらえていた。
(ララ大丈夫 どうしたの)
クリスはマジックトークをララにおくった。
ララは、両手で顔を覆っているが、指の間からオークをガン見している
(凄く大きいわ。体が大きいから、あそこも大きいのかな。クリスのはどうかしら)
ララは、無意識でクリスに返信してしまった。
(えっ ぼくのなに)
ララは、マジックトークを送ってしまったことに気づいた。
(はわわわわ 次 いいから次のやりなさいよ)
『暴風』でオークを木に叩きつけて
『竜巻』でその体を宙に巻き上げた
オークは地面に叩きつけられながらも、まだ息がある。
クリスは、小石を拾って魔力を纏わせる。
小石は、クリスの手を離れグングン加速し、オークの胸を貫いた。
オークは、魔石を残して、消えた。
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「なんでもない」
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